こんにちは!ピゴスです!
こちらの記事は、私が過去に「車の質問」をいただいた経験をベースに編集して、紹介しております
ご質問は、本当にありがたいです!私も回答をする中で、新たな気付きをいただけます
ご質問者様に役立つ情報というだけでなく、ブログを読んでくださっている方にも、ヒントになればと考えて、回答しております
ぜひ、何かのご縁でこのブログをのぞいてくださったみなさまにも、「損しないカーライフのヒント」を見つけていただけたら嬉しいです
一人でも車で損しない方が、世の中に増えていただけますように!
それでは、車が好きな人も、そうでない人も、素敵なカーライフにしていきましょう!!
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84万円中古ミライース vs 128万円の新車、どっちが賢い?【軽自動車の損しない買い替え方】
こんにちは!
「ぺんぎんカーライフ」のピゴスです🐧
🤔「そろそろ今の軽自動車、買い替え時かな…」
😵「でも中古車、なんだか最近高くない? 新車とどっちがいいんだろう…」
軽自動車の買い替え、
・予算が決まっている
・中古車市場が高騰している
…そんな中、本当に迷いますよね
今回は、まさにそんな状況で悩んでいる読者の方からいただいたご質問をベースに、
「低走行だけど年式は少し経っている中古車」と「新車」、
そして「今の車を乗り潰す」という選択肢の中で、どれが一番「損しない」のか、私なりに比較&解説していきます!
軽自動車の買い替えを検討中の方ご覧ください!
きっかけは読者の方からのご相談
まずは、今回いただいた具体的なご相談内容を見てみましょう(内容を編集して掲載しています)
- 状況: 5月の車検前に、軽自動車(タント)→軽自動車へ乗り換えたい
- 現在の車: タントカスタム (H22年式=2010年、4WD、12万km)→オイルの消費、燃費悪化など不調あり
- 予算: 当初50万円程だったが、中古車が高騰しており見直し中
- 重視: 雪国のため4WDは必須。主な用途は通勤
- 候補① (中古): ダイハツ ミライース (H27年式=2015年、4WD、走行距離2,800km!)。価格83.8万円 (冬タイヤ込)
- 候補② (乗り潰し): 今のタントを修理しながら乗り続ける
- 候補③ (新車): ダイハツ ミライース (一番低いグレード、4WD)。価格約128万円 (タイヤ・諸経費込)
【読者さんの悩み】
- 候補①の中古ミライースは、走行距離が極端に少ない(展示車だった?)のが魅力だけど、7年落ちでこの価格は割高ではないか?
- もし割高なら、今のタントエグゼを乗り潰すか、思い切って新車のミライースを買うか迷う
- でも、一番安いグレードとはいえ新車ミライースに約130万円出す価値があるのか…?今のタントも限界が近い気がして不安…
走行2,800kmの7年落ち中古車!
これは確かに珍しいですね
価格も絶妙なラインで、悩むお気持ち、よく分かります
Q1. 走行2,800kmの中古ミライース(83.8万円)、これって「買い」?
まず、この中古ミライースの価格について
🔶「今の相場」で言えば:
中古車価格が高騰している現在(2025年4月)の市場においては、正直「割高」とまでは言えません
4WDでこの低走行、冬タイヤ付きという条件を考えると、あり得る価格帯です
🔶「本来の価値」で言えば:
でも、平常時の相場で考えると、7年落ちの軽自動車なら、もう少し走行距離が多くても60~70万円台で見つけたいところです
つまり、この車には中古車ならではの「安さのうまみ」があまり感じられない、というのが私の本音です
走行距離が極端に少ないのは、前オーナーさんがほとんど乗らなかったという理由でしょう
状態は良いかもしれませんが、価格面でのメリットが薄いのが悩みどころですね
Q2. 中古 vs 新車ミライース、長期的に見てどっちが「損しない」?
では、この中古車(候補①)と新車(候補③)を、長期的な視点で比較してみましょう
私としては、今回のケースでは「新車(もしくはそれに近い未使用車)」の方が、結果的に「損しない」可能性が高いと考えます
その理由は3つです!
理由①:トータルでの「乗れる年数」と「年間コスト」ちょっと計算してみましょう
新車 (128万円): 丁寧にメンテナンスすれば、15年は十分乗れると仮定 → 128万円 ÷ 15年 = 年間 約8.5万円 のコスト
中古車 (83.8万円): H27年式なので、すでに7年経過。ここからあと10年乗れると仮定(合計17年)→ 83.8万円 ÷ 10年 = 年間 約8.4万円 のコスト
あれ?年間のコスト、ほとんど同じですよね?
でも、新車の方が5年も長く乗れる計算になります
買い替えのサイクルが長くなる分、手間や次の購入費用を考えるとお得です
理由②:将来的な「修理リスク」と「維持費」走行距離が少ないとはいえ、中古車は7年分の経年劣化があります
特に10年を超えてくると、ゴム部品の劣化や電装系のトラブルなど、予期せぬ故障のリスクはどうしても新車より高まります
長く乗れば乗るほど、平均的な修理費用は中古車の方がかさむ可能性が高いです
理由③:最新の「安全性能」車の安全技術は日進月歩
H27年式のミライースに搭載されている衝突回避支援ブレーキが「スマートアシストⅠ」だとすると、現行の新車ミライースは「スマートアシストⅢ」に進化しています
検知対象や作動速度域が広がり、ペダル踏み間違い時加速抑制装置や、四隅のコーナーセンサーなども追加されています(グレードによる)
つまり、事故のリスクを減らせる→万が一の時の被害を軽減できる
これら3つの理由から、初期費用は高くても、長い目で見れば新車の方が安心・安全で、トータルコストでも有利になる可能性が高い、と私は考えます
※ちなみに、予算オーバー分をもしローンで補うとしても、月々の金利負担(例えば2千円程度)を考えても、このメリットの方が上回る、という考え方もできます
ローンを推奨するわけではありませんが、判断材料の一つとして
Q3. 「未使用車(新古車)」という賢い選択肢も!
「新車は魅力的だけど、やっぱり少しでも安く抑えたい…」という方には、「未使用車(新古車)」を探すのがおすすめです!
- 未使用車とは?: ディーラーなどが登録だけ済ませた、走行距離が数十km程度のほぼ新車状態の車のこと
- メリット: 新車同様の状態なのに、価格は新車より少し安く設定されていることが多い。諸費用も比較的抑えられている場合がある
ダイハツの公式中古車検索サイト「U-CATCH(ユー・キャッチ)」などで、お住まいの地域の「ミライース」「4WD」「走行距離100km以内」といった条件で検索してみると、掘り出し物が見つかるかもしれません!
全国検索もできるので、相場観を掴むのにも役立ちますよ
また、スズキの「アルト」もミライースの直接のライバルです
同様に未使用車を探してみるのも良いでしょう
詳しい未使用車やディーラー認定中古車の探し方はこちら↓

Q4. 今のタントエグゼを乗り潰すのは?
候補②の「今のタントエグゼを乗り潰す」については、すでにエンジンオイル消費や燃費悪化などの不調が出ていること、
13年落ち・12万kmという年式・走行距離を考えると、今後の維持費(修理代、燃費)や信頼性の面で不安が大きいと言わざるを得ません
車検を通しても、またすぐに別の箇所が故障する可能性も十分にあります
安心して長く乗ることを考えると、おすすめできる選択肢ではないかもしれません
まとめ:長期的な視点で「損しない」一台を選ぼう!
今回のケースをまとめると…
- 走行2,800kmの中古ミライース(83.8万円)は、今の相場では高すぎないが、中古車としての割安感は薄い
- 長期的なコスト、修理リスク、安全性を考えると、新車のミライース(約128万円)の方が結果的に「損しない」可能性が高い
- 新車と中古車の間の「未使用車(新古車)」を探すのが、価格と状態のバランスが取れていて狙い目かも!
- 今のタントエグゼを乗り続けるのは、今後の維持費や故障リスクを考えると不安要素が大きい
結論として、私としては新車、もしくは未使用車(新古車)のミライース(またはアルト)の4WDを検討するのが、
今回の読者さんにとっては一番「損しない」賢い選択になるのではないかと考えます
ぜひ、ダイハツのU-CATCHなどもチェックして、ご自身の地域の未使用車情報を探してみてくださいね!
「ぺんぎんカーライフ」では、この他にもみなさんのカーライフに役立つ情報や、素朴な疑問への回答を発信しています
ぜひサイト内検索なども活用して、他の記事も読んでみてください!
それでは、素敵なカーライフを!🐧
おわりに
ご質問に共感していただける部分があったり、回答にお役に立てるセンテンスなどがあったり、しましたでしょうか?
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それでは、損しないカーライフをお過ごしください