傷ありの中古フリード、次の車検は通る?修理の必要性と費用

「愛車のフリード、まだまだ乗りたいんだけど…」
😥「この間フェンスに引っかけて、バンパーが外れかけてる…」
😥「前の傷も、なんだかサビてきちゃった…」
🤔「もうすぐ車検だけど、これって直さないとダメ? 高かったらどうしよう…」
長年乗っている愛車に傷や不具合が見つかると、本当に不安になりますよね。
特に車検が近づくと、「修理代が高いなら、いっそ買い替えた方が…」という考えが頭をよぎるお気持ち、よく分かります。
でも、結論から言うと——慌てて買い替えなくて大丈夫。
この記事では、車検に通すために「本当に必要な修理」と、費用を抑える「賢い補修のコツ」を、いっしょに整理していきますね。
ご安心ください。
今回の傷やサビは、簡単な補修で、まだまだ乗れることがほとんどです。
この傷だけを理由に、高いお金をかけて買い替える必要はありません。
大切なのは、「安全に関わる必須の修理」と、「見た目のためのDIY補修」を、きちんと分けて考えること。
全部を完璧にピカピカへ直す必要は、ないんです。
この記事で、必要な所と、気楽でいい所を、はっきりさせていきましょう。
きっかけは、読者の方からのご相談
まずは、今回いただいたご相談です(内容は編集して掲載しています)。
🔶 今の車
2010年式のフリード(走行10万km)。
あと数ヶ月で車検。
運転があまり得意ではないので、できれば今の車を車検を通して乗り続けたい(約75万円で購入)。
🔶 気になる傷①
フェンスに引っかけて、フロントバンパーの一部が外れかけている。
🔶 気になる傷②
以前擦ったスライドドア下の傷が、錆びてきた。
🔶 お悩み
見た目は気にしていないが、安全面で危険なのか、車検に通らないのかが分からない。
直すなら、どこにお願いすればいい?
ご相談ありがとうございます。
愛車を大切に、長く乗り続けたいというお気持ち、素晴らしいですね。
「この外れかけてる部品、名前すら分からない…」ってググっても出てこなくて、モヤモヤしますよね😅
でも大丈夫、心配しすぎなくていいんですよ
ひとつずつ、いっしょに整理していきましょうね
まず「安全に関わる修理」と「見た目のDIY補修」を分けよう
なぜ「まだ乗れる」と言えるのか。
それは、ご相談の2つの傷を「安全のための必須度」で分けて考えられるからです。
🔶 ①フロントバンパーの外れかけ → これは「必須」で直す
一番に対応したいのは、こちらです。
理由は、「安全性」に直接関わるから。
走行中に部品が外れてしまうと、歩行者や他の車に危険を及ぼす可能性があります。
また、部品が外れかかった状態は車検の保安基準に適合せず、「不合格」になる可能性が高いです。
安全のため、そして車検を無事に通すためにも、ここは直しておきましょう。
🔶 ②スライドドア下のサビ傷 → 「推奨」レベルのDIYでOK
こちらは、スライドドアの機能自体に問題がなければ、今すぐの安全性には直結しません。
もちろん放置すればサビは進みますが、それは高額な板金塗装をしなくても、ご自身の簡単な補修で十分に食い止められます。
つまり「必須」ではなく、「やっておくと安心な、推奨レベルの補修」というわけですね。
もちろん、「どうせなら全部きれいに直したい」という考え方もあります。
それも、まったく間違いではありません。
ただ、目的が「長く、安心して乗り続けること」なら、必要な所に絞る——これが私の考えです。
あなたのフリード「損しない」補修マニュアル
🔸 外れかけのバンパー:まずはプロに相談
まずは、そのフリードを購入したお店か、お近くのホンダディーラーに相談してみましょう。
車の状態を一番よく分かってくれているはずです。
外れかけているのは、オプションのライトなどが付く「化粧パーツ」のことも多く、しっかり固定できれば、機能面は問題ないことがほとんどです。
(ただし、実物を見ないと断定はできませんので、そこはお店で確認してもらってくださいね。
)
「バンパー交換」となると高額ですが、状況によってはクリップを付け直したり、裏側から固定するだけで済む可能性も十分にあります。
そして何より安心してほしいのが——最悪バンパーを交換することになっても、車自体にダメージはなく、これからも問題なく乗れます。
作業のタイミングは、車検と同時でもOK。
ただ、部品の取り寄せに時間がかかったり、10年を超える車だと部品が欠品して中古で探すこともあるので、車検の少し前に一度見せて相談しておくと、よりスムーズですよ。
🔸 スライドドア下のサビ傷:最強コスパの「タッチペン」
こちらは、ご自身で「タッチペン(マニキュアのような筆付きの補修塗料)」を使うのが、いちばん簡単で安上がりです。
目的は、完璧に消すことではなく「サビの進行を止めること」。
サビ止めは、いわば虫歯の予防と同じです。
小さいうちに塞いでおけば、大ごとにならずに済むんです。
金属がむき出しになった部分をタッチペンで覆うだけで、空気や水との接触を断って、サビの広がりを十分に防げます。
タッチペンはディーラーやオートバックスなどで買えます。
運転席ドアの内側などにある「カラーナンバー」を伝えれば、同じ色を用意してもらえますよ。
ちなみに私の感覚では、ディーラーの「純正品」のほうが液剤が濃くて厚く塗りやすく、しっかり錆止めできるイメージです(少しお高いですが)。
必要な所だけ確実に直して、あとは気楽に。
私はこれを「メリハリ整備」と呼んでいます(笑)
🔍 板金塗装、どこに頼む? 依頼先の目安
| 依頼先 | 費用目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| ディーラー | 5万〜20万円 | 仕上がり◎ 保証充実 |
| 板金専門店 | 3万〜15万円 | 技術力◎ コスパ良 |
| DIY補修 | 1,000〜5,000円 | 小傷のみ対応可 |
📊 車検まわりの、費用の目安
- 車検費用:普通車で約7万〜15万円、軽自動車で約5万〜8万円が目安。うち法定費用(自賠責・重量税・印紙代)は普通車で約4.5万〜7万円ほどです。
- タッチペンでのDIY補修:1,000〜5,000円程度。今回のサビ傷は、この範囲で十分にケアできます。
※上記はあくまで一般的な目安です。車種・年式・地域・依頼先によって金額は変わりますので、必ず見積もりを取って確認しましょう。
まとめ:その傷、本当に「買い替え」の理由になりますか?
長年乗った愛車に傷が見つかると、つい「もう潮時かな…」と、買い替えが頭をよぎりますよね。
でも、そんなときこそ、ひと呼吸おいて。
- まずは冷静に、その傷が「安全に関わるか」「車検に通らないか」を見極める。
- 「外れかけのバンパー」など安全に関わる所は、プロに相談して最低限の確実な修理を。
- 「見た目のサビ傷」は高額な修理は不要。タッチペンで賢くDIY補修。
- 大きな出費の「買い替え」は、本当に必要な時まで取っておく。これがいちばん損しない。
10年、ご家族を乗せて走ってきた相棒ですね
傷の一つひとつも、その道のりの証だと思います
必要なお手入れをしてあげれば、まだまだ、いっしょに走れますよ🐧
愛車ともっと長く付き合うための、メンテナンスの考え方は、こちらでもお話ししています。
もし将来、買い替えを考えることになったら、予算50万円クラスの中古車選びのコツも参考にどうぞ。
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車のこと全般を、はじめから整理したい方は、こちらの「車の教科書」ページもどうぞ。










