こんにちは!ピゴスです!!
私はこれまでガソリンスタンド、中古車販売店、国産ディーラー、輸入車ディーラーで勤務してきました
その中で、時には整備士として車を修理し、時には営業マンとして車を販売し、自動車保険を募集するという経験を積み重ねてきました
また、1人のユーザーとして「いかに車をリーズナブルに大切に乗るか?楽しむか?」を追求してきた倹約家の車好きという一面もあります
その中で得た様々な経験を、私のフィルターを通して、執筆させていただいております
今回は「車を購入するときの値引きについて」を記事にします
この記事は基本的には中古車の購入をイメージして書いておりますが、新車にも転用できるテクニックが多々あります
そして、
「値引きをガンガンしたいんだよね!」
という方よりは、
「値引きは苦手…でもやっぱり少しでも安く買いたい」
そんな気持ちで車の購入を考えている方には、心に響く内容になるように心がけて書いておりますので、ぜひご覧くださいませ!
※買い叩くことが目的ではなく、相手にもメリットのあるできる範囲の「値引き」を引き出すお話です
みなさんにとって、1つぐらい心に残るポイントがあると嬉しいです
また、「今は買わないけど、いずれは車を買う」、「大がかりな修理を車屋さんに頼む」
そんな方にとっても役に立つ考え方になります
ただし、今回はズバッと短くお伝えしているので、
「この場合は?」、「私の場合は?」、「なぜそんなことを言うの?」ということがあったらコメント欄よりご質問くださいませ
※今はちょっと忙しい、あとで見返したいという方はブックマークしていただけると励みになります
①大前提1、値引きより大事なことは「車選び」
このブログに辿り着いてくださる方の多くが、中古車の購入や損しないための車購入を考えていらっしゃると思います
そこで、一番最初に一番大事なことを言います
「中古車では実は、値引きは重要ではないのです!!」
なんだ…値引きできないのか…とがっかりしないでくださいね😊
その理由は、そもそも値引きに頼らない「損しない中古車の購入」を目指しているから…になります
もちろん、新車でも同じです
自分の生活にあった、必要なサイズ感と、装備を備えた車を選ぶということが移動手段としての損しないカーライフを考えた時に大切になります
そして、中古車の場合は、最初から車の程度が良く、相場から逸脱しておらず、信頼できるお店から、信頼できる車を買うということが大事になります

なかなか信頼できるお店を見つけるのは困難ですが、信頼できる車を見つける方法はあります
そういった車はやはり人気の掘り出し物なんです
他の人も購入を狙っている可能性があります
そういった時に、悠長に「値引き」に時間を掛けているわけにはいかないんです
値引きをしなくても、十分にお得な車(損しない車)を見つけて、それを買うということが大前提になります
とは言え、バッチリな車がすぐに見つかるとも限りません
そこで、役立てるのが、これからお話しする「値引き」になります
値引きをすることで、ちょっと不満があった車を、満足のいく車へ近づけることができるかもしれません
そんなお役に立てる話をしていきたいと思います
②大前提2、スタッフさんと仲良くなる(できる範囲で)
私自身、そんなに人とすぐに打ち解けるのが得意とは、思っていません
なので、お店の方と友達みたいにすぐに仲良くなって、値引きを引き出しましょうとは言いません
しかし、相手も人なので、笑顔がない人や無表情で何を考えているか分からない人については警戒します
そこで、こちらから笑顔は、見せていきましょう
そして、値引きの話はすぐにしません
「スタッフさんの味方ですよ」という雰囲気づくりが大切です
・購入は前向きに考えていること
・いつぐらいに欲しいということ
・良い車があれば、買いたいこと
・分からないことが、多いのでぜひ教えて欲しいということ
こういうことを言われたり、聞かれたりすると、スタッフさんはやる気が出てきます
そこで、押し売り感が出てきちゃうスタッフさんでしたら、ちょっと距離を置いた方が良いです
また、自分のはフィーリングが合わないなという人とは、今後の付き合いも考えて、できればその人からは買わないようにしましょう
普通のスタッフさんは「お客さんが本気で考えていて、自分を頼ってくれている」と提案も流暢になってきます
つまり、結果的にスタッフさんを
「この人に車を買って欲しい」
「何とかこのチャンスをものにしたい」
と思わせることにつながります
こうなったらこっちのものです👍
すると、商談を成約へとクローズさせるために、向こうから値引きの話がやってきたり、こちらも値引きの条件が伝えやすくなります
できることなら、世間話なども交え、車のことの説明を受けたりしながら、車の購入の本気度を伝えていければ、良いですが、
最低限、「笑顔」と「買う気」と「頼ってる感」を出せば、合格です
それが相手に伝わり、商談も終わりに近づいたら、値引きの話もしやすくなるはずです
③スタッフさんにいつまでに買って欲しいか聞いちゃう!
①、②の大前提をクリア
欲しい車が見つかり、スタッフさんもなかなか良い人であり、「あとは値段だけかな?」と感じたら、使えるフレーズです
「○○さんは、いつまでに私が車を買ってくれたら助かりますか??」

営業スタッフさんは、基本的に販売した車を月末までに登録(ナンバーや車検証を発行)することで、営業成績になることが多いです
そこで、悩める営業さんのために、いつまでに購入したら嬉しいか、思い切ってこちらから聞いちゃうんです
すると、自分から直球で「値引き」ってワードを出して、交渉するよりもずっとやりやすくなります
もしかしたら、売れまくっているスタッフさんなら来月と言われることもあるかもしれませんが、
だいたいは登録の関係で「月の中旬」とか「できるだけ早く」とか「今日、明日」などと言われると思います
相手のやる気も高まってきたところで、
「無理を承知で聞いてもらっていいですか?○○円だったら買いたいと考えてます」
などと伝えてみましょう
これを伝えるためにもある程度、現実的なその中古車の相場観は事前に調べておく必要があります
その車の相場観として現実的な範囲で、欲しい車が「いくらになったら購入するか」という、ボーダーラインを決めておきましょう
もし、相場観が分からなかったら、支払総額の-5%ぐらいなら伝えても嫌味にならないと思います
④部品交換などでお願いしてみる
「③の作戦?」で、商談を進めて行って、それでもなかなか値引きがでない場合はあると思います
特に中古車は、お客様との価格のやりとりだけでなく、他社との価格競争もあります
つまり、もともと攻めた価格設定(利益が残りにくい価格)にしており、値引きをする余裕なんてないという場合もあるんです
そこで、値引きができないことで予算オーバーであったり、相場より高い車になってしまうのであれば、そもそも、その車は選ばない方がいいです
しかし、あとちょっとで決め手になるという場合は、納車前の部品交換などを最後にお願いしてみるのも、お互いにとって良い塩梅の商談成立となることがあります
例えば、
・タイヤを4本新品にして欲しい
・バッテリーを新しくして欲しい
・メンテナンスパックをサービスして欲しい(今後の入庫も見込めるので、お店にとってもメリットもある)
・ボディコーティングをサービスして欲しい
・ドラレコを付けて欲しい
・ETCを付けて欲しい
などなど、
もちろん言うだけタダと全部伝えたらダメですからね(笑)
スタッフさんも売る気をなくしてしまします
この中で、自分が必要とするもの、購入決定の落としどころとしてちょうどいいものを1~2個伝えてみましょう
最初はタイヤなど高めのものを伝えてみて、ダメならバッテリーやETCなど、違うものをお願いしてみてもいいかもしれませんね
⑤車庫証明の費用を相談する
この話は車庫証明を自分で取れる方に限ります
車庫証明はちょっとコツを掴めば、自分で簡単に取れますので、自分で行って手数料を安く済ませようと考えられる方もいらっしゃるかもしれません
私もその一人です😁
とは言っても、実は車庫証明の取得にもお店の都合(そこにも利益を見込んでいたり、月末までの登録のための段取りがあったり、コミュニケーションコストが増えたり)もあります
そこで、自分で行くことができるという方は、ここも値引きのポイントにしてみるというもありです
自分もタダじゃありませんからね
ポイントとしては、
①車庫証明は自分で取ってきたら無料になりますか?と聞いてみる←この際に、自宅なので簡単に取れることやいつまでに取得した書類をお店に届けるなど具体的な話をすると、相手も安心します
②「はい」と言われたら、自分で行き、「いいえ」と言われたら、ではその分、値引きできないか相談する
ちょっとお店にはかわいそうな言い方になりますが、自分でできることを、相手都合に合わせて、しかもお金を払うというのはちょっと微妙な話です
つまり、そこには値引きの可能性があるということになります
とは言っても、小さな額ですので、この辺りは無理にこちらの意見を通さず、オマケぐらいの形でやり取りした方が良いと思います
商談の最後の最後に、ちょっとあわよくば聞いてみるくらいの温度感がオススメです
「ずいぶんと細かい人だ」と思われてしまうと、今後、気持ちの良いサービスが受けられなかったり、当初もらえる値引きがもらえなくなってしまっていたり、するかもしれません
自分で行くのが大変な方や、希望の値段になっている方は、そのままの提示された価格で決めちゃっていいと思います
まとめ
以上の5個のポイントが、優しい気持ちで値引きを引き出すためには、大事になります
実のところ、色んなお店があり、色んなスタッフさんがいて、より具体的なテクニックや数字の話を、ここの記事ですることは難しいです
一方、値引きのためなには、相見積もりを取るという値引きの話もよく聞きます
しかし車の場合、相場観を知るためには役に立ちますが、あからさまにスタッフさんにそれを振りかざすと、相手(スタッフ)のお客様へのより良い提案の気持ちを削いでしまいます
もしくは、相手もプロですので、それを踏まえて値段で勝負してくる人には、最低限の値引きで勝負をしてくるかもしれません
そんなこともあり、私は相手のスタッフさんが気持ち良くなって、ついつい値引きをたくさんしてでも売りたくなっちゃうような作戦が好きです
精神と利益を削りあう値引き合戦より、できる範囲でお互いが気持ち良く商談できた方がいいですよね
車屋さんにも正攻法でしっかり稼いでもらわないと、巡り巡って私たちへのサービスが不透明になったり、質が下がったり、お店が潰れてしまったり、イイことがありません
良いお店、良いスタッフさんは応援する気持ちも持てたら、最高です!
今回の記事を、
・車は必要、でも締める所はしっかり締めて、損しないカーライフを目指す
・車の値引きがちょっと苦手
そんな方は、ぜひブックマークして、また車を購入するときなどに見返していただけたら嬉しいです
また、「今回参考になったよ!」という方は、気に入ったポイントなどを教えていただけたら幸いです
励みになりますし、今後の情報発信の参考にさせていただきます!
もし、逆にこの話を読んで、「なんか腑に落ちないな」という方は是非、コメント欄に疑問をぶつけてみてください
あなたの車の疑問を解決できるようにサポートしております
このブログ「ぺんぎんカーライフ」では、損しないカーライフを送るための記事を書いております
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それでは、損しないカーライフをお過ごしください ピゴス