こんにちは!ピゴスです!
こちらの記事は、私が過去に「車の質問」をいただいた経験をベースに編集して、紹介しております
ご質問は、本当にありがたいです!私も回答をする中で、新たな気付きをいただけます
ご質問者様に役立つ情報というだけでなく、ブログを読んでくださっている方にも、ヒントになればと考えて、回答しております
ぜひ、何かのご縁でこのブログをのぞいてくださったみなさまにも、「損しないカーライフのヒント」を見つけていただけたら嬉しいです
このブログのトップページの検索窓からキーワードを入れていただくと、みなさんと同じような悩みを持った方の相談を見つけられるかもしれません
キーワードを入れてぜひ探してみてください

一人でも車で損しない方が、世の中に増えていただけますように!
それでは、車が好きな人も、そうでない人も、素敵なカーライフにしていきましょう!!
質問と解説
電気自動車、太陽光発電、V2H導入で電気代は本当に安くなる?経験者が語るリアル
「新築でオール電化にする予定で、電気代を安くするために電気自動車と太陽光パネル、V2Hの導入を検討しています。実際に導入されている方はどのように活用されているのか、本当に電気代が安くなるのか気になります。」
私自身もこのような疑問を持ち、結果的に興味が湧きすぎて、自ら取り付けて検証することにしました
その経験が同じ悩みを持つ方のお役に立てれば幸いです
特に、自家消費率を上げたい、災害時の備えにもしたいと考えている方は必見です
この記事では、実際に太陽光パネル、V2H、電気自動車を導入している経験者が、導入後のリアルな状況や注意点を解説します
この記事を読むことで、理想と現実のギャップを理解し、後悔のない選択ができるようになります
具体的には、導入前に知っておくべき重要な情報や、費用対効果について明確になり、自分にとって本当に必要なのかどうかを判断できるようになります
この質問をいただくにあたってのきっかけは、こちらの質問からでした↓

結論:目的によっては太陽光+電気自動車の組み合わせが最適解の場合も
結論から申し上げますと、節電や売電によるコスト削減を目的に太陽光、V2H、電気自動車の導入を検討しているのであれば、太陽光と電気自動車の組み合わせが最適解となる場合もあります
V2Hは、災害時の備えや、自給自足のシステムを楽しむといった目的が大きい場合に有効と言えるでしょう
我が家の電力事情と導入後の変化
我が家はオール電化で、東北電力の夜間電力契約をしていました
導入当初2021年は夜9時から朝9時までは1kWあたり12円でしたが、現在2024年は28.5円に値上がりしてしまいました
さらに現在は夜間電力のプランの新規加入自体がなくなってしまいました
ちなみに、他の新プランに変更すると私の場合は、さらに電気代が高くなってしまうため、今のプランを維持しようとしています(笑)
このように、当初計画していた太陽光、V2H、電気自動車の活用方法から、開始3年でずれが生じてきています
さっそく「計画通りにはいかないものだな」と痛感している今日この頃です
太陽光パネルの発電量
我が家の太陽光パネルは長州産業製で、最大5.5kW程度発電しています
年間6,000〜7,000kW程度は発電していますね
ただし、発電量は屋根の大きさや角度などで大きく変わるので、一概には言えません
私も太陽光パネルを設置する前は色々調べましたが、設置してからはあまり気にしなくなってしまいました(笑)
ちゃんと発電してくれていればいいな、くらいの感覚です
晴れの日はさらに嬉しい気持ちになりますよ♪
V2H、電気自動車、太陽光パネルの活用方法の変化
当初は、夜間電力でリーフに充電し、貯めた電気を昼間に使ったり、走行に使ったりしていました
曇りの日の我が家の消費電力は太陽光パネルでは賄いきれません
発電不足をリーフからの供給電力で補うイメージでした
しかし、冬場はリーフの走行エネルギーでほぼ使い果たしてしまい、発電不足を補うほどの電気の蓄えはありませんでした
現在はリーフを一時抹消(ナンバーを外して)し、完全に蓄電池としてカーポート下に置いています
最初は今までと同じように夜間電力で貯めて、昼間に使っていました
しかし、電気料金が高くなったことをきっかけに、太陽光パネルで発電して自家消費された後の余りをリーフの充電に回し、夕方などにリーフの電気を使って暮らし、夜9時以降は夜間電力のみで生活(リーフから電気はもらわない)しています
曇りの日など電気が足りないときは、朝などの夜間電力の時間にリーフに貯めて、それを昼間に使ったりもします
文字で書くとなかなか伝わりにくいですが、大体このような感じです
V2H導入前に知っておくべき注意点
私も家に太陽光パネル、V2Hも設置して、電気自動車に電気を貯めたり、家で使ったりしたかったのは、節電や売電で将来的に元が取れると思ったからです
しかし、設置前に色々と課題は見つかったので、お得感はプラマイゼロくらいならOK、半分浪費と思って設置に踏み切りました
今の処の感想は「まぁまぁ面白い経験ができたからよかったかな?」といったところです
もし、まだ設置が決まっていない時に戻れるなら、正直に言うと、太陽光やV2Hの設置自体を見直すのもありかなぁと思います(笑)
ただし、その人ごとの設置の目的にもよります
簡単に言うと、災害時の対応、環境負荷の低減、自給自足のようなシステムを楽しむ、そういった要素が第一の優先順位にあって、浪費としてより良い住宅環境を目指すという目的であれば、太陽光+V2H+BEV(電気自動車)の組み合わせは良い(面白い)と思います
逆に、当初の私のように節電や売電などコストの削減であれば、維持管理コストの兼ね合いで元を取るのが微妙な感じです
私の家庭も上手くいけば元は取れそうですが、やはり屋根トラブルの心配や太陽光システムやV2Hの故障など、家計管理をしていく上で支出を把握するには厄介事が増えてしまいます
大きな金額をどうするか?判断の回数なども増えて、ちょっと疲れるなぁといったところです
つまりは、そういう手間暇に対して、自分はタダじゃないですし、壊れたりすることも考えると、元は取れないかもしれません
もし私が今システムを組むとしたら、太陽光と電気自動車の組み合わせにします
実のところ、V2Hは現状、変換効率が非常に悪いのです簡単に言うと、100貯めた電気を60ぐらいしか家で使えません
40%ほどロスしています
これが一番大きな誤算でした
おそらく、車に貯めた電気は家での消費に使うより、走行に使った方が効率が良いと思います
V2Hの本体も現在約3年ですが、保証で1回修理しています
こういった故障が起きると、直るまで自宅で車にも充電できないという事態になりました
そのあたりの対応も考えておく必要がありますね
これから新築を立てて、エコな暮らしを考えている方の夢を壊すようなことを言って申し訳ないです
しかし、実際にV2Hまで設置されて暮らしている人はほとんど見かけないので、情報が少なく、私もリサーチして、信用できる業者さんに施工してもらいましたが、想像していたニコニコの生活ばかりではありませんでした(笑)
とは言え、一番最初の災害時などの目的であれば、「あり」だと思います!
私の設置の時期は、V2Hの補助金などで半額補助が出てくる制度などもあったりするので、ぜひそういったものが使えるタイミングを活用できるといいですね!
業者さんも知らない場合もありますので、入念にチェックください
まとめ
この記事では、電気自動車、太陽光発電、V2Hの導入について、経験者の視点からリアルな情報をお伝えしました
内容を簡単に復習しましょう
- 節電・売電目的であれば、太陽光と電気自動車の組み合わせが有効な場合がある
- V2Hは、災害対策や趣味の要素が大きい場合に適している
- V2Hは変換効率が低く、故障のリスクもある
- 補助金制度などを活用することで、導入費用を抑えられる可能性がある
この記事を読んで、電気自動車、太陽光発電、V2H導入のメリット・デメリットをより理解し、ご自身の状況に合わせた選択のヒントを得られたでしょうか?
後悔のない選択で、より快適な生活を実現しましょう
おわりに
ご質問に共感していただける部分があったり、回答にお役に立てるセンテンスなどがあったり、しましたでしょうか?
このブログ「ぺんぎんカーライフ」では、質問の回答だけでなく、損しないカーライフを送るための記事を書いております
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それでは、損しないカーライフをお過ごしください