こんにちは!ピゴスです!
こちらの記事は、私が過去に「車の質問」をいただいた経験をベースに編集して、紹介しております
ご質問は、本当にありがたいです!私も回答をする中で、新たな気付きをいただけます
ご質問者様に役立つ情報というだけでなく、ブログを読んでくださっている方にも、ヒントになればと考えて、回答しております
ぜひ、何かのご縁でこのブログをのぞいてくださったみなさまにも、「損しないカーライフのヒント」を見つけていただけたら嬉しいです
一人でも車で損しない方が、世の中に増えていただけますように!
それでは、車が好きな人も、そうでない人も、素敵なカーライフにしていきましょう!!
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カーシェア事故後、追加請求!バッテリー・タイヤ代は払うべき?「損しない」ための対処法と交渉術
こんにちは!「ぺんぎんカーライフ」のピゴスです🐧
カーシェアリング、個人間カーシェアは、手軽に色々な車に乗れて便利ですよね
一時期流行りましたが、2025年は個人間よりも、レンタカー会社がやるカーシェアの方が一般的です
とは言え、友達どうしの貸し借り、そういった個人と個人をつなぐウェブサービスはまだあります
そこで、もし万が一、借りている間に事故を起こしてしまったら…?ということを考えてみましょう
今回もとあるケースを紹介します
😥「ドアを擦っちゃった…でも、ちゃんと保険に入ってたから、ドアの修理は保険で対応できるみたい。ひとまず、よかった…」
と、一安心したのも束の間、
😨「オーナーさんから連絡が来て、『事故から数ヶ月経つけど、バッテリーが上がっちゃった。タイヤの空気も1本抜けてる。これも事故がきっかけかもしれないから、交換費用を負担してほしい』って言われた…」
😱「えっ、それも私の責任なの!? 保険会社に聞いても、確認に時間がかかるって言われてるし…」
🌀「どうすればいいの…?」
こんな状況になったら、本当に困ってしまいますよね
今回は、「カーシェアでの事故後、オーナーから追加の修理費用を請求された」という、切実な悩みについて、
その請求にどこまで応じるべきなのか?
そして、「損しない」ための具体的な対処法や交渉の考え方を、詳しく解説していきます!
きっかけは読者の方からのご相談
まずは、今回いただいた具体的なご相談内容です(内容を編集して掲載しています)
🔶状況:
カーシェアのWEBサービスで車(輸入車)を借り、ドアを擦ってしまい、交換が必要なほどの損傷
🔶保険対応:
WEBサービス仲介時の保険で、ドアの修理費用は負担なく対応可能
🔶問題発生:
修理部品の取り寄せに3ヶ月以上かかり、その間、車は一旦オーナーの手元へ
オーナーは車庫に入れたままにしていたところ、バッテリーが上がってしまった
さらに、タイヤ1本の空気が抜けていた
🔶オーナーからの要求:
「今回の事故をきっかけに、バッテリーが上がったり、タイヤの空気が抜けたりしたかもしれないので、それらも交換して欲しい」
🔶保険会社の対応:
追加請求分が保険適用になるか問い合わせたが、「現況確認に時間がかかる」との返答
🌀悩み:
もし保険適用外なら、これらの費用もこちらが負担すべきなのか?
もちろん、迷惑をかけたので対応したい気持ちはあるが、できれば保険の範囲でできればと考えています
事故を起こしてしまった負い目と、予期せぬ追加請求ですね
お気持ちお察しいたします
では、この追加請求、本当にあなたが支払うべきものなのでしょうか?
【結論】ドアの修理以外は「待った!」その請求、払う必要はないかも?
まず、私の考えの結論からお伝えします
今回のケースでは、事故で損傷した「ドアの修理」以外については、費用を負担する必要はない可能性が極めて高いです!
なぜそう言えるのか、個別の理由を見ていきましょう!
なぜ?バッテリー上がりとタイヤの空気抜け、責任の所在は?
🔶 バッテリー上がりは、オーナーの「管理責任」!
・原因の推測:
車がオーナーさんの元に戻ってから「3ヶ月以上、車庫に入れたまま」だったとのことです
車は長期間動かさないと、自然放電や暗電流(待機電力)でバッテリーが上がってしまうのは当然のことです
これは、完全にオーナーさんの車両管理の問題であり、事故によって乗らなくなったといえ、事故の衝撃などでパッテリーがあがったわけではありません
・責任範囲:
車を返却した時点でバッテリーが正常だったのであれば、その後のバッテリー上がりは、事故を起こした質問者さんの責任範囲外と言えるでしょう
🔶 タイヤの空気抜けは「原因不明」、3ヶ月後は「時効」!
・タイミングの問題:
タイヤの空気が抜けていることに気づいたのが、事故から「3ヶ月後」です
もし、事故の衝撃でタイヤが損傷(パンクやホイールの歪みなど)したのであれば、
車を返却する時点や、保険会社・修理工場が事故状況を確認した時点で、異常が見つかるはずです
・原因の特定困難:
3ヶ月も経過してしまうと、その間に釘などを踏んでゆっくり空気が抜けたのか、バルブの自然な劣化なのか、あるいは他の要因なのか…
「だれが運転していた時に、何が原因で空気が抜けたのか」を特定するのは不可能に近いです
・あなたの責任範囲:
返却時に問題がなかったタイヤの空気が、3ヶ月後に抜けていたとしても、それが事故によるものだと相手が証明できなければ、
あなたが費用を負担する必要はないでしょう
「現状では誰がパンクさせてしまったか、明確に分からないものにお金を払う必要はありません」
▼貸す側のリスク
カーシェアにおける「貸す側のリスク」という視点です
少し厳しい言い方かもしれませんが、カーシェアで車を貸し出すオーナーさんも、
ある程度の「リスク」(事故に遭うリスク、修理で車が使えない期間が発生するリスクなど)を承知の上でサービスを提供しているはずです
今回のようなケースは、オーナーさんにとっても「良い勉強代になった」と捉えるべき側面もあるかもしれません
どうすればいい?具体的な対処ステップ
では、この状況で、あなたは具体的にどう行動すれば良いのでしょうか?
🔶 ① まずは保険会社との連携を継続
ドアの修理については、引き続き保険会社と連携し、スムーズに進めてもらいましょう
バッテリーやタイヤの件で、保険会社が「確認に時間がかかる」と言っているのは、やはり事故との直接的な関連性に疑問があるからかもしれません
最終的な判断を待ちましょう
🔶 ② WEBサービスの運営に必ず報告・相談!
こういった個人間のトラブルは、必ずプラットフォームである運営にも報告し、相談しましょう
たとえ「当事者間で解決を」と言われる可能性があったとしても、状況を記録として残し、運営側の見解やアドバイスを求めることは重要です
本来、「運営側は、利用者もオーナーも損しないような仕組みを考えなければならない立場」です
何かしらの解決策の提示もあるかもしれません
🔶 ③【最終手段?】家族の保険の「弁護士特約」が使えるかも?
もし、オーナーさんからの請求があまりにも執拗だったり、不当だと感じたりする場合の「お守り」として、以下の方法も頭の片隅に置いておいてください
・確認ポイント:
あなたご自身、または「同居のご家族」の誰かが、ご自身の自動車保険に「弁護士費用特約」を付けていませんか?
・使い方:
この特約は、今回のような「賠償トラブル」でも、弁護士への相談費用や、場合によっては交渉費用などを保険でカバーできる可能性があります
※使えるかどうかは、保険会社や特約の条件によりますので、必ず確認が必要です!
⭕️メリット:
この特約だけを使った場合、通常、その保険の等級が下がったり、翌年度の保険料が上がったりすることはありません
一旦、使えるかどうか確認して、「あとは弁護士におまかせ!」とできたら、精神的な負担は減ります
もちろん、有料で弁護士に相談することもできますが、費用を考えると「割に合わない」ケースが多いでしょう
まとめ:冷静に、毅然と。そして頼れるところに相談を!
カーシェアでの事故、そしてその後の追加請求…本当に心中お察しいたします
でも、焦らず、以下のポイントを思い出してください
- 事故と直接関係のない、後から発生した不具合(今回のバッテリー上がりやタイヤの空気抜け)まで、あなたが責任を負う必要はない可能性が高い!
- まずは保険会社の正式な判断を待つ
- 並行して、サービス運営にも必ず状況を報告し、相談する
- あまりにも理不尽な請求が続く場合は、「弁護士費用特約」の活用も検討してみる
真摯に対応しようとしている気持ちは素晴らしいですが、何でもかんでも受け入れる必要はありません
今回のトラブルが、ご自身にとって納得のいく形で、円満に解決することを心から願っております🙏
「ぺんぎんカーライフ」では、この他にもみなさんのカーライフに役立つ情報や、素朴な疑問への回答を発信しています
- 車の売却に関する一般的な情報はこちら: 【保存版】車を高く売るための全知識!買取・下取りのコツと注意点まとめ
- サイト内検索も活用して、あなたの疑問を解決するヒントを見つけてみてください!
それでは、素敵なカーライフを!🐧
おわりに
ご質問に共感していただける部分があったり、回答にお役に立てるセンテンスなどがあったり、しましたでしょうか?
このブログ「ぺんぎんカーライフ」では、質問の回答だけでなく、損しないカーライフを送るための記事を書いております
こちらからそれらの記事をまとめたページに飛べますので、良かったらご覧いただけましたら嬉しいです

それでは、損しないカーライフをお過ごしください