こんにちは、ピゴスです🐧!
私はこれまでガソリンスタンドやディーラーなどで働きながら、整備士や営業マンとして多くの車とお客様に関わってきました。
このブログでは、そんな私の経験から得た「損しないカーライフ」のためのノウハウを、私のフィルターを通して発信しております。
さて、今回は車を長持ちさせ、快適なカーライフを送るために欠かせないメンテナンスの一つ、「エンジンオイル交換」についてです!
言葉はよく聞くけれど、
🤷「エンジンオイルって、そもそも何のためにあるの?」
👀「交換時期って、どれくらいが目安? メーカーや車種で違うって本当?」
🤔「節約のために、自分でオイル交換するのって、実際のところどうなんだろう…?」
そんな疑問をお持ちの、特に車に詳しくない方や初めて車を持つ方のために、
今回はエンジンオイルの「基本のキ」から、適切な交換タイミング、そして気になる「DIYでのオイル交換は本当にお得なのか?」という点について、
「損しない」ための考え方を分かりやすく解説していきます!
この記事を読めば、エンジンオイル交換の必要性がスッキリ理解でき、ご自身にとって最適な交換方法を見つけるヒントが得られるはずですよ😊
【知れば得する!?】エンジンオイル交換の重要性と失敗しない交換のノウハウ!
🔶エンジンオイルとは? まさに車の「血液」です!
エンジンオイルは、よく「車の血液」に例えられます。
人間にとって血液が生命維持に不可欠なように、エンジンオイルもまた、車が元気に走り続けるために、なくてはならない存在なのです。
単にエンジン内部を潤滑するだけでなく、実は様々な重要な役割を担っています。
🔶エンジンオイルの「5つの大切な役割」とは?
エンジンオイルが果たしている主な役割は、大きく分けて以下の5つです。
これを知ると、なぜ定期的な交換が必要なのかが見えてきますよ!
✅ 潤滑作用:エンジンの動きをスムーズに!
エンジン内部では、金属製の部品が高速で擦れ合っています。オイルはこれらの部品の間に油膜を作り、摩擦を減らして動きを滑らかにします。
✅ 密封作用:パワーをしっかり伝える!
エンジン内部のピストンとシリンダーという部品の間には、ごくわずかな隙間があります。オイルはこの隙間を埋めて気密性を高め、燃焼ガスが漏れるのを防ぎます。これにより、パワーロスを最小限に抑えています。
✅ 冷却作用:エンジンを熱から守る!
エンジンは燃焼によって高温になります。オイルはエンジン内部を循環しながら熱を吸収し、外部へ逃がすことで、エンジンがオーバーヒートするのを防いでいます。
✅ 洗浄作用:エンジン内部をキレイに保つ!
エンジン内部では、燃焼によってススや金属粉などの汚れ(スラッジ)が発生します。オイルはこれらの汚れを取り込み、エンジン内部をクリーンに保つ働きもしています。
✅ 防錆作用:エンジンのサビを防ぐ!
エンジン内部の金属部品が、水分などによって錆びてしまうのを防ぎます。
これらの大切な役割を担っているエンジンオイルも、使っているうちに汚れたり、熱が入ったりして性能が低下します。つまり、劣化していきます。
だからこそ、定期的な交換が必要になるのですね。
🔶オイル交換のタイミング、いつがベスト?【目安と注意点】
では、具体的にいつオイル交換をすれば良いのでしょうか?
これは、様々な要因によって変わってきます。
① 一般的な目安は?
よく言われるのは、「走行距離5,000km~15,000kmごと」または「半年に1回~1年に1回」というものです。かなり幅がありますよね。これは、あくまで大まかな目安です。
② メーカー推奨時期が基本!
一番確実なのは、あなたの車の「取扱説明書」を確認することです。
そこには、メーカーが推奨するオイルの種類や交換時期が明記されています。まずはこれを基本と考えましょう。
③ エンジンの種類によっても変わる!
- ターボ車:ターボ機構は高温になりやすく、オイルへの負荷も大きいため、交換サイクルが短めに設定されていることが多いです。
- ハイブリッド車:エンジンの始動・停止が頻繁だったり、エンジンがあまり稼働しない期間があったりするため、メーカー推奨の時期を守り、ハイブリッド機構に適したオイルを選ぶことが大切です。
- 軽自動車:常用回転数が高めになる傾向があるため、オイルへの負担が大きくなりがちです。こまめな交換が推奨されることが多いです。
④ 純正オイルと社外オイルの違いも考慮
取扱説明書に書かれている交換時期は、基本的に「純正オイル」を使用した場合の目安です。
もし、カー用品店などで市販されている「社外オイル」を使う場合は、そのオイルの性能に合わせて交換時期を調整する必要が出てくることもあります。
初心者の方や、よく分からないという方は、無理せず純正オイル(または純正同等スペックのオイル)を選び、メーカー推奨の交換時期を守るのが一番安心で「長期的に損しない」方法です👍
🔶節約のために「自分でオイル交換」するのはアリ?
🤔「オイル交換って、自分でやれば安く済むんじゃないの?」
そう考える方もいらっしゃるかもしれませんね。確かに、DIYでオイル交換をすることには、いくつかのメリットがあります。
✅ オイル交換を自分でするメリット
- 費用を抑えられる(主に工賃分)
- 車に愛着が湧きやすい
- 車の構造やメンテナンスについて学べる
しかし、特に初心者の方にとっては、デメリットやリスクの方が大きいと私は考えています。
✅ オイル交換を自分でするデメリット
🌀 手間と時間がかかる!
安全に作業できる平坦な場所の確保や、天候にも左右されます。
🌀 工具の準備が必要!
ジャッキ、リジットラック(ウマ)、レンチ、廃油処理箱など、専用の工具を一通り揃える必要があります。
🌀 廃油の処理が面倒!
抜いた古いオイルは、適切に処理する必要があり、これが意外と面倒で、費用がかかることもあります。
✅ 失敗の責任は全て自分持ち! 大きな「損」に繋がる可能性も…
🌀 リスクが有る!
- オイルの選択ミス: 車に合わないオイルを入れると、エンジン不調の原因になります。
- 作業ミス: ボルトの締め付け不良によるオイル漏れ、オイルの入れ忘れ、入れすぎ…これらは、最悪の場合、エンジンが焼き付くなど、数十万円単位の高額な修理費用が発生する「大損害」に繋がる可能性があります!
つまり、車のことが好きで、趣味の一環として楽しめる方でないと、節約できるコストとリスクのバランスが合わないのです。
🔶私ならどこでオイル交換をする?【初心者の方へのおすすめ】
では、結局どこでオイル交換をするのが「損しない」賢い選択なのでしょうか?
【結論】車の知識に自信がない初心者の方や、手間やリスクを避けたい方には、やはり「プロにお任せする」のが一番です!
- 選択肢①:ディーラーメリット: あなたの車種の専門知識が豊富。純正オイル使用で確実・安心。整備記録もしっかり残してくれます。デメリット: 費用は高くなる傾向があります。
- 選択肢②:信頼のおける街の整備工場メリット: ディーラーより安価な場合が多く、親身に相談に乗ってくれることも。デメリット: お店によって技術力に差があるため、「信頼できるお店」を見つけるのが少し難しいかもしれません。
- 選択肢③:カー用品店やガソリンスタンドメリット: 手軽に利用でき、オイルの種類も選べます。デメリット: 作業の丁寧さやアドバイスの質に差があることも。任せきりにせず、使用するオイルなどはしっかり確認したいところです。
🔶【大切なこと】メンテナンスの履歴を残す!
どこでオイル交換をするにしても、「いつ、どんなオイルを、どれくらい交換したか」という「整備記録」をきちんと残しておくことが大切です。特にお店側が管理してくれるとベストですね。
これは、今後のメンテナンス計画を立てる上でも、将来車を売却する際にも役立ちます。履歴の重要性はこちらの記事も参考にしてみてください。
🔶まとめ:オイル交換は車の命綱!適切な時期に、信頼できる場所で!
エンジンオイル交換、車の健康を維持するための、本当に大切なメンテナンスです。
- エンジンオイルは車の「血液」!5つの重要な役割を担っています
- 交換時期は「メーカー推奨」が基本!車の種類や使い方でも変わります
- DIYでのオイル交換は、費用削減効果より「リスク」が大きい!特に初心者にはおすすめしません
- 安心確実なのは「ディーラー」か「信頼できる整備工場」で、整備記録も残しましょう!
😅「ちょっとくらい交換時期が過ぎても大丈夫でしょ?」
そんな油断が、愛車の寿命を縮め、結果的に大きな修理費用という「損」に繋がってしまうかもしれません。
ぜひ、今回のノウハウを参考に、適切なオイル交換を心がけて、あなたの愛車と長く、そして「損しない」お付き合いをしてくださいね!
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それでは、損しないカーライフをお過ごしください! ピゴス🐧











