著者:ピゴス - 元1級整備士×元ディーラー営業マン(整備12,000台/販売500台/年300件相談対応)

👨「初めてMOTA車買取を使ってみたいけど、何か注意点はあるのかな?」

👨「事故歴のある車や、もう動かない古い車でも、ちゃんと値段はつくのかな?」

そんな不安を感じている方に向けて、この記事を書きました。

先に結論をお伝えしますね。

車は、売り方をほんの少し工夫するだけで、最終的な金額が大きく変わります。

しかもそれは、事故歴があっても、不動の車であっても同じなんです。

この記事を読むと、こんなことが分かります👇

  • MOTA車買取を初めて使うときに知っておきたい「5つの注意点」
  • 事故車・不動車でも、なるべく高く売るための「2つのコツ」
  • 査定額が後から下げられる「減額」を防ぐ方法
  • 電話が鳴り止まなくなる「電話ラッシュ」を避けるコツ
  • 実際にいただいたご相談(事故歴あり・不動のフィット)への具体的なアドバイス

それでは、一緒に「損しない売り方」を見ていきましょう😊

✅ 結論からお伝えします

車を高く売るコツは、たった2つだけです。

①車の状態(とくに欠点)を、「正直かつ詳しく」伝えること。

②複数の買取業者に同じ条件で査定してもらい、「競争」してもらうこと。

「欠点を正直に言ったら、安くされちゃうんじゃ?」と思いますよね。

でも実は、逆なんです。

正直な開示と業者間の競争は、どちらも「あなたが損をしないため」の土台になります。

MOTA車買取を初めて使うときの「5つの注意点」

MOTAは、一度の入力で複数の買取業者に査定を依頼できるサービスです。

ただ、初めて使うときは「どんな仕組みなの?」と気になりますよね。

最初に知っておくと安心な「5つの注意点」をまとめました。

注意点①:MOTAは「同時査定(入札方式)」だから電話ラッシュが起きにくい

一括査定と聞くと、「申し込んだ瞬間に何十社からも電話が鳴る…」というイメージがありませんか?

MOTAの場合は、申し込んだあとに最大20社が査定額を提示し、その中から上位の数社だけがあなたに連絡する仕組みです。

いわば、業者さんが先に「私はこの金額で買います」と入札してくれるイメージですね。

なので、電話が鳴り止まなくなる…という心配は少なめです。

「営業電話が苦手で、一括査定はちょっと…」という方には、相性が良い仕組みだと思います。

注意点②:3つの規約が「あなたを守ってくれる」

MOTAには、利用者が安心して使えるように、買取業者が守るべきルール(規約)があります。

私が「これは利用者に有利だな」と感じている主なルールは、次の3つです。

  • 入札した金額より下げて買い取ること(不当な減額)を禁止
  • 車を引き取ったあとでも、翌日まではキャンセルできる
  • 高額なキャンセル料(違約金)の請求は規約違反

特に大きいのは、最初の「減額の禁止」です。

「査定では高い金額を出して、あとから理由をつけて下げる」という不安は、売却でいちばん多い悩みのひとつ。

そこに、はっきりとした歯止めがあるのは心強いですね。

注意点③:「あんしん決済」は2025年10月から有料になりました

MOTAには、入金やトラブルを仲介してくれる「あんしん決済」という仕組みがあります。

この「あんしん決済」が、2025年10月から有料に変わりました。

費用の目安は、買取金額のおよそ1%(上限3万円ほど)です。

ただ、MOTAは上場している大きな会社が運営しているので、「お金を持ち逃げされる」といった心配は、もともと大きくありません。

「念のため使って安心を買う」のか「手数料を節約する」のかは、ご自身の考え方で選んでいただければと思います。

注意点④:概算の査定額は「提示から約1週間」が目安

MOTAで最初に出てくる概算の金額は、ずっと有効なわけではありません。

目安としては、提示から「約1週間」と考えておくと安心です。

車の相場は、毎日少しずつ動いているからですね。

なので、「いつか売ろう」と先延ばしにするより、ある程度「この時期に売る」と決めてから申し込むのがおすすめです。

注意点⑤:希望する最低金額は、自分から先に言わない

これは、元営業からの少し本音に近いお話です😅

査定のとき、「最低でもいくらで売りたいですか?」と聞かれることがあります。

ここで希望の下限額を自分から先に伝えてしまうと、業者さんはその金額ギリギリに合わせてくることがあります。

なので、希望額は心の中に持っておき、口では「本日中に、いちばん高く買ってくれる会社さんと決めようと思っています」と伝えるのがおすすめです。

もちろん、丁寧に対応してくださる業者さんがほとんどです。

ただ、知っておくだけで、交渉の主導権を自分が持てますよ😊

事故車・不動車でも高く売る「2つのコツ」

注意点が分かったところで、いよいよ「高く売るコツ」です。

コツ①:欠点こそ「正直に・詳しく」開示する

「事故歴を伝えたら、買い叩かれそう…」

その気持ち、とてもよく分かります。

でも、欠点を隠して売ると、あとで見つかったときに「話が違う」と減額されたり、トラブルになったりすることがあります。

先ほどの規約①「不当な減額の禁止」が効くのは、最初に正直に伝えているからこそ、なんです。

それに、整備士の目線でお伝えすると、状態がはっきり分かる車のほうが、業者さんは安心して値段をつけられます。

傷やへこみは、写真を複数枚そえてあげると、より正確に評価してもらえますよ。

ピゴス
ピゴス

欠点を正直に言うのって、勇気がいりますよね

でも、隠して後から見つかって「話が違う」と減額される方が、ずっと損なんです

正直な開示は、遠回りに見えて、じつは一番の近道ですよ😊

コツ②:「同時査定」で業者さんの本気を一発で引き出す

もうひとつのコツが、複数の業者さんに「同じ条件・同じタイミング」で査定してもらうことです。

1社ずつ順番に査定してもらうと、業者さんは「他社がいくらで出すか」を見ながら、少しだけ余力を残して金額を出すことがあります。

たとえば、本当は120万円まで出せる業者さんがいたとします。

でも、他社が100万円で降りたのを見ると、「101万円」で止めてしまう。

これだと、本来もらえたはずの19万円を、まるごと取りこぼしてしまうんですね😢

ところが、全社が「同じタイミングで一斉に金額を出す」状況だと、最初から本気の最高額を出すしかありません。

これが、MOTAのような「入札方式」が価格を引き上げてくれる理由です。

もし「どこも似たような金額だな」と感じたら、自分でもう1〜2社、査定先を追加してみるのも有効ですよ。

【実例】事故歴あり・不動のフィットを、損せず売るには?

ここで、実際にいただいたご相談をご紹介します(内容は編集して掲載しています)。

🔶 お車
フィット ハイブリッド(2011年式)/走行12.7万km。

🔶 状態
リアに事故歴あり・バッテリー上がりで自走できず・傷は多め・今年11月に車検。

🔶 ご希望
自走できないので出張買取を希望・あまり時間はかけたくない・しばらく車の買い替え予定はなし。

🔶 事前の目安
あるディーラーでは、17万円ほどとの提示。

この「正直な開示」「同時査定」が、どう活きるのか。

私がお伝えしたアドバイスは、次の3つです。

  1. MOTAの車両情報は、できるだけ詳しく。とくに「バッテリー上がりで自走できない」ことは必ず記載しましょう。傷やへこみの写真も複数枚そえると、業者さんが状態を正確に把握でき、当日の減額リスクを防げます。
  2. 査定は「同日・同時刻」で。上位の業者さんから電話が来たら、こう伝えます。「他社さんにもお声がけしていて、みなさんに同じ日時で査定をお願いしています。〇日の〇時はいかがでしょうか?」。業者さんは同時査定に慣れているので、遠慮は不要ですよ。
  3. 目標は「17万円を少しでも上回ること」。事前のディーラー提示の17万円は、競争相手がいない状態での金額=いわば最低ラインです。事故歴があって不動でも、正直に開示して同時査定してもらえば、ここを上回れる可能性は十分あります。

💡 もうひとつ大事な「時期」の話

今回のように「急いではいないけれど、売ると決めている」なら、私のおすすめは3月中に売り切ることです。

というのも、自動車税は毎年4月1日の時点で車を所有している人に、その年の1年分が課されます。

もし名義変更が4月をまたいでしまうと、もう手放すつもりの車の税金を、あなたが負担することになりかねません。

売却手続きの名義変更をスムーズに進めてもらえるか、査定の前に一度確認しておくと安心ですよ😊

「直してから売ったほうがいい?」への答え

「傷やへこみを直してから売ったほうが、高くなりますか?」

これもよくいただく質問です。

結論からお伝えすると、基本的には「直さずに、そのまま正直に売る」ほうがコスパが良いことが多いです。

たとえば、板金や塗装にかかる費用の目安は、こんな感じです。

  • 小さな擦り傷:1万〜3万円
  • ドア1枚のへこみ修理:3万〜10万円
  • バンパー交換:5万〜15万円

ところが、修理にお金をかけても、その分まるごと査定額に上乗せされるとは限りません。

業者さんは自社で安く直せることが多いので、「直す費用 > 上がる査定額」になりがちなんですね。

なので、見た目が気になっても無理に直さず、正直に伝えて売るほうが、手元に残るお金は多くなりやすいですよ😊

売る前の「準備チェックリスト」と価格の目安

最後に、売る前にそろえておくと話がスムーズに進むものをまとめました。

✅ 車を売る前の準備チェックリスト

  • ☑️ 車検証と自賠責保険証を用意
  • ☑️ 整備記録簿を揃えておく
  • ☑️ 車内を清掃・消臭
  • ☑️ 傷やへこみの状態を把握
  • ☑️ ローン残債を確認
  • ☑️ 査定を2〜3社で比較

📊 買取価格の目安

だいたいの相場感も、知っておくと安心です。

  • 新車価格に対して、3年落ちで30〜50%、5年落ちで20〜35%ほどが目安
  • ディーラー下取りより、買取専門店のほうが10万〜30万円高くなるケースが多い
  • 複数社を比べると、最高額を引き出しやすい

もちろん、これはあくまで一般的な目安です。

車種や状態、その時期の人気によっても変わるので、最終的には「実際に査定してもらう」のがいちばん確実ですよ。

💡 今の車、いくらで売れる? MOTA車買取なら、電話ラッシュを抑えながら最大20社の査定額が分かります。

>>MOTAで無料査定してみる

車の相場や売却の流れを、もっとくわしく知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。

今の車、いくらで売れる?愛車の価値を最大化する方法 車を乗り替えるか迷っている方、まずは車の価値を最大化する方法を知るだけでも、次のカーライフの計画がぐっと立てやすくなり、損せずに進める...

買取の全体像(業者さん選びや当日の流れ)を一本でつかみたい方は、こちらが詳しいです。

【電話ラッシュなし】車を売りたい人は必見!80点は取れる方法を画像付きで解説電話ラッシュなしで車を高く売る方法を元1級整備士×元ディーラー営業が画像付きで解説。MOTA一括査定で80点を取る売却の手順とコツを業界目線で紹介します。...

実際にMOTAで売った読者さんの体験談も読んでみたい方は、こちらもあわせてどうぞ。

【初体験】高額で車の売却に成功!話題のMOTA、こうやって活用しましたディーラー20万円・買取店35万円だった軽自動車が、MOTA車買取で70万円に。読者の方の実体験を、元ディーラー営業ピゴスが査定員視点の補足つきで紹介します。...

まとめ:正直な開示と「同時査定」で、初めての売却も損しない

今回は、MOTA車買取を初めて使うときの注意点と、事故車・不動車でも高く売るコツをお伝えしました。

大切なのは、「正直に開示すること」「同時査定で競争してもらうこと」の2つです。

この2つを意識するだけで、初めての売却でも、ぐっと損をしにくくなります。

ピゴス
ピゴス

ここまでお疲れさまでした

事故歴があっても、動かなくても、あなたの愛車にはちゃんと価値があります

納得のいく金額で、次のオーナーさんのもとへ気持ちよく送り出してあげましょう🐧

査定の場で「今日決めてください」と言われたときの対応は、こちらの記事でくわしくお話ししています。

MOTA車買取で返事を待ってもいい?即決しない場合の正しい対応MOTA車買取の査定、その場で決めなきゃダメ?元営業が、持ち帰ってOKな理由(概算1週間有効期限・翌日キャンセル可)と、即決を迫られた時の賢い伝え方を解説します。...

車の売却で疑問や不安ある場合は、「X」「お問い合わせ」「コメント欄」などでお気軽にご相談ください。

ABOUT ME
ピゴス
ギリギリ昭和生まれ、2児のパパとして奮闘中…空いた時間に車の情報発信や質問に答えている管理人のピゴスです! クルマ好き歴30年以上、気付けば1級自動車整備士(笑)元、国産自動車のディーラーの営業マンです。 過去に車を整備したり販売させていただいたりする中で、車を移動手段と考えている方にこそ、様々なお悩みがあることに気付きました。そう言った悩みのある方が、知らないがゆえに損してしまうことがないようにこのブログを立ち上げました。少しでもみなさまのお悩みに寄り添った内容を発信できればと考えております。 取り上げて欲しい題材、個別のお悩みなど、コメント欄や「X」などでいつでもメッセージを承っております。お気軽にどうぞ!