総額20万円でタントやパレットを買う!無謀?現実的な方法

こんにちは、ピゴスです!
今回は「総額20万円で軽自動車を買いたい」というご相談です。
お子さんの乗り降りのためにスライドドア付きの車がほしい、でも予算はできるだけ抑えたい。そんな気持ちはよくわかります。ただ、総額20万円という予算は正直かなり厳しいラインです。
この記事では、20万円の予算でどこまで現実的に探せるのか、リスクと対策、そして視点を変えた選択肢もお伝えします!
この記事では、実際にいただいたご質問をもとに、低予算で中古軽自動車を探すときの考え方と、2年間の短期利用を前提としたアドバイスをお伝えしていきます。
読者さまからのご質問
いただいたご相談内容です(内容を編集して掲載しています)。
4月から使用を予定しており、条件は以下の通りです。
希望車種:子供の乗降がしやすいスライドドアの車が希望です。できるだけ費用を抑えたいので、タントやパレットを検討していますが、車種への強いこだわりはありません。
使用用途:主に平日の通勤で使用予定です。
予算:支払い総額20万円以内を希望しています。
その他:購入時に車検を通し、2年間の使用後には売却する予定です。
この条件で、走行距離と年式のどちらを優先すべきか、購入時に気をつける点をご教示いただけると助かります。また、無謀な計画であれば、率直にお知らせください。
結論:総額20万円はかなり厳しい。視点を変えることで道が開ける
最初に率直にお伝えします。
総額20万円で中古の軽自動車を購入するのは、かなり厳しいです。質問者さまも「無謀であれば率直に教えてください」とおっしゃっていたので、正直にお答えします。
この予算帯で見つかる車は、年式が古く走行距離も多い車がほとんどです。そうなると、購入してすぐに修理が必要になるリスクがあり、結果的に「安く買ったはずなのに出費がかさむ」ということになりかねません。
ただし、無理というわけではありません。車種の選び方や探し方を変えれば、現実的なラインが見えてきます。
なぜ20万円だと厳しいのか
まず、総額20万円の内訳を考えてみましょう。
中古車を購入するときの「総額」には、車両本体価格だけでなく、点検修理費用、自賠責保険、重量税、リサイクル料金、名義変更の手数料などの諸費用が含まれます。軽自動車の場合、この諸費用だけで10万円前後かかることが一般的です。
つまり、総額20万円ということは、車両本体に使えるのは10万円前後。この価格帯の車は、走行距離が10万kmを超えていたり、年式が15年以上前だったりするケースがほとんどです。
この価格帯で起こりやすいトラブル
車両本体10万円前後の車は、以下のようなトラブルが起きやすくなります。
| トラブル | 修理費用の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| エアコンの故障 | 50,000〜150,000円 | コンプレッサー交換の場合は高額に |
| CVT/ATの不調 | 100,000〜300,000円 | 載せ替えになると車両価格を超える |
| エンジン周りの異常 | 50,000〜200,000円 | オイル漏れ、異音など |
| 足回りの劣化 | 30,000〜80,000円 | ブッシュ類、ショックアブソーバーなど |
ひとつ大きなトラブルが起きれば、車両価格を超える修理代がかかる可能性があります。通勤で毎日使う車であれば、突然動かなくなるリスクは避けたいところです。
車種を変えるだけで選択肢が広がる
ここで、ひとつ提案があります。
質問者さまはタントやパレットを検討されていますが、これらのスライドドア付き軽自動車は中古市場でも人気が高く、低予算ではさらに程度の良い車が見つかりにくくなります。
一方で、ミライースやアルトのようなベーシックな軽自動車であれば、同じ予算でもより年式が新しく、走行距離が少ない車が見つかる可能性があります。
20万円が予算ではそれでも厳しいという現実は変わりませんが、スライドドアはなくなったとしても、通勤メインの用途であれば現実的なラインが見えてくるかもしれません。
タントやパレットにこだわらず、ミライースやアルトも候補に入れると、同じ予算でもグッと程度の良い車に出会える可能性が上がります。車種へのこだわりがないとのことなので、ぜひ検討してみてください。
人気車種と不人気車種の価格差
| 車種タイプ | 代表車種 | 中古相場の傾向 |
|---|---|---|
| スライドドア付き(人気) | タント、パレット、スペーシア | 人気が高く、低価格帯では程度の良い車が少ない |
| ベーシック軽(狙い目) | ミライース、ミラ、アルト | 需要が落ち着いており、同予算で程度が良い車が見つかりやすい |
走行距離と年式、どちらを優先すべきか
質問者さまから「走行距離と年式のどちらを優先すべきか」というご質問がありました。
私の考えは、走行距離を優先すべきです。
年式が多少古くても、走行距離が少ない車はエンジンやミッションへの負担が軽い傾向にあります。特に通勤で毎日使うことを考えると、走行距離が多い車は購入後すぐに消耗品の交換や故障が重なるリスクが高くなります。
ただし、年式が古すぎる車はゴム類やプラスチック部品が経年劣化しているので、できれば10年以内を目安にしたいところです。2年間使う前提であれば、走行距離8万km以内、年式10年以内あたりが理想的なラインです。
しかし、このラインですと20万円には収まりません…そこで次の提案です
もう少し予算を上げられるなら
もし予算に多少の余裕があるなら、総額30〜40万円まで上げることで選択肢は大きく変わります。
この価格帯になると、ミライースやアルトであれば、2年まともに走る可能性が高い車が増えてきます。また、2年後に売却するときにも多少の値段がつく可能性があるので、トータルで見たときの出費が大きく変わらないこともあります。
20万円で故障リスクの高い車を買って修理代がかさむよりも、もう少し投資して安心できる車を手に入れるほうが、結果的にお得になるケースは多いと考えられます。
2年間の短期利用なら、購入以外の選択肢も
質問者さまは「2年間使って売却する予定」とのことです。この短期利用という前提を考えると、購入以外の方法も検討する価値があります。
たとえば、格安レンタカーといったサービスです。月額3万円程度で利用できるものもあり、車検や整備の心配がないのがメリットです。
2年間の総額で比較すると、低予算の中古車を購入する方が安上がりになる可能性もありますが、保険料が込みであったり、税金や車検を通す費用を考えなくて良かったりし、必要な予算が分かりやすいメリットがあります
格安レンタカーについては、こちらの記事で詳しくまとめています。
それでも20万円で買うなら、ここに気をつける
それでも総額20万円で購入する場合は、以下のポイントを押さえてください。
まず、車種はタントやパレットにこだわらず、ミライースやアルトも候補に入れることです。
次に、走行距離が少ない車を優先して探すこと。そして、購入前に必ず現車を確認して、エンジンの異音、エアコンの動作、不快感ある匂いがないかなどをチェックすることがたいせつです。
可能であれば、整備記録簿が残っている車を選んでください。定期的にメンテナンスされてきた車は、たとえ年式が古くてもトラブルのリスクが低いです。
また、購入後のオイル管理もとても大切です。低予算の車ほど、日頃のメンテナンスが車の寿命を左右します。
まとめ
今回の内容をまとめます。
- 総額20万円での軽自動車購入はかなり厳しい。諸費用を引くと車両本体に使えるのは10万円前後
- この価格帯は故障リスクが高く、修理代で結果的に高くつく可能性がある
- タントやパレットではなく、ミライースやアルトにすれば同予算でも程度の良い車が見つかりやすい
- 走行距離と年式では、走行距離を優先して探すのがおすすめ
- 2年間の短期利用なら、格安レンタカーも選択肢として比較検討する価値がある
おわりに
質問者さまが「無謀であれば率直に」とおっしゃってくださったので、正直にお伝えしました。20万円という予算は厳しいですが、車種の選び方を変えたり、購入以外の方法を検討したりすることで、安心して通勤に使える車を手に入れる道はあります。
まずは、ミライースやアルトも含めて中古車サイトで探してみてください。
同時に、格安レンタカーの月額料金とも比較して、2年間のトータルコストで判断されることをおすすめします。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。みなさんのカーライフがより良いものになることを願っています。













