交換した車の部品、どう処分する?燃えないゴミに出す前に確認したい順番

納車の日。
うれしい気持ちで帰ろうとしたところに、袋に入った古い部品を渡された。
「交換したぶんです。処分はお願いしますね」
その場では受け取ったものの、家に置いてみると、これが意外と困ります。
燃えないゴミに出していいのか。
それとも、どこかへ持っていくものなのか。
まず、その部品は持ち帰らなくて大丈夫なことが多いです。
お店の側には、外した部品をまとめて処理する流れが、もともとあるからです。
ですから、ひと言お願いするだけで大丈夫です。
もう家にある場合は、①お店にひと声 ②お住まいの自治体のルールを確認 ③金属の買取店、の順に見ていきます。
そして大前提として、捨て方は自治体ごとに違います。
ネットで見かけた「正解」より、お住まいの市区町村のルールのほうが答えに近いです。
部品を渡されると、なんだか捨てにくいですよね
あれ、じつはお店に戻していいものなんです
肩の力を抜いて大丈夫ですよ
今回いただいたご相談
いただいたご相談を、内容を編集したうえで掲載させていただきます。
中古車購入と同時に、部品交換を行いました。
納車時に、交換した古い部品を預けられ、処分を依頼されました。
これは、燃えないゴミとして出すのが良いのでしょうか。
それとも、金属の引き取り・買取店に持っていくのでしょうか。
ご質問ありがとうございます。
納車で気持ちが上がっているところに、これは少し困りますよね。
じつはこのご相談、2つの選択肢のどちらかを選ぶ前に、ほどけるところがあります。
なぜ、持ち帰らなくて大丈夫なのか
私が整備の現場にいたころは、交換した部品はお店で処分するのが基本でした。
お店には、外した部品をまとめて引き取ってもらうルートがあります。
日々たくさんの部品が出るので、それを回す仕組みが最初からあるんですね。
では、なぜお客さまに部品をお見せするのか。
あれは「本当に交換しましたよ」を、その目で確かめていただくためです。
見えないところの作業ほど、言葉だけでは伝わりにくいですから。
つまり「見せる」と「持って帰っていただく」は、別のことなんです。
ですから、その場で「これは引き取っていただけますか」とお願いして、まったく失礼になりません。
言い出しにくければ、次に入庫するときに持っていっても大丈夫です。
もちろん、記念に取っておきたい方や、ご自分で使い道がある方は、持ち帰るのもアリです。
あくまで私の感覚ですが、そこで気を使わなくていい、というだけのお話です。
もう持ち帰ってしまったときの、3つの順番
すでに家にある、という方も多いと思います。
そのときは、この順番で見ていくのがいちばん早いです。
① まず、買ったお店にひと声
遠慮はいりません。
「先日いただいた部品、引き取っていただけますか」とお願いすれば、たいていは受けてもらえます。
次の点検やオイル交換のついでに持っていけば、往復の手間もありません。
こういうことを気軽に言える相手がいる、というのが、1ヶ所に決めて長く通うことの小さな実利でもあります。
② お住まいの自治体のルールを確認する
ここがいちばん大事なところです。
部品の捨て方は、お住まいの市区町村によって扱いが違います。
金属ごみとして出せるところもあれば、大きさや品目で分けているところもあります。
ですので、ネット記事の「これはこう捨てる」よりも、お住まいの自治体のごみ分別ルールを見るほうが確実です。
調べ方は簡単です。
- 市区町村のホームページで、ごみの分別辞典を品目名で引く
- それでも分からなければ、清掃センターに電話でひと言
- 聞き方は「車から外した◯◯なのですが」と、品目名で伝えるだけで大丈夫
意外かもしれませんが、この電話1本がいちばん早くて、いちばん間違いがありません。
③ 金属の買取店に持ち込む
金属としてお金になる部品もあります。
ただし、個人からの持ち込みを受けていないお店もあるので、行く前に電話で確認してください。
正直にお伝えすると、小さな部品がいくつか、という量では、持ち込む手間のほうが大きくなりがちです。
まとまった量があるとき、近くにお店があるとき、の選択肢と考えるのがちょうどいいと思います。
これだけは、ふつうのゴミに出さないでください
自治体によって扱いが違う、とお伝えしましたが、そのなかでも共通して気をつけたいものがあります。
- タイヤ=多くの自治体で回収していません
- バッテリー=同じく回収していないことが多く、お店やカー用品店で引き取ってもらうのが早いです
- エンジンオイルなどの液体=そのまま捨てない・流さない
- エアバッグまわりの部品=安全に関わるので、必ずお店へ
このあたりは、迷ったらお店に持っていくのがいちばん確実です。
とくにエアバッグまわりは、ご自分で扱う場所ではありません。
外したタイヤについては、捨てる以外の道もあります。
状態によっては値段が付くことがあるので、こちらにまとめました。
バッテリーについては、ご自分で交換したときの持っていき先や、費用の考え方をこちらにまとめています。
まとめ:迷ったら、出した人に返す
今回のお話を、整理しておきますね。
- 交換した部品は、お店で処分するのが基本。持ち帰らなくて大丈夫なことが多い
- お見せするのは「本当に交換しましたよ」を確かめてもらうためで、持ち帰りとは別
- もう家にあるなら、順番は①お店 ②自治体のルール ③金属の買取店
- 捨て方は自治体ごとに違う。分別辞典を品目名で引くか、電話1本がいちばん早い
- タイヤ・バッテリー・液体・エアバッグまわりは、ふつうのゴミに出さない
- 金属の買取店は、個人の持ち込みを受けていないこともあるので先に電話を
部品ひとつの処分に、何日も悩む必要はありません。
出した人に返す。
それで済むことが、思っているよりずっと多いですよ🐧
あわせて読みたい関連記事
こういう小さなことを気軽に聞ける相手がいると、車との付き合いはずいぶん楽になります。
私が実践している、頼み先の決め方はこちらです。
車のこと全体をゼロから整理したい方は、車の教科書ページもどうぞ。
車のことで疑問や不安がある場合は、「X」「お問い合わせ」「コメント欄」などでお気軽にご相談ください。
最新記事のアップもXでお伝えしておりますので、よろしければフォローよろしくお願いいたします












