新車から1年後のコーティングはまだ有効?施工タイミングの正解

新車を買ったら、きれいなうちにコーティングを、と思いますよね。
でも、忙しくてタイミングを逃すうちに、気づけば1年——というのは、よくあることです。
車の整備の現場にいた私が、コーティングをかける最適なタイミングと、仕上がりを良くするコツを正直にお伝えします。
新車から1年たってからのコーティングでも、遅すぎることはありません。
施工の前に、しっかり磨きと脱脂をすれば、十分にきれいな仕上がりになりますよ。
本来は納車直後がベストですが、少し使った相棒をぴかぴかに蘇らせるのも、また違ったうれしさがあります。
予約がなかなか取れずに悩んでいるなら、日にちを決めて頼むか、他のお店を選んでも大丈夫です。
季節としては、これからの秋が施工に向いていますよ。
ご相談内容
いただいたご相談内容です(内容を編集して掲載しています)。
新車を購入し、キーパーコーティングをかけようと思っています。
ただ、お願いしている知人がとても忙しく、なかなか時間が取れないうちに、1年が経とうとしています。
そのため、車の傷みも少し気になってきました。
本来は納車前や直後にかけるのがベストだと思うのですが、今からでも遅くないでしょうか。
また、コーティングに向いた季節や時期(今は9月)も知りたいです。
予約がなかなか取れないので、いっそ他のお店にお願いしようかとも、悩んでいます。
ご質問ありがとうございます。
きれいなうちに、という思いがあるからこそ、1年たってしまったことが気になりますよね。
タイミング、季節、そして頼み先の3つに分けて、順番にお答えしていきますね。
1年たってからでも、遅くはありません
まず、いちばん気になっておられる「今からでも遅くないか」についてです。
結論として、遅すぎるということはありませんので、安心してくださいね。
気になっておられる1年ぶんの汚れや小さな傷も、施工前の下地づくりで、整えられる範囲がありますよ。
たしかに、コーティングは早いに越したことはありません。
ただ、少し時間がたってしまった車でも、施工の前に、しっかり磨きと脱脂を行えば大丈夫です。
この下地づくりをていねいにやってもらうと、コーティングのノリが良くなり、気持ちのいい仕上がりになりますよ。
もちろん、本来は納車直後の施工がベストではあります。
汚れがほとんど乗っていないうえに、新車を手に入れていちばん楽しい時期に、コーティングの満足感が加わって、うれしさが倍になるからです。
でも、少し使った相棒を、コーティングでぴかぴかに蘇らせるのも、じつは新車のときとは違った幸せがあるものです。
じつは、少し使った車ほど、下地の磨きでぐっと見ちがえることがあるんです
ていねいに仕上がったボディを見た瞬間の気持ちよさは、新車のとき以上かもしれませんよ
コーティングに向く季節は?——秋は施工しやすい
次に、季節についてです。
ご相談の9月から続く、これからの秋は、コーティングの施工に向いた良い季節です。
気をつけたいのは、台風などの天気くらいでしょうか。
とくに、屋根のない場所やカーポートで施工する場合は、当日の天気の影響を受けやすくなります。
とはいえ、どの季節にもそれぞれのリスクはありますから、あまり深く考えすぎなくても大丈夫ですよ。
お店の中でしっかり施工してくれるところなら、季節の影響はさらに小さくなります。
予約が取れない知り合いに、頼み続けるべき?
最後に、いちばん悩ましい、頼み先についてです。
お願いしている知人の方が忙しく、1年近く時間が取れない、という状況なんですね。
正直にお伝えすると、今後のメンテナンスのことまで考えると、その方に頼り続けるのは、「今は」少し難しいのかもしれません。
お相手が独立されたり、もっと自由に動けるようになれば、また話は別です。
ただ、これはその知人の方が悪い、という話ではまったくありません。
お仕事のお客様を優先されるのは当然のことですし、忙しい方に「早くしてください」とは、なかなか言いづらいですよね。
もし、それでもせっかくならその方にお願いしたい、というお気持ちが強いなら、思いきって日にちをハッキリ決めてしまうのが良いと思います。
お互いに予定が決まれば、かえって気楽に進められることもありますからね。
一方で、なかなか予約が取れずに気疲れしてしまうくらいなら、他のお店を検討するのも、まったく問題のない選択です。
急かすのが申し訳なくて、つい遠慮してしまう——その気持ち、痛いほど分かります
日にちさえ決まってしまえば、頼むほうも頼まれるほうも、ぐっと気楽になれますよ
コーティングをディーラーと専門店のどちらに頼むか、費用と品質の比べ方はこちらでお話ししています。
そもそもコーティングは必須?——手を掛けてこそ
ここまでコーティングを前提にお話ししてきましたが、ひとつだけ、正直な私見も添えておきますね。
コーティングは、かければ一生ぴかぴか、という魔法ではありません。
どんなコーティングも、年数がたてば少しずつ効果はやわらいでいきます。
あくまで私の考えですが、コーティングは、日ごろの洗車と組み合わせて、手を掛けてこそ輝きが続くものだと思っています。
ですので、車にあまりこだわりがなく、洗車もほとんどしない、という方なら、無理にかけなくても大丈夫です。
逆に、ご相談者のように「きれいに乗りたい」という気持ちがある方には、コーティングはとても良い選択ですよ。
かけたあとも、日ごろのやさしい洗車を続けてあげると、きれいな状態が長持ちします。
洗車も含めた、車に詳しくない方でも続けやすい私のメンテナンス全体の考え方は、こちらにまとめています。
まとめ
最後に、コーティングのタイミングのポイントを整理します。
- 新車から1年たってからでも遅くなく、施工前の磨きと脱脂で十分きれいに仕上がる
- 本来は納車直後がベストだが、少し使った車を蘇らせる楽しさもある
- 秋は施工に向いた季節で、台風などの天気にだけ気をつければOK
- 忙しくて予約が取れない相手なら、日にちを決めて頼むか、他のお店も選択肢
- コーティングは日々の洗車と合わせて手を掛けてこそで、きれいに乗りたい方にはおすすめ
あなたの新しい相棒が、長くきれいであり続けますように。
どの種類のコーティングを選ぶか(ガラス系・ポリマー系・簡易タイプ)で迷ったら、種類と費用の整理をこちらにまとめています。
コーティングのタイミングで疑問や不安ある場合は、「X」「お問い合わせ」「コメント欄」などでお気軽にご相談ください。
きれいな車で走ると、気分まで少し上がりますよね
あなたの相棒がぴかぴかに輝く日を、楽しみにしていますね
車のメンテナンスに役立つ記事を、こちらの一覧(車の教科書)にもまとめています。
それでは、損しないカーライフをお過ごしください










