こんにちは!ピゴスです!
こちらの記事は、私が過去に「車の質問」をいただいた経験をベースに編集して、紹介しております
ご質問は、本当にありがたいです!私も回答をする中で、新たな気付きをいただけます
ご質問者様に役立つ情報というだけでなく、ブログを読んでくださっている方にも、ヒントになればと考えて、回答しております
ぜひ、何かのご縁でこのブログをのぞいてくださったみなさまにも、「損しないカーライフのヒント」を見つけていただけたら嬉しいです
一人でも車で損しない方が、世の中に増えていただけますように!
それでは、車が好きな人も、そうでない人も、素敵なカーライフにしていきましょう!!
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残価設定ローン(残クレ)は途中解約できる?ローン中の車売却、残債精算と違約金、「損しない」ための手順
こんにちは!「ぺんぎんカーライフ」のピゴスです🐧
月々の支払いを抑えられて、新車に乗りやすい「残価設定ローン(残クレ)」
人気の支払い方法ですが、契約期間の途中で、
🌀「生活環境が変わって、車を手放したくなった…」
🤔「残クレって、途中でやめられるの? 違約金とか取られるんじゃ…?」
😵「ローンが残ってる車って、どうやって売ればいいの?」
と、不安や疑問を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか
今回は、まさにそんな「残価設定ローン(残クレ)の途中解約と車の売却」について悩んでいる読者の方からのご質問をベースに、
途中解約は可能なのか?
違約金は発生するのか?
そして「損しない」ための具体的な手順について、分かりやすく解説していきます!
きっかけは読者の方からのご相談
まずは、今回いただいた具体的なご相談内容です(内容を編集して掲載しています)
🔶状況: トヨタ車を5年間の残価設定ローンで契約(2026年3月終了予定)
🔶当初の計画: ローン満了時に残価を支払い、車を完全に自分のものにするつもりだった
🔶変化: 最近、生活環境が変わり、車を手放してカーシェアなどに切り替えたいと考え始めたため、今年の5月中(ローン満了前)に売却したい
🔶疑問:
・残価設定ローンは途中解約できるのか?
・途中解約時に違約金などの費用は発生するのか?
・具体的な手続きはどうすればいいのか?
環境が変わって手放されるのは少し寂しいかもしれませんが、その車と過ごした数年間は、きっと素敵な思い出になったことと思います
さて、ご質問の核心に入っていきましょう
Q1. 残価設定ローン(残クレ)、途中でやめられる? → YES!可能です!
まず、一番の疑問点
残価設定ローン(残クレ)は、契約期間の途中でも解約(ローンを完済して契約を終了させること)は可能です!
つまり、「満了まで待たなければならない」ということはありませんので、ご安心ください
Q2. ただし条件が!「残債の一括支払い」が必要です
途中解約(ローン完済)は可能ですが、そのためには「その時点で残っているローン全額(残債)を一括で支払う」必要があります
月々の支払い+最終回の残価支払い予定額の中から、まだ支払っていない分を全て清算する、ということです
Q3. どうやって払う? 主な方法は2つ
残債を一括で支払う方法は、主に以下の2つです
🔶 パターン1: 自己資金で一括返済
もしお手元に十分な現金があれば、ローン会社(多くの場合、ディーラー系の信販会社)に連絡し、残債を一括で支払ってローンを終了させることができます
🔶 パターン2: 車の売却代金で相殺(これが一般的!)
多くの場合、この方法が取られます
車を売却して得たお金で、ローン残債を支払うという流れです
Q4. 【重要】「違約金」は基本的に発生しない!
「途中解約」と聞くと、「違約金が高いんじゃないか…?」と心配になるかもしれません
しかし、残価設定ローンを「残債を一括で支払う」ことによって早期に終了させる場合、特別な「違約金」や「解約手数料」といった名目の費用は、基本的には発生しません
もちろん、売却に伴う名義変更などの「手続き上の実費」はかかりますが、それはローンとは関係なく、車を売買する際には通常発生するものです
ローンを途中でやめること自体に対するペナルティは、ほとんどの場合ないと考えて大丈夫です
Q5. 【損しないコツ①】車は「買取店」で高く売ろう!
パターン②の方法で、売却と合わせて残債をスムーズに支払うためには、車をできるだけ高く売ることが重要です!
ここで「損しない」ためのポイント
車を売却する際は、ローンを組んだディーラーにそのまま買い取ってもらうのではなく、
必ず「買取専門店(ガリバー、ウィカーズ、ネクステージなど)」なども視野に入れてみましょう!
🔶理由:
買取専門店の方が、ディーラーの下取り・買取よりも高値が付く可能性が非常に高いです
ディーラーは次の新車販売が主な目的ですが、買取専門店は中古車を買い取って再販・流通させるプロ
より高い相場で買い取ってくれることが期待できます
ただ、どこの買取店が高く買い取ってくれる分からないですよね…
そちらを解決するための記事もよかったらご覧ください

Q6. 【損しないコツ②】買取店に「残債精算」はお任せでOK!
🤔「ローンが残ってる車の売却手続きって、面倒なんじゃ…?」
いいえ、心配ご無用です!
買取専門店は、ローン残債がある車の買取手続きに慣れています
- お任せで安心: あなたがやることは、必要書類(委任状や印鑑証明など)を準備するくらいです。買取店が、ローン会社への残債確認から支払い、名義変更(所有権解除)まで、一連の手続きを代行してくれることが多いです
- 差額を受け取るだけ: 買取価格がローン残債を上回れば、その差額があなたの口座に振り込まれます(もし買取価格が残債を下回る場合は、差額分をあなたが支払う必要があります)
これは一般的な流れなので、安心して任せて大丈夫ですよ
Q7. あなたがやるべきこと:具体的な手続きステップ
では、実際にどう動けばいいか、ステップでまとめます
🔶 Step 1: 残債額と手続きを確認
まずは、ローンを組んでいる信販会社(または購入したディーラーの担当者)に連絡し、「現時点でローンを完済するには、いくら必要なのか(一括返済額)」と、その手続き方法を確認しましょう
🔶 Step 2: ディーラーに正直に相談(任意)
必須ではありませんが、ディーラーの担当者に「事情が変わって、車を買取店に売却してローンを完済しようと思っています」と正直に伝えておくと、後々の手続きがスムーズに進む場合があります(多くの場合、ディーラーも無理に引き止めたりはしません)
🔶 Step 3: 車をできるだけ高く売却!
複数の買取店で査定を受け(上記の記事の通り、同時査定がおすすめ!)、一番高い価格を提示してくれたところに売却を決めます
🔶 Step 4: 買取店と協力して手続きを進める
買取店が必要とする書類を速やかに準備し、残債精算と車両引き渡し、差額の受け取り(または支払い)を行います
Q8. 【忘れずに!】自動車保険の「中断証明書」をもらおう!
車を手放し、カーシェアなどに切り替えるということは、一時的に「車を持たない」状態になりますね
その際に、絶対に忘れてはいけないのが、今加入している自動車保険の手続きです!
- 手続き: 保険会社に連絡して解約手続きを行い、同時に「中断証明書」の発行を依頼してください
- メリット: これがあれば、今のあなたの保険等級(割引率)を、最長10年間キープしておくことができます!将来また車を購入して保険に入る際に、高い割引率を引き継げるので、保険料を大幅に節約できます。これも大事な「損しない」ための手続きですよ!👍
まとめ:残クレの早期終了&売却は可能!賢く手続きを進めよう!
残価設定ローン(残クレ)で買った車も、途中で手放すことは十分に可能です
- 途中解約(ローン完済)は可能!
- 特別な違約金は基本的に発生しない!
- 残債は「車の売却代金」で支払うのが一般的!
- 車は「買取専門店」で高く売るのが鉄則!
- 買取店に「残債精算」はお任せしてOK!
- 保険の「中断証明書」発行を忘れずに!
生活の変化に合わせて車の持ち方を見直すのは、賢明な判断だと思います
少し寂しい気持ちもあるかもしれませんが、今回の手順を参考に、スムーズに、そして少しでも「損しない」形で、次のステップに進んでくださいね!
車を手放したくなってしまう記事はこちら↓

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ぜひサイト内検索なども活用して、他の記事も読んでみてください!
それでは、素敵なカーライフを!🐧
おわりに
ご質問に共感していただける部分があったり、回答にお役に立てるセンテンスなどがあったり、しましたでしょうか?
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それでは、損しないカーライフをお過ごしください