【はじめのメッセージ】損しないカーライフが1人でも多くの方に訪れますように!

いつも読んでいただきありがとうございます!!

私のブログでは「初めて車を買う人が、1人でも多く損しないカーライフを送れること」を目指して書いています。もちろん、もう何台も買った方にも読んでいただきたいと思ってます(笑)

そこで、「誰かの役にも立ちそうだな」と感じていただけたたら、ここで知った話をぜひご家族やお友達との話のネタにしていただけたら嬉しいです。

また、私と同じように「損しないカーライフ」に共感いただけた方は、SNSなどでシェアしていただけたら、さらに大喜びです。

厚かましいお願いですいませんが、一緒に素敵なカーライフを過ごせる方を増やしていきましょう!!

 

クルマの買い方

【車のお悩み相談135】激安の輸入車を壊れたら乗り換えるの観点で所有は低コスト?

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こんにちは!ピゴスです!

こちらの記事は、私が過去に「車の質問」をいただいた経験をベースに編集して、紹介しております

ピゴス

ご質問は、本当にありがたいです!私も回答をする中で、新たな気付きをいただけます

ご質問者様に役立つ情報というだけでなく、ブログを読んでくださっている方にも、ヒントになればと考えて、回答しております

ぜひ、何かのご縁でこのブログをのぞいてくださったみなさまにも、「損しないカーライフのヒント」を見つけていただけたら嬉しいです

一人でも車で損しない方が、世の中に増えていただけますように!

それでは、車が好きな人も、そうでない人も、素敵なカーライフにしていきましょう!!

このブログのトップページの検索窓からキーワードを入れていただくと、みなさんと同じような悩みを持った方の相談を見つけられるかもしれません

キーワードを入れてぜひ探してみてください

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「50万円の古いドイツ車」は買い?整備工場おすすめの節約術、そのリスクと「損しない」代替案

こんにちは!「ぺんぎんカーライフ」のピゴスです🐧

「今の新しい車を売れば、200万円以上が手元に残る…」

「そのお金を別のことに使い、車は、信頼できる整備工場がオークションで探してくれる、50万円くらいの『10年落ちドイツ車』に乗り換える…」

なんだか、ものすごく賢い「裏ワザ」のように聞こえませんか?

実際に、行きつけの整備工場からこんな提案を受け、その「損しない」可能性に心が揺れている、という読者の方からご相談をいただきました。

🤔「これって、最高の節約術? それとも、大きなリスクを伴う危険な賭け?」

今回は、「安い中古輸入車」を、プロのサポート付きで乗りこなすという、一見魅力的なカーライフについて、

その計画の「本当のリスク」と、初心者や家族を持つ方が「損しない」ための、より現実的な考え方について、解説していきます!

きっかけは読者の方からのご相談

まずは、今回いただいた具体的なご相談内容です(内容を編集して掲載しています)

現在、通勤や休日のファミリー利用で乗っている国産セダン(2020年式、買取価格220~240万円)から、車の費用を抑え、差額を他の用途に使いたいという理由で、乗り替えを検討しています。

先日、お世話になっている整備工場でこの話をしたところ、以下のようなアドバイスをいただきました。

  • 提案: 50万円以下で底値になっている10年落ちのドイツ車をオークションで落札する。
  • サポート: ドイツ車であれば、その整備工場で面倒を見てもらえる(持ち込みパーツやOEM品も対応可)。
  • リスク管理: 車両保険はかけず、もし高額な修理が必要になった場合は、諦めてまた安い同型車に乗り換えるという手もある。
  • メリット: これ以上値段が下がらない「底値」で買うので、実質的な車両コストは維持費くらい。かなりの現金が手元に残る。

整備工場の工場長ご自身も、同じような車を移動手段として使っているとのこと。

10年落ち50万円の輸入車でも満足度が下がらないなら、乗り換えても良いのではないかと考えていますが、ご意見をいただけると幸いです。

ご質問ありがとうございます!

そして、ご自身のカーライフとお金の使い方について、深く考えていらっしゃるのですね。

私も車好きなので、その整備工場の方の提案、そしてそれに魅力を感じるお気持ち、とてもよく分かります。

結論:その提案は魅力的ですが…初心者&家族利用なら「待った!」が賢明です

まず、私の考えの結論から。

整備工場の方からのご提案は、車の知識と経験が豊富な「玄人(くろうと)」にとっては、確かに成り立つ可能性がある、面白い戦略です。

しかし、初めて輸入車に乗る方や、日々の生活でお子さんを乗せるファミリーカーとして考えている初心者の方には、正直なところ、私はおすすめできません。

なぜなら、その計画は、あなたが気づいている以上に大きな「リスク」と「手間」を伴い、「損しない」という目的から、かえって遠ざかってしまう可能性があるからです。

なぜ「整備工場の全面サポート」があっても、リスクが高いのか?

「でも、プロが面倒見てくれるなら安心じゃない?」

そう思いますよね。しかし、そこにはいくつかの見過ごせない「なぜ?」があります。

  • その整備工場への「完全依存」という、見えないリスク

    この戦略が成り立つ大前提は、「その整備工場が、ずっと変わらず、あなたの車を親身に見てくれること」です。しかし、もし将来、その工場が廃業したり、移転してしまったり、担当の整備士さんが辞めてしまったりしたら…?

    あなたは、「問題を抱えやすい古いドイツ車」を安く面倒見てくれる「頼れる主治医」をを失うことになります。これは、あなたのカーライフ計画全体を揺るがす、とても大きなリスクです。
  • 「故障」は、お金だけの問題じゃない!

    整備工場さんの提案は、「修理費」という金銭的な問題への対策が中心です。しかし、ファミリーカーにおける「故障」がもたらす「損」は、お金だけではありません。

    想像してみてください。
    🔶 平日の朝、保育園に子どもを送ろうとしたら、エンジンがかからない…
    🔶 家族での帰省中、高速道路のサービスエリアで警告灯が点灯…
    🔶 週末の楽しいお出かけの予定が、車の不調で台無しに…

    こんな時、修理代は後から何とかなるかもしれませんが、その時の「時間的な損失」「予定が狂うストレス」「家族を不安にさせる精神的な負担」は、お金には換えられません。

    10年落ちの輸入車は、国産車に比べて、残念ながらこうした「突発的な故障」のリスクが高い傾向にあるのは事実です。
  • それは「玄人」の楽しみ方。初心者向けの「移動手段」ではない

    整備工場の工場長ご自身も、同じような車に乗っているとのこと。それは素晴らしいカーライフだと思います。しかし、それはプロだからこそできる楽しみ方なのです。

    彼らは、車の不調のサインを早期に察知でき、自分で部品を探し、自分で修理することもできます。トラブルすらも「趣味の一環」として楽しめるかもしれません。

    しかし、車の知識があまりない方が、日々の生活の足として同じことをしようとすると、それは「趣味」ではなく、ただの「苦労」になってしまう可能性が高いのです。

そのカーライフ、本当に「快適」ですか? そして「損しない」代替案は?

では、具体的にどんな「困った!」が想定され、どう考えれば良いのでしょうか?

  1. 「底値だから、これ以上値段が下がらない」の真実

    確かに、車両本体価格は底値に近いかもしれません。しかし、これから発生するであろう修理費用を足していくと、トータルの支出は決して「底値」では収まらない可能性が高いです。「安い車体価格+高めの維持・修理費」が、「そこそこの車体価格+安めの維持・修理費」を上回ってしまっては、元も子もありませんよね
  2. 乗り心地や使い勝手の「落差」は大丈夫?

    現在お乗りの2020年式の国産セダンは、おそらく乗り心地も良く、静かで、装備も充実しているはずです。

    そこから、10年以上前のドイツ車に乗り換えた時、走りや質感は良くても、カーナビの古さや、装備のシンプルさ、細かな使い勝手の違いに、想像以上の「落差」を感じるかもしれません。そのギャップを受け入れられるかも、大切なポイントです。
  3. 【私のおすすめ】もっと安全で、バランスの取れた「代替案」

    「今の車にかかる費用を抑え、手元に現金を残したい」という当初の目的を叶えつつ、リスクを抑える方法は、他にもあります。

    例えば、

    高年式の国産コンパクトカーやミニバンの中古車に乗り換える

    5年落ち程度の、信頼性の高い国産車(例えば、以前ご相談のあったフリードやシエンタなど)であれば、故障のリスクは格段に低く、家族も安心して乗せられます。

    今の車を売却した200万円以上の資金があれば、お釣りがくる可能性も十分にあります。

    「乗り潰す」前提で、もっと安価でシンプルな国産車を選ぶ

    もし、本当に「移動手段」と割り切るのであれば、50万円程度の、シンプルな国産コンパクトカーや軽自動車を選び、それを乗り潰す、という手もあります。

    これらの選択肢は、整備工場さんの提案ほど、手元に大きな現金は残らないかもしれません。しかし、日々の安心感や、トラブルに悩まされる時間の損失を防ぐという意味で、トータルで見れば、より「損しない」選択と言えるのではないでしょうか。

「安心」と「信頼性」こそ、家族の車の「損しない」基本です!

もう一度、結論です。

信頼できる整備工場からの「安い中古輸入車」という提案は、一見すると非常に魅力的な「裏ワザ」に聞こえるかもしれません。

しかし、家族を乗せる生活の足として、そして車の知識に自信のない方が選ぶには、あまりにもリスクと不確定要素が多すぎます。

「損しない」カーライフの基本は、やはり「日々の安心感」と「信頼性」です。

その整備工場さんの提案は、「車好きの、リスクを楽しめる玄人のための選択肢」として心に留めつつ、

ご自身の家族のカーライフにとっては、よりリスクの少ない、堅実な選択をされることを、私はおすすめします。

まとめ:専門家のアドバイスも、自分の状況に合うか見極めよう!

今回の「安い中古ドイツ車」戦略、いかがでしたか?

  1. 一見お得な提案も、その裏にある「リスク」や「依存性」を冷静に考えよう!
  2. 車の「故障」がもたらす損害は、修理費だけでなく「時間」や「精神的負担」も大きい!
  3. 「プロの楽しみ方」と「初心者の実用」は違う!自分に合った方法を選ぼう!
  4. 「損しない」ためには、リスクの少ない、信頼性の高い国産中古車などが、やはり有力な選択肢!

たとえ専門家からのアドバイスでも、それが100%あなたに当てはまるとは限りません。

ぜひ、今回の情報を参考に、ご自身の価値観、そしてご家族の笑顔を一番に考えた、最高の「損しない」一台を見つけてくださいね!

「ぺんぎんカーライフ」では、この他にもみなさんのカーライフに役立つ情報や、素朴な疑問への回答を発信しています。

それでは、素敵なカーライフを!🐧

おわりに

ご質問に共感していただける部分があったり、回答にお役に立てるセンテンスなどがあったり、しましたでしょうか?

このブログ「ぺんぎんカーライフ」では、質問の回答だけでなく、損しないカーライフを送るための記事を書いております

こちらからそれらの記事をまとめたページに飛べますので、良かったらご覧いただけましたら嬉しいです

【はじめに】車の大学⁉損しないカーライフのための記事まとめ25選 こんにちは!ピゴスです!! 損しないカーライフを広めるために、このブログ「ぺんぎんカーライフ」を執筆しております 大好きな...

それでは、損しないカーライフをお過ごしください

ABOUT ME
ピゴス
ギリギリ昭和生まれ、2児のパパとして奮闘中…空いた時間に車の情報発信や質問に答えている管理人のピゴスです! クルマ好き歴30年以上、気付けば1級自動車整備士(笑)元、国産自動車のディーラーの営業マンです。 過去に車を整備したり販売させていただいたりする中で、車を移動手段と考えている方にこそ、様々なお悩みがあることに気付きました。そう言った悩みのある方が、知らないがゆえに損してしまうことがないようにこのブログでは少しでもみなさまのお悩みに寄り添った内容を発信できればと考えております。 取り上げて欲しい題材、個別のお悩みなど、コメント欄や「X」などでいつでもメッセージを承っております。お気軽にどうぞ!

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