こんにちは!ピゴスです!
こちらの記事は、私が過去に「車の質問」をいただいた経験をベースに編集して、紹介しております
ご質問は、本当にありがたいです!私も回答をする中で、新たな気付きをいただけます
ご質問者様に役立つ情報というだけでなく、ブログを読んでくださっている方にも、ヒントになればと考えて、回答しております
ぜひ、何かのご縁でこのブログをのぞいてくださったみなさまにも、「損しないカーライフのヒント」を見つけていただけたら嬉しいです
一人でも車で損しない方が、世の中に増えていただけますように!
それでは、車が好きな人も、そうでない人も、素敵なカーライフにしていきましょう!!
このブログのトップページの検索窓からキーワードを入れていただくと、みなさんと同じような悩みを持った方の相談を見つけられるかもしれません
キーワードを入れてぜひ探してみてください

【車売却】自賠責保険は返金(還付)される?廃車との違いと「損しない」ための必須知識
こんにちは!「ぺんぎんカーライフ」のピゴスです🐧
🤔「そろそろ今の車を売ろうかな…」
👀「そういえば、次の車検までの自賠責保険料、前払いしてるけど…」
😵「まだ半年も残ってる! このお金って、返金してもらえるのかな?」
車を売却する時、少しでも手元にお金が戻ってくると嬉しいですよね
車検とセットで支払うことが多い「自賠責保険」、まだ期間が残っている場合、その分が返金(還付)されるのかどうか、気になる方も多いのではないでしょうか?
今回は、「車を売却した時の、自賠責保険の返金(還付)」に関する疑問について、返金されるケースとされないケースの違い、
そして「損しない」ために知っておくべき、買取価格との関係について、分かりやすく解説していきます!
きっかけは読者の方からのご相談
まずは、今回いただいた具体的なご相談内容です(内容を編集して掲載しています)
はじめまして
車を売却することになりました
自賠責保険がまだ半年あるのですが、解約して返金してもらうことは出来ますか?
まだ乗れる車なので、廃車にはならないようです
なるほど!
まだ乗れる車を「売却」する場合、残りの自賠責保険はどうなるのか、ということですね
これは、多くの方が勘違いしやすい、とても重要なポイントです!
結論:通常の「売却」では、自賠責保険の直接的な返金(還付)はありません!
まず、私の経験からの結論から申し上げます
あなたが車を「売却」する(=次のオーナーさんが乗り続ける)場合、たとえ自賠責保険の有効期間が何ヶ月残っていたとしても、
保険会社などからお金が直接返金(還付)されるケースはほとんどありません
「え、そうなの!?」と驚かれたかもしれませんね
では、なぜ返金されないのか、そして、返金されるのはどんな場合なのか、その理由を見ていきましょう
なぜ返金されないの?自賠責保険は「車」に付いてくる保険だからです
自賠責保険が、あなたが解約できる「任意保険」と大きく違うのは、その性質にあります
✅自賠責保険は、その「車」自体にかけられる強制保険
自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)は、法律で加入が義務付けられている「強制保険」です
これは、事故の被害者を救済するための最低限の対人補償を確保する目的で、人ではなく「車一台一台」にかけられています
そのため、あなたが車を売却し、次のオーナーさんに車が渡る時、その車にかけられている自賠責保険の契約も、一緒に引き継がれていく、という考え方なのです
これにより、その車が公道を走り続ける限り、切れ目なく最低限の補償が確保される仕組みになっています
✅「廃車(抹消登録)」との大きな違い
では、「自賠責の還付金」という言葉をなぜ聞くことがあるのでしょうか?
それは、車を「廃車(はいしゃ)」にする場合です
廃車、つまり「抹消登録」という手続きを行うと、その車は公道を走れなくなり、法律的に存在しない(あるいは一時的に休止する)扱いになります
車自体が走らなくなるわけですから、強制保険である自賠責保険も不要になりますよね
そこで初めて、保険契約を解約し、残りの期間に応じた保険料を返金してもらう「還付手続き」が可能になるのです
つまり、「売却=車の権利が次の人に移るだけ」と「廃車=車の登録を抹消する」では、自賠責保険の扱いが根本的に違う、ということなんですね
じゃあ残り半年分は「損」しちゃう?→いいえ、買取価格に含まれています!
😥「そっか、返金はないのか…じゃあ、残り半年分の保険料は完全に損しちゃうんだ…」
そう思うかもしれませんが、ご安心ください!
価値が失われてしまうわけではありません
🔶買取価格に含まれる「隠れた価値」
あなたが車を買取店やディーラーに売却する際、提示される「買取価格」には、実は車の本体価値だけでなく、
こういった「前払いしている諸費用の価値」も、通常は考慮されて含まれているのです
プロの査定士が見ているのは、主に以下の3つの価値です
残りの自賠責保険料の価値:
自賠責保険の残期間が長い車は、短い車に比べて、次のオーナー(または販売店)にとって、その分だけ価値があります
自動車税の未経過分の価値:
もしあなたが年度分の自動車税を支払った後に売却した場合、残りの月数分の税金相当額も、買取価格に上乗せして考慮されるのが一般的です
リサイクル料金(リサイクル券)の価値:
新車購入時に支払ったリサイクル料金も、リサイクル券という形で車と一緒に引き継がれるため、その価値が買取価格に反映されます
つまり、あなたが見る最終的な「買取額〇〇万円!」という数字は、これらの価値を総合的に含んだ金額になっている、と考えるのが自然です
別途「自賠責保険還付金」としてお金が戻ってくるわけではありませんが、その価値は買取価格の中に生きている、ということですね
🔶どうやって確認する?→遠慮なく、正直に質問しましょう!
🌀「とは言っても、本当に考慮してくれてるの?」
と不安になりますよね
そんな時は、査定の担当者さんに遠慮なく質問してみましょう!
「この査定額には、まだ半年残っている自賠責保険や、自動車税の未経過分なども考慮していただいている金額、という認識でよろしいでしょうか?」と、にこやかに確認するのです
誠実なお店であれば、「はい、もちろんです。それらも含めて、この金額をご提示させていただいております」と、きちんと説明してくれるはずです
この「ひとこと確認」が、お互いの認識のズレを防ぎ、納得のいく「損しない」売却に繋がります
お金は直接戻らないけど、価値は無駄にならない!だから「確認」が大事!
もう一度、大切なポイントを整理しますね
車を売却する場合、自賠責保険の保険料が、保険会社から直接あなたに返金されることは、ほとんどありません
しかし、その残りの期間の価値は、通常、車の「買取価格」の中に含まれています
ですから、「損しない」ために一番大切なあなたの行動は、査定時に「この価格には、自賠責などの価値も含まれていますよね?」と、きちんと確認することなのです
まとめ:自賠責保険のルールを理解して、賢く車を売却しよう!
車の売却と自賠責保険、少し複雑に感じるかもしれませんが、ポイントはシンプルです
- 通常の「売却」では、自賠責保険の直接的な返金(還付)はない
- 還付があるのは、車を「廃車(抹消登録)」する場合のみ
- でも、残りの保険期間の価値は、多くの場合「買取価格」に反映されている!
- 一番大切なのは、査定時にその点を販売店にしっかり「確認」すること!
この知識があるだけで、売却時の交渉や、提示された金額への納得感が大きく変わってくるはずです
ぜひ、今回の情報を活用して、あなたの愛車を、少しでも「損しない」形で、気持ちよく手放してくださいね!
「ぺんぎんカーライフ」では、この他にもみなさんのカーライフに役立つ情報や、素朴な疑問への回答を発信しています
- 車の売却に関する包括的な情報はこちらも!: 【保存版】車を高く売るための全知識!買取・下取りのコツと注意点まとめ
- サイト内検索も活用して、あなたの疑問を解決するヒントを見つけてみてください!
それでは、素敵なカーライフを!🐧
おわりに
ご質問に共感していただける部分があったり、回答にお役に立てるセンテンスなどがあったり、しましたでしょうか?
このブログ「ぺんぎんカーライフ」では、質問の回答だけでなく、損しないカーライフを送るための記事を書いております
こちらからそれらの記事をまとめたページに飛べますので、良かったらご覧いただけましたら嬉しいです

それでは、損しないカーライフをお過ごしください