著者:ピゴス - 元1級整備士×元ディーラー営業マン(整備12,000台/販売500台/年300件相談対応)

今回は「カババに出品したけれど、古い軽自動車がなかなか売れない…」という、ある読者さんからのご相談です。

「タダ同然で手放すのは悔しい」というお気持ち、すごく分かります🥲

結論からお伝えしますね。

✅ 結論:15年・10万km級の軽自動車でも、まだ売れる可能性は十分あります

カババ(個人間売買)は良いサービスですが、古い車や車検切れ間近の車だと、個人の買い手が見つかりにくい場面があります。

そんなときは「その古い軽を“欲しい”業者」に一括査定で出会うのが現実的です。タダ同然で手放してしまう前に、まずは今の相場を知ることから始めましょう。

いただいたご相談

今回のご相談内容です(内容を編集して掲載しています)。

車の処分についてご相談させていただきます。

これまで中古の軽自動車に乗っていたのですが、4月にミニバンを購入したことで、軽自動車を売却するつもりでした。

ところが、売却が進まず、車検が切れそうで困っています。

なるべく高く売ろうと思い「カババ」を利用して出品してみたのですが、売れない場合には引き取り業者にお願いして処分するべきか迷っています。

軽自動車は15年以上前に登録され、走行距離も10万キロ手前です。

見た目に日焼けや傷があるため欲しいと思う人が少ないかもしれませんが、走行自体には問題がなく、良い車両だと感じているので、タダ同然で処分するのは悔しいです😭

「カババ」の使い心地は悪くなかったのですが、手数料などで購入者にプラス10万円ほどの負担がかかることもあり、数万円で出品してもなかなか売れませんでした💦

この状況を考えると、やはり他の方法も検討したほうが良いのでしょうか?

まずお伝えしたいこと:その軽、タダで手放すのはもったいないです

ご相談ありがとうございます🙏

カババを実際に使ってみられたとのこと、私も一度試してみたいと思っていたので、興味深く拝見しました。

そして結論からお伝えすると、その軽自動車をタダ同然で手放してしまうのは、すごくもったいないです。

「15年・10万km・日焼けと傷あり」と聞くと、つい弱気になってしまいますよね。

でも、走行に問題がなく、ご本人が「良い車両だ」と感じているなら、その感覚は当たっていることが多いんです。

個人の買い手には響きにくくても、業者にとっては「欲しい」一台、というケースは珍しくありませんよ。

なぜカババ(個人間売買)だと、古い車は売れにくいのか

まず、カババというサービス自体は、とても良い仕組みだと思っています。

ピンポイントで「その車が欲しい」という個人に出会えれば、希望に近い金額で売れる可能性があるからです。

ただ、今回のように「古い軽×車検切れ間近」という条件だと、どうしても不利になりやすい面があります。

① 個人の買い手は“整備のリスク”を気にする

個人で中古車を買う方は、「買ったあとに壊れたらどうしよう」という不安を抱えがちです。

年式が古いほど、その不安は大きくなります。

② 手数料で“買い手の総額”がふくらむ

今回、購入者にプラス10万円ほどの負担がかかったとのことでした。

出品価格が数万円でも、買い手から見た「総額」が上がると、割安感が薄れてしまいます。

③ 車検切れ間近だと、買い手が車検と名義変更を背負う

車検が切れた車は、買い手が自分で車検を通し、名義変更も済ませる必要があります。

この「手間とお金」を個人が背負うのは、なかなかハードルが高いんですね。

古い軽でも“業者なら欲しい”理由(査定の本音)

一方で、買取業者の世界では、古い軽自動車にもしっかり需要があります。

「えっ、こんな古い軽が?」と思われるかもしれませんが、本当なんです。

① 国内の根強い中古需要

軽自動車は、地方の生活の足や、ちょい乗り・通勤用として、安くて丈夫な一台が常に求められています。

多少古くても「走れば十分」という需要が、国内には根強くあるんです。

② 部品取り・海外への販路

国内で乗られなくなった車でも、使える部品を取って活用したり、海外へ輸出されたりするルートがあります。

だから、私たちが「もう価値がない」と思う車にも、値が付くことがあるんですね。

③ 過走行でも軽は需要が安定しやすい

10万km前後は、今の車にとっては“まだまだ”の距離です。

特に軽自動車は、過走行でも需要が落ちにくいジャンルなんです。

🔧 ピゴスより:1社の「値段は付きません」を、うのみにしないでください

査定の現場では、お店によって「欲しい車」がまるで違います。ある店で「ゼロ円です」と言われた車が、別の店では数万円〜数十万円で買い取られることも、珍しくありません。タダ同然に見える車でも、まずは複数のお店に聞いてみる――これが、損をしないいちばんの近道なんです。

だからこそ、“一括査定”で「欲しい業者」に当てるのが近道

ここまでをまとめると、古い軽を高く手放すコツはシンプルです。

「その軽を欲しいと思ってくれる業者」に、どう出会うか。

これに尽きます。

1社だけに見せると、「古いので…」と安く言われて終わってしまうことがあります。

でも、複数の業者に一度に査定してもらえば、その中に「その軽が欲しい」というお店が混ざっている可能性が出てきます。

買取の王道として、私自身も使った「MOTA」の一括査定は、申し込み後に最大20社が査定し、上位だけが連絡してくる仕組みです。

「たくさんの業者から一斉に電話が来るのは苦手…」という方にも、比較的やさしい形になっていますよ。

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年式の経った車に強い買取については、実際に利用された読者さんの体験談も参考になります。

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ちなみに、同じ古い車でも、ジムニーのように「趣味で欲しい人がいる車」は、また事情が変わります。

そういうお車には、価値が分かる専門店という相手がいますので、こちらもあわせてどうぞ。

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車検切れ間近なら、“通さずに現状のまま”売るのが基本

最後に、車検についても触れておきますね。

「車検を通してから売ったほうが高いのでは?」と思われがちですが、実は逆のことが多いんです。

車検を通すのにかかった費用が、そのまま査定額に上乗せされるわけではないからです。

車検が切れていても、業者は陸送や仮ナンバーで引き取れますので、心配いりません。

つまり、車検が切れそうなら、通す前にまず査定を受けるのがおすすめです。

ぜひ、気軽に挑戦してみていただければと思います!

古い車の売却で疑問や不安ある場合は、「X」「お問い合わせ」「コメント欄」などでお気軽にご相談ください。

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今の車、いくらで売れる?愛車の価値を最大化する方法 車を乗り替えるか迷っている方、まずは車の価値を最大化する方法を知るだけでも、次のカーライフの計画がぐっと立てやすくなり、損せずに進める...

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ABOUT ME
ピゴス
ギリギリ昭和生まれ、2児のパパとして奮闘中…空いた時間に車の情報発信や質問に答えている管理人のピゴスです! クルマ好き歴30年以上、気付けば1級自動車整備士(笑)元、国産自動車のディーラーの営業マンです。 過去に車を整備したり販売させていただいたりする中で、車を移動手段と考えている方にこそ、様々なお悩みがあることに気付きました。そう言った悩みのある方が、知らないがゆえに損してしまうことがないようにこのブログを立ち上げました。少しでもみなさまのお悩みに寄り添った内容を発信できればと考えております。 取り上げて欲しい題材、個別のお悩みなど、コメント欄や「X」などでいつでもメッセージを承っております。お気軽にどうぞ!