こんにちは!ピゴスです!
こちらの記事は、私が過去に「車の質問」をいただいた経験をベースに編集して、紹介しております
ご質問は、本当にありがたいです!私も回答をする中で、新たな気付きをいただけます
ご質問者様に役立つ情報というだけでなく、ブログを読んでくださっている方にも、ヒントになればと考えて、回答しております
ぜひ、何かのご縁でこのブログをのぞいてくださったみなさまにも、「損しないカーライフのヒント」を見つけていただけたら嬉しいです
一人でも車で損しない方が、世の中に増えていただけますように!
それでは、車が好きな人も、そうでない人も、素敵なカーライフにしていきましょう!!
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キーワードを入れてぜひ探してみてください

【最悪…】買った中古車が納車前に事故で損傷!返金?補償は?ディーラーとの交渉と「損しない」対処法
こんにちは!
「ぺんぎんカーライフ」のピゴスです🐧
😃「やっと見つけた理想の中古車!契約も済んで、あとは納車を待つだけ…」
そんなウキウキ気分が一転、ディーラー(販売店)から衝撃の連絡が…
🙇♂️「申し訳ありません、お客様のお車、納車準備中に当店の敷地内でぶつけてしまいまして…」
…えぇーーーっ!? まさかの納車前トラブル!
想像しただけでも、頭が真っ白になりますよね
楽しみにしていた気持ちは吹き飛び、怒りや不安、どうしたらいいか分からない混乱でいっぱいになると思います
今回は、まさにそんな悪夢のような状況に直面された読者の方からのご質問をベースに、購入した中古車が納車前に販売店の責任で損傷した場合、
買い手としてどういう選択肢があり、どう行動すれば「損しない」のか、
そして販売店の対応から何を見極めるべきかを、分かりやすく解説していきます
万が一の時のために、ぜひ知っておいてください!
きっかけは読者の方からのご相談
まずは、今回いただいた具体的なご相談内容です(内容を編集して掲載しています)
はじめまして
中古車を購入した際のことでアドバイスをお願いします
購入した車が納車される前に、販売店の敷地内でぶつけられてしまい、フェンダーやドア周辺に大きな損傷が発生しました
私としては、その車を修理して乗ることは考えていません
この場合、
①その販売店で別の車を購入する場合、どの程度の値引き(補償)が見込めますか?
②もしその店で買わない場合、支払った金額+αの補償(賠償金)はありますか?
あまりないケースだと思いますが、ご意見をいただけると助かります!
心中お察しいたします…
これは本当にショックな出来事ですよね
「修理して乗る気はない」というお気持ち、湧いてくるものだと思います
では、どう対応していくのがベストなのでしょうか?
Q1. まず知っておくべき基本:「賠償金」は期待できる?
多くの方がまず気になるのが、「迷惑料」や「慰謝料」のような金銭的な補償(賠償金)だと思います
しかし、私としては、まず「大きな金額の上乗せ補償は期待しない方が良い」という現実をお伝えしなければなりません
🔶法律上の基本は「原状回復」または「契約解除」:
例えば、買った家電が壊れていたり、服に穴が開いていたりした場合、基本的には「交換」または「返金」での対応になりますよね
車は高額ですが、考え方は基本的に同じです
販売店の責任で契約通りの状態(=無傷の状態)で納車できなくなった以上、
契約をキャンセルして支払ったお金を全額返してもらうか、販売店が責任を持って完全に修理する(そして購入者がそれを了承する)のが、
法律的に求められる対応の範囲内となることが一般的です
🔶人身事故ではない:
これがもし人身事故であれば話は別ですが、今回は物損事故であり、
購入者に直接的な身体・経済的損害(例:納車遅延によって仕事に支障が出た、など明確な損害)が発生したわけではない場合、
迷惑料や慰謝料といった形での金銭賠償を法的に求めるのは難しいことが多いです
もし、納車遅延による具体的な損害があり、その補償を強く求めたい場合は、弁護士への相談が必要になります
がっかりされたかもしれませんが、まずはこの現実を知っておくことが、冷静な対応への第一歩です
Q2. あなたの権利と、販売店の「誠実さ」を見極めるポイント
では、具体的にあなたにはどんな権利があり、販売店はどう対応すべきなのでしょうか?
【あなたの権利】
契約通りの状態ではない車を受け取る義務はない!
→ 修理された車を「いらない」と拒否し、契約をキャンセルして支払った代金を全額返金してもらう権利があります
これは当然の権利です
【販売店の対応:最低限 vs 誠実】
販売店が取るべき対応には、レベルがあります
🔶最低限の対応:
契約のキャンセルと全額返金を申し出る
(もし購入者が希望するなら)修理内容を説明し、責任を持って修理する
🔶「誠実」で「信頼できる」販売店の対応:
・隠さず正直に報告する
今回のように、修理してごまかそうとせず、きちんと事実を伝えてくれた点は、不幸中の幸いであり、
誠実さの表れとも言えます(もし隠そうとする店なら、今後の付き合いは絶対にNG!)
・代替案を積極的に提案する
すぐに同等かそれ以上の代替車両を探してくれる
・代替車両への「価格的な配慮」を見せる
ここがご質問の①に関わる部分です
別の車を買う場合、迷惑をかけたお詫びとして、値引きやオプションサービスなどで誠意を示してくれる可能性があります
金額はケースバイケースですが、「どのくらい誠意を見せてくれるか」が、お店の姿勢を判断するポイントになります
・丁寧な説明と謝罪
なぜ事故が起きたのか、今後どう対応するのかをしっかり説明し、心から謝罪する姿勢があるか…
・+αのサービス
「お詫びのしるし」として、次の車のガソリン満タン納車、希望ナンバーサービス、ちょっとしたオプションのプレゼントなどを提案してくれる場合もあります
Q3. 具体的にどう動く?取るべき4つの行動ステップ
では、実際にどう行動すれば良いか、ステップで見ていきましょう
【STEP 1】
あなたの意思をハッキリ伝えるまずは販売店に対して、「事故で損傷した(修理した)車を受け取る意思はない」ことを明確に伝えましょう
【STEP 2】
あなたの希望を伝える次に、どうしたいのかを伝えます
選択肢A:「契約をキャンセルし、支払った全額を返金してほしい」
選択肢B:「このお店で、別の車を探したい。その際は、今回の件について価格面などで誠意ある対応を求めたい」
【STEP 3】
(代替車を探す場合) 条件を話し合い、交渉する選択肢Bを選ぶ場合は、代替車を探してもらいつつ、
値引きやサービスなどの「お詫びの誠意」について具体的に話し合いましょう
・期待値を伝えつつ、現実的なラインで交渉
過度な要求は禁物ですが、あなたが納得できるレベルの配慮を求めましょう
・合意内容は書面に残す:
口約束ではなく、新しい契約書や覚書などで、値引き額やサービス内容を明確に残してもらうことが大切です
【STEP 4】
(キャンセルする場合) 返金を求める選択肢Aを選ぶ場合は、契約時に支払った申込金や手付金などが、速やかに全額返金されることを確認しましょう
Q4. 最大のポイント:このトラブルは「販売店の見極め」チャンス!
今回の件は本当に不運でしたが、ある意味で、その販売店が本当に信頼できる相手なのかどうかを見極める絶好の機会とも言えます
トラブルが起きた時の対応こそ、そのお店の本質が現れます
- 誠実に対応してくれたか?
- あなたを不安にさせないよう、迅速に動いてくれたか?
- 納得できる解決策を提示しようと努力してくれたか?
この対応を見て、「このお店なら、今後も安心して付き合える」と感じるか、「今回の対応では、もう信頼できない」と感じるか
それが、あなたが今後
「損しない」カーライフ
を送るための重要な判断基準になります
たとえ代替車に魅力的な条件を提示されたとしても、対応に不信感を覚えたのであれば、無理にそのお店で買う必要はありません
きっぱりキャンセルして、別の信頼できるお店を探す方が、長い目で見れば絶対に
「損しない」選択です
まとめ:冷静に、そして毅然と。納得できる解決を目指そう!
納車前の事故という最悪の事態、心中お察しいたします
しかし、起こってしまったことは仕方ありません
大切なのは、これからどうするかです
- 必ずしも損傷した車を受け取る必要はない
- 「賠償金」ではなく、「全額返金」または「代替車への誠意ある対応」を求めるのが基本
- 販売店の対応を冷静に見て、「信頼できるか」を判断する
- 最終的には、自分が納得でき、今後のカーライフを気持ちよく送れる選択をする!
このポイントをしっかり押さえて、販売店と冷静に話し合い、あなたにとってベストな解決を目指してください
「ぺんぎんカーライフ」では、この他にも皆さんのカーライフに役立つ情報や、素朴な疑問への回答を発信しています
ぜひサイト内検索なども活用して、他の記事も読んでみてください!
それでは、この困難を乗り越え、素敵なカーライフを迎えられますように!🐧
おわりに
ご質問に共感していただける部分があったり、回答にお役に立てるセンテンスなどがあったり、しましたでしょうか?
このブログ「ぺんぎんカーライフ」では、質問の回答だけでなく、損しないカーライフを送るための記事を書いております
こちらからそれらの記事をまとめたページに飛べますので、良かったらご覧いただけましたら嬉しいです

それでは、損しないカーライフをお過ごしください