こんにちは!ピゴスです!
こちらの記事は、私が過去に「車の質問」をいただいた経験をベースに編集して、紹介しております
ご質問は、本当にありがたいです!私も回答をする中で、新たな気付きをいただけます
ご質問者様に役立つ情報というだけでなく、ブログを読んでくださっている方にも、ヒントになればと考えて、回答しております
ぜひ、何かのご縁でこのブログをのぞいてくださったみなさまにも、「損しないカーライフのヒント」を見つけていただけたら嬉しいです
一人でも車で損しない方が、世の中に増えていただけますように!
それでは、車が好きな人も、そうでない人も、素敵なカーライフにしていきましょう!!
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中古車SUV【下回りの傷】樹脂パーツなら大丈夫?「損しない」ためのチェックポイントと判断基準
こんにちは!「ぺんぎんカーライフ」のピゴスです🐧
ネットで中古車を探していると、気になる一台が見つかること、ありますよね!
👀「おっ、このCX-8、年式も新しいし走行距離も少ない!良さそうだな!」
と、詳細写真を見ていくと…
🤔「あれ?下回りの写真、なんだか樹脂っぽい部分が傷だらけに見える…」
🤔「これって、大きな問題だったらどうしよう? 後々、部品交換とかでお金がかかるのは嫌だなぁ…」
中古車選び、特に普段は見えない「下回り」の状態は気になるところです
写真で傷を見つけてしまうと、「この車、大丈夫なのかな?」と不安になってしまいますよね
今回は、中古車の「下回りの樹脂パーツの傷」について、それが購入を見送るべき重大な問題なのか、それともあまり気にしなくても良いものなのか、
そして「損しない」ためのチェックポイントと判断基準について、分かりやすく解説していきます!
2倍速で時短でもOK!ちょっと読む時間がないなって方は概要をこちらで解説を聞けます↓
きっかけは読者の方からのご相談
まずは、今回いただいた具体的なご相談内容です(内容を編集して掲載しています)
中古車購入を検討中です
カーセンサーで候補となる車(マツダ CX-8)を見つけたのですが、その車の画像に気になる箇所があるので、ご教示いただけたらなと思います
アンダーフロアの樹脂部分がキズだらけに見えます
(※画像を添付いただきましたが掲載は割愛します)
この画像だけだと判断つかないとは思いますが、こういった下回りが傷ついている場合は、長く乗っていくうえで部品の交換が必要になる可能性がありますでしょうか?
よろしくお願い致します🙏
ご質問ありがとうございます!嬉しい限りです!😊
下回りの傷、確かに写真だけだと不安になるお気持ち、よく分かります
これから「長く乗りたい」と考えていらっしゃるなら、なおさらですよね
アンダーフロア「樹脂部分の表面的な傷」は、多くの場合、心配無用です!
まず、私の結論から申し上げます
ご相談いただいたCX-8のような比較的新しいSUVの、アンダーフロア(車体底部)にある「樹脂製パーツ」の表面的な擦り傷については、
多くの場合、車の機能や安全性に大きな影響を与えるものではなく、過度に心配する必要はありません
それだけで購入を断念するのは、もったいないかもしれませんよ
理由:なぜ樹脂パーツの傷は「神経質にならなくても大丈夫」なのか?
では、なぜ樹脂パーツの表面的な傷は、それほど気にしなくても良いのでしょうか?
それには、ちゃんとした理由があります
✅材質がポイント!「樹脂」は金属と違って錆びません!
これが一番大きな理由です
車のボディやフレームなど、金属部品に深い傷がついて塗装が剥がれてしまうと、そこから水分や塩分(雪国の融雪剤など)が侵入し、サビが発生・進行してしまいます
サビは車の耐久性を著しく低下させる「大敵」です
しかし、ご指摘のアンダーフロアのカバー類に使われているのは、多くが「樹脂(プラスチック)」です
樹脂は金属ではないので、傷が付いてもそこから錆びることはありません
これらの樹脂パーツの主な役割は、
🔶 車体下の空気の流れを整えて、空力性能の向上
🔶 小石や泥水などから、下にある重要な金属部品を保護
といったものが多いです
つまり、表面的な擦り傷程度では、これらの機能が大きく損なわれることは考えにくいのです
このため「長く使っていただいても、それほど神経質にならなくても大丈夫です」と私が考えます
✅SUVの宿命? ある程度の傷は「よくあること」です
CX-8のようなSUVは、車高が少し高く、悪路走破性も考慮されています
本格的なオフロード走行をしないまでも、キャンプ場の砂利道や、少し段差のある場所、あるいは雪道などを走る機会もあるかもしれません
そういった場面では、どうしても下回りに小石が当たったり、草木が擦れたりして、樹脂パーツに傷がつきやすいのです
ある程度の擦り傷は、SUVにとっては「勲章」とまでは言いませんが、通常の使用範囲内で起こりうる「よくあること」と捉えて良いでしょう
✅本当に注意すべき下回りの「傷」とは?
もちろん、下回りの傷なら何でもOKというわけではありません
本当に注意すべきなのは、
🔶 フレームやサスペンションアームといった金属製の重要部品の変形や大きな傷・サビ
🔶 エンジンオイルパンや燃料タンクなど、機能部品の損傷や凹み
🔶 樹脂パーツであっても、割れていたり、取り付けがガタガタになっていたりする場合
これらは車の安全性や機能に影響が出る可能性があるので、専門家によるしっかりとした点検と判断が必要です
その傷、どう確認する?どう対処する?
👀「樹脂パーツの傷は大丈夫そうだけど、やっぱり自分の目で確かめたい!」
写真だけでは安心できないというお考え、「正解です」
ではどうしたらよいのか確認していきましょう!
✅写真だけでは判断禁物!「現物確認」が鉄則です
ネットの写真は、あくまで参考程度と考えましょう
光の加減や画質で、実際よりひどく見えたり、逆に軽微に見えたりすることもあります
現物確認をする機会を作りましょう
💁♂️お店での確認ポイント:遠慮せずに、しっかり見せてもらう!
もし、そのCX-8の購入を真剣に考えているのであれば、販売店に連絡し、実車確認のアポイントを取りましょう
そして、
🔶 可能であればリフトアップしてもらい、下からしっかり状態を確認する
これが一番確実です
「下回りの状態が気になるので、リフトで上げて見せていただけますか?」とお願いしてみましょう
🔶 傷の深さや範囲、他の部分への影響がないかを確認する
単なる擦り傷なのか、何かに強くヒットしたような深い傷や割れがないか
周辺の金属部品にダメージが及んでいないか、などです
🔶 気になる点は、遠慮なく販売店のスタッフに質問する!
「この傷の原因は何ですか?」「走行に影響はありませんか?」など、腹落ちができるように説明を求めてみましょう
万が一、リフトアップして見たら「これはただの擦り傷じゃないな…結構大きなダメージだぞ…」という場合です
それでもその車が欲しいなら、「この部分をきちんと修理・交換してくれるなら契約します」という条件で交渉するのも、一つの「損しない」ための賢い進め方です
こういったことがハードルが高いと感じた場合は、傷が付いていない車やディーラー認定中古車で信頼が担保できる車種を購入しましょう

樹脂の擦り傷で良い車を諦めるのはもったいない!でも「自分の目での確認」は絶対にしましょう!
もう一度結論を整理しますね
マツダCX-8のような、比較的新しいSUVのアンダーフロアにある樹脂製パーツの表面的な擦り傷は、多くの場合、機能的・耐久的に大きな問題とはなりません
「この下回りを懸念して、購入を断念する必要はないように感じます」というのが、私の基本的な考え方です
もちろん、傷はないに越したことはありません
しかし、中古車である以上、ある程度の使用感や小傷は避けられないものです
大切なのは、それが「車の本質的な価値や安全性」を損なうものではないかを見極めることになります
ぜひ、気になる車が見つかったら、写真だけで判断せず、実際に足を運んで、ご自身の目でしっかりと状態を確認してください
そして、分からないこと、不安なことは、遠慮なく販売店のスタッフに質問しましょう!
そうすることで、きっと納得のいく、「損しない」中古車選びができるはずです!
まとめ:下回りの「樹脂の傷」は冷静に判断!
中古SUVの下回りに傷を見つけても、慌てないでください!
- 傷があるのは「樹脂パーツ」か「金属パーツ」か? まずは材質を確認!
- 樹脂パーツの「表面的な擦り傷」なら、多くの場合、機能的な問題はなし!
- ただし、現物確認は必須! リフトアップして見せてもらうのがベスト!
- もし深い傷や割れ、周辺部品へのダメージがあるなら、修理・交換を条件に交渉も!
このポイントを押さえて、ぜひ素敵なCX-8との出会いを実現してくださいね!
「ぺんぎんカーライフ」では、この他にもみなさんのカーライフに役立つ情報や、素朴な疑問への回答を発信しています
- 車の売却に関する一般的な情報はこちら: 【保存版】車を高く売るための全知識!買取・下取りのコツと注意点まとめ
- サイト内検索も活用して、あなたの疑問を解決するヒントを見つけてみてください!
それでは、素敵なカーライフを!🐧
おわりに
ご質問に共感していただける部分があったり、回答にお役に立てるセンテンスなどがあったり、しましたでしょうか?
このブログ「ぺんぎんカーライフ」では、質問の回答だけでなく、損しないカーライフを送るための記事を書いております
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それでは、損しないカーライフをお過ごしください