一括査定の概算1位に絞っていい? 実車を見たら7万円で最下位になった話

📱「一括査定の結果が出た。1位は30万円まで出るかも!」
🤔「2位以下とけっこう差がある。もう1位の会社だけでいいのでは?」
😥「でも、この金額って本当に出るのかな…」
一括査定(ネットで一度申し込むと、いくつもの買取店から金額が届くサービス)を申し込んだ方から、この形のご相談は、これまでに何度もいただいています。
結論から申し上げると、その順位は、まだ誰もあなたの車を見ていない順位です。
今回は、実際に上位3社を呼んで、順位がまるごと入れ替わった読者さまの記録をお借りしました。
元ディーラー営業として、その数字がなぜこう動いたのかも、あわせてお話ししますね。
ネットに出た概算額の順位は、実車を見たあとで入れ替わることがあります。
まだ誰も、あなたの車を見ていないからです。
ですから、1社に絞る前に、できれば上位3社ほどに実車を見てもらうのがおすすめです。
順番は、2位以下を先に、1位を最後に。
そのうえで、先に来た会社が1位の概算を超えたら、そこで決めてしまって大丈夫です。
そしてもうひとつ。
ほかの会社と一緒の査定を、強く嫌がるお店があったら、そこは1位でも一度立ち止まっていいと思います。
きっかけは、読者の方からのご相談
まずは、いただいたご相談です。
日産ノート(2012年式・走行1.6万キロ)を売ることになりました。
叔父の車で、私は電車で現地へ行かなければなりません。
一括査定に出したところ、9社から概算額が届きました。
1位が飛び抜けて高く、2位以下とはかなり差があります。
みなさんは、1位の会社にだけ見に来てもらえばいいと思いますか?
届いた概算額(車を見る前の、おおよその金額)が、こちらでした。
| 順位 | 概算額 |
|---|---|
| 1位 | 23万円〜30万円 |
| 2位 | 15万5千円〜25万円 |
| 3位 | 15万2千円〜19万8千円 |
| 4位 | 12万8千円〜23万円 |
| 5位 | 11万4千円〜13万4千円 |
| 6位 | 10万7千円〜12万円 |
| 7位 | 8万5千円〜20万円 |
| 8位 | 7万1千円〜12万1千円 |
| 9位 | 5万1千円〜10万円 |
※ 2024年10月に、実際に届いた概算額です。
車種・年式・走行距離・地域・そのときの相場で変わりますので、金額そのものは目安です。
ご本人も、こう書かれていました。
会社によってこんなに金額が違うのは・・・不思議です
ここで、この方は1位の会社にひとつお願いをします。
遠方まで何度も足を運べないので、ほかの会社と同じ日にまとめて見てほしい、と伝えたんです。
返ってきた答えが、これでした。
うちはそれはやりません!!
ふつうはみなさん、1位の会社にだけ車を見に来てもらっていますよ
この一言が、あとから効いてきます。
概算で1位だった会社が、実車を見たら最下位になりました
この方は、上位3社を同じ日に呼びました。
結果から、先にお見せします。
| ネットの順位 | 概算額 | 実際に見たあとの金額 |
|---|---|---|
| 1位 | 23万円〜30万円 | 7万円 |
| 2位 | 15万5千円〜25万円 | 14万円 → 22万5千円 |
| 3位 | 15万2千円〜19万8千円 | 23万5千円 |
※ 2024年11月に、同じ日に3社が実車を見たあとの金額です。
1位が、いちばん低くなりました。
そして、9社中3位だった会社が、いちばん高い金額を出しています。
しかも3位の会社は、自分の概算の上限(19万8千円)を、3万7千円も超えてきました。
概算額は「まだ車を見ていない金額」です
なぜ、こんなことが起きるのでしょうか。
一括査定の概算額は、車種・年式・走行距離・グレードといった、申込書に書いた情報だけで出しています。
傷も、においも、内装の状態も、整備の履歴も、誰も見ていません。
だから概算額は、点ではなく幅で出てくるんです。
この方の表をもう一度見ると、7位の会社は「8万5千円〜20万円」でした。
幅が11万5千円もある、ということです。
つまり、あの順位表は「いくらで買います」の順位ではありません。
「このくらいまでなら出せるかもしれません」の順位です。
だから、上限どうしで比べても意味が薄いんです
この方の表は、じつは下限の高い順に並んでいました(4位の上限23万円は、3位の上限19万8千円より高いのに4位です)。
それでも、目に入るのは上限の大きい数字のほうですよね。
でも、1位が30万円で2位が25万円だったとして、その5万円は、まだどこにも存在していません。
実車を見たあとの金額が出てはじめて、比べられるようになります。
私は、概算額は「呼ぶ相手を決めるための順番」くらいに思っておくのがちょうどいいと考えています。
私がお伝えしたのは「2位以下を先に、1位を最後に」でした
ご相談をいただいたとき、私がお伝えしたのはこの段取りです。
最初に2位以下の2〜3社と査定して、1位はその後に査定の予定を入れる。
そして、最初の査定で1位の結果を超えるのであれば、そこで決めてしまう。
この方は、そのとおりに動いてくださいました。
- 10時 ── 2位の会社
- 12時 ── 3位の会社
- 14時 ── 1位の会社
なぜ、1位を最後にするのか
いちばん大きいのは、1位を最後にしておけば、前の2社で納得できたときに、そこで終われることです。
今回は、先の2社がその日に出した金額が14万円と20万円でした。
1位の概算(23万円〜)には届いていませんから、3社目まで進む理由があったわけです。
そして、その3社目が7万円だったんですね。
先に来てもらう会社への伝え方も、ひとつあります。
ほかの会社の金額は伏せたまま、「◯万円なら、その場で決めます」と、ご自分の基準だけを最初に伝えておくことです。
2026年9月の別のご相談でも、私はそうお返ししています。
基準は、1位の会社の概算を目安にすれば、根拠のない数字にはなりません。
届けばその場で決める、届かなければ次の会社に進むだけです。
「1位を断るのは、やりづらい」という気持ちもよく分かります
正直に言うと、いちばん高い金額を出してくれた会社を後回しにするのは、気がひけますよね。
ご相談のときも、私は「やっぱり1位を蹴るのはやりづらい所はあると思います」とお返ししていました。
ですから、断る必要はなくて、時間を後ろにずらしてもらうだけです。
この方も、1位の会社に同じ時間の査定を断られたので、同じ日に2時間ずつずらして、1位の会社には14時に来てもらっています。
それも難しければ、1位の会社だけに見てもらう形でも構いません。
そのときは、実車を見たあとの金額が、概算に近いかを確かめてから決めてみてはいかがでしょうか。
このときも、私は「それで30万円とかで買い取ってくれるなら、即決しても、十分良い結果なのではないか」と添えていました。
概算に届かない金額なら、そこで止まって、ほかの会社にも来てもらえばいいんです。
同じ日に集まってもらう段取りは、こちらにまとめています👇
ほかの会社と一緒の査定を嫌がるお店は、1位でも外していい
ほかの会社と一緒の査定を嫌がるお店の話も、大事なところです。
この方が「他の会社と一緒でもいいですか」と聞いたとき、1位の会社は強く断りました。
私の見立てでは、同じ時間の査定を強く断るのは、かなり分かりやすいサインです。
同時の査定を嫌がる理由は、だいたい決まっています
ほかの会社と同じ場に並ぶと、金額だけで比べられます。
正攻法で勝てるお店なら、そこに出ていっても困りません。
逆に、一番手に入って安い土俵を作りたいお店にとっては、同時の査定はいちばん都合が悪いんです。
「近くまで来たので先に見せてください」「今日決めてくれるならこの金額で」も、同じ方向の動きだと考えています。
もちろん、単に段取りの都合で断っているお店もあります。
出張の予定が組めない、担当者が1人しかいない、という事情は実際にあります。
ですから「断った=悪いお店」と決めつけるつもりはありません。
ただ、判断材料が1つ増えたとは思っていいはずです。
突出して1社だけ高いときは、むしろ一度止まるのがおすすめです
今回の表を、もう一度見てみます。
1位は、下限でも23万円です。
2位の下限は15万5千円ですから、低いほうで見ても7万5千円の差があることになります。
さきほど「上限で比べない」と書いたので、ここは下限で比べてみました。
私は、1社だけが飛び抜けて高いときは、いったん止まってみることをおすすめしています。
理由は単純で、高い金額を出せば、話を独り占めできるからです。
実車を見たあとで下げればいい、と考えることもできてしまいます。
もちろん、本当にその車を欲しがっている場合もあります。
どちらなのかは、実際に来てもらうまで分かりません。
だからこそ、ほかの会社にも来てもらう意味があるんです。
1社だけが飛び抜けて高く、並べ直すと、ほかの3社は近いところに集まっていた、という別のご相談もあります。
離れていた1社の金額が、何を見て出た金額だったのかは、こちらでお話ししています👇
この方の場合、その後はこうなりました
1位の会社は、実車を見て7万円を出しました。
そして、断りのメールを送っても返信はありませんでした。
一方で、2位と3位の会社はこんな様子だったそうです。
- 2位の会社 ── 車検証も車検シールも無いことを教えてくれた
- 2位の会社 ── 断りのメールにも「ご連絡ありがとうございます。また機会がありましたらお願いします」と返してくれた
- 3位の会社 ── 車検シールをどこに貼るか分からず、代わりに貼ってくれた
- 3位の会社 ── 車の書類の要る・要らないを、全部分けてくれた
金額のやり取りの前後の、こういうところにお店の姿勢が出るのだと思います。
このご報告をほかの方にもお伝えしたとき、私は「会話の雰囲気から得られるフィーリングや相見積もりがやっぱり大事」と添えました。
お店の見分け方は、こちらにまとめています👇
同じ修理の跡で、3社の見方が分かれました
この売却には、もうひとつ驚くことが起きています。
査定の当日に、最後に来た1位の会社から「修復ありますね」と言われたんです。
申し込みのときは、修復歴(事故などで、車の骨格にあたる部分を直したことがあるか)を「なし」で出していました。
叔父さまが駐車場で当て逃げされて直したことが、あとから分かったそうです。
右前のタイヤの上(横の部分)を、まるごと取り替えていたようです。
この方は、そのことを2位の会社には電話で、3位の会社にはメールで、ご自分から伝えています。
同じ修理の跡に対して、3社の答えがこう分かれます。
| お店 | 修復歴についての答え |
|---|---|
| 2位の会社 | 修復しているかなとは思ったが、とくに問題ないと判断した |
| 3位の会社 | 軽度で事故歴に入らなければ、20万円のままで大丈夫 |
| 1位の会社 | 修復がなければ20万円ほど。修復があるから7万円 |
同じ1台の、同じ修理の跡で、答えが分かれました。
答えが分かれたのは、どこかのお店が嘘をついているから、ではないと思っています。
申し込みと違う修理の跡が見つかれば金額が下がることがあるのは、MOTAも案内しているとおりです。
ただ、同じ修理の跡を聞いて、2位と3位の会社は金額を下げていません。
※出典=MOTA車買取 よくある質問「査定後の買取額はどうなりますか?」(2026年10月に確認)
修復歴の基準は、じつは3団体で同じものです
まず、前提を整理させてください。
中古車を売るときの「修復歴あり・なし」は、お店がそれぞれ決めているわけではありません。
業界の団体が定めた基準があって、自動車公正取引協議会・日本自動車査定協会・日本オートオークション協議会の3団体で、同じ基準が使われています。
基準では、車の骨格にあたる7つの部位が決められています。
- クロスメンバー(フロント・リヤ)
- サイドメンバー(フロント・リヤ)
- インサイドパネル(フロント)・ダッシュパネル
- ピラー(フロント・センター・リヤ)
- ルーフ
- センターフロアパネル・フロアサイドメンバー
- リヤフロア(トランクフロア)
この骨格を直したり交換したりしたときに、修復歴ありになります。
大きさの目安も決まっていて、カードサイズ(8.5センチ×5.4センチ)を超えた損傷が対象です。
※出典=自動車公正取引協議会「日査協の修復歴判断基準が一部変更となります」(2019年4月1日施行・2026年10月に確認)
ドアやフェンダーの交換は、修復歴とは別の扱いです
外側の板の扱いは、あまり知られていないと思います。
ドア・ボンネット・フェンダーのような外側の板は、骨格には入っていません。
査定の基準でも、外側の板の交換は、修復歴とは別の項目で扱われます。
日本自動車査定協会の車両状態証明でも、交換跡と修復歴は、そもそも別の記号で書かれるんです。
MOTAのよくある質問にも、フェンダーの修理・交換は、骨格を傷めていなければ、原則として修復歴に当たらないと書かれています。
ですから「板を1枚替えた=修復歴」ではありません。
ただし、その奥の骨格まで力が及んでいれば、修復歴になります。
外から見ただけでは、どちらなのか分からないこともあります。
※出典=日本自動車査定協会「中古自動車査定基準」・車両状態証明の「使用する記号」/MOTA車買取 よくある質問「傷やへこみがある場合、『修復歴あり』になりますか?」(2026年10月に確認)
そして、その基準自体に「異なる場合がある」と書いてあります
基準の表には、注意書きが添えられています。
修復歴の判断はボディ形状、構造(フレーム付き車等)や損傷の度合い等により異なる場合がある
基準を作っている側が、はっきりそう書いているんです。
私は、この一文がとても誠実だと思っています。
車の作りは1台ずつ違いますし、力の伝わり方も事故ごとに違います。
だから、同じ傷を見ても、判定が分かれることがある。
今回の3社の答えが分かれたのも、おそらくこの注意書きのとおりだと思います。
外の板だけと見たお店と、その奥まで及んでいると見たお店がいた、ということです。
※ どちらが正しかったのかは、この記録からは分かりません。
1位の会社が、慎重に見て重く判定した可能性も十分にあります。
ただ、知っておきたいのは、1社の判定が、その車のすべてではないということです。
そして、この方が驚かれたのは、ここでした
ご本人の言葉が、印象的でした。
今回はまさかの「修復の事実」が後から分かり、各業者さんには申し訳なかったのですが、それが実査定に大きく響かなかったのがビックリです
修理の跡が見つかったのに、最終的な金額は、3位の会社の概算の上限を超えました。
修復歴があると知って、売るのをためらう方もいらっしゃると思います。
でも、値段がつかないと決まったわけではありません。
まずは見てもらってから考えても、遅くないと思います。
この方は、修理の跡を知らなかっただけで、隠していたわけではありません。
それでも、査定ではきちんと見つかります。
別のご相談で、私はこうお返ししています👇
修復歴は、隠しても分かってしまうんです。
だからこそ、最初から全部出して「その状態込みの金額」を出してもらうのが、お互いにとって一番気持ちの良いやり方なんですよね。
ですから、修理の跡があると分かっているなら、申し込みのときに書いておくと安心です。
MOTAも、傷やへこみを先に伝えておくことが、実車を見たときの大きな減額を防ぐことにつながると案内しています。
修理の中身が分からないときは、修理を頼んだお店に、骨格まで直したかどうかを聞いてみてはいかがでしょうか。
ご家族の車を代わりに売るときは、持ち主の方に、事故や修理のことを先に聞いておくと安心です。
※出典=MOTA車買取 よくある質問「傷・へこみがある場合は申し込みできますか?」・「傷やへこみがある場合、『修復歴あり』になりますか?」(2026年10月に確認)
申し込みのときの書き方と、MOTAで金額が下がるときの決まりは、「MOTA車買取を初めて使う注意点は? 事故車は査定額が下がる前提で、期限から逆算して手放す」でお話ししています。
断るときに、ひとこと添えると金額が動くことがあります
この方は、決めなかった2社へお礼と断りのメールを送っています。
そのとき、あえてこんな一文を添えました。
金額の理由にて他社様と契約させて頂く運びとなりました
すると、3位の会社から返信が来ます。
他社さんはおいくらでしたか?勉強させていただきたく存じます
ほかの会社の金額を伝えたところ、3位の会社は、それを少しだけ上回る金額を出してきました。
これが、最終的な23万5千円です。
なぜ、断ったあとに動くのか
売る側から見ると不思議ですが、買う側の立場だと自然なんです。
「よそにします」とだけ言われたら、お店は何も手が打てません。
でも理由が「金額」だと分かれば、そこは動かせるからです。
逆に「対応が合わなかったので」なら、お店も引き下がります。
断る理由を書くことは、相手に最後の一手を残すことでもあるんですね。
ただ、上がるのは、伝えた金額を少し上回るところまでになりやすいです。
もちろん、書かずに断るのも失礼ではありません。
無理に駆け引きをする必要もないと思っています。
ほかの会社の金額を、盛るのはおすすめしません
ここで、ひとつだけ添えておきます。
他社の金額を聞かれたときに、少しだけ高く伝えて、もう少し上乗せしてもらう方法について、私は別のご相談でこうお答えしています。
「ちょっとだけ盛って、もう少しを上乗せするという方法もなくはないですが、あまりオススメしません」
買取店の方も人なので、「あっちはこう、こっちはこう」と揺さぶられるのは、気持ちの良いものではないからです。
売るという行為は、こちらが選ぶ側です。
選ぶ側だからこそ、正直でいるほうが最後に得をすると、私は思っています。
あとから交渉するより、その場で競ってもらうほうが金額が伸びる理由は、こちらに書きました👇
それでも、1社に絞っていい場合もあります
ここまで「複数社に見てもらうのがおすすめ」と書いてきました。
でも、1社に絞ってかまわない場合もあります。
2026年8月に、同じように「1位とだけ交渉するのがいいでしょうか?」とご相談くださった方には、この2つをお返ししました。
- 相場が分かっていて、お店と対等にやり取りできる方
- そもそも1社しか連絡が来なかった場合
地域や車によっては、連絡が来るのが1社だけということもあります。
その場合は、その1社としっかり話せば十分です。
それから、時間の都合もあります。
何度も立ち会えない事情があるなら、1社で決めることも立派な判断です。
この2つをお返しした方は、結局、概算の上位3社に、同じ日の同じ時間に来てもらいました。
概算1位の会社は、実車を見たあと、概算の下限を下回る金額になりましたが、それでも1位のままでした。
ほかの2社の金額も近いところに集まって、ご本人は「これが今の相場なのだな」と納得して手放せた、と書いてくださっています。
「1社だけを呼んでいたら、この金額が妥当かどうか判断する材料すらなかったと思います」とも。
順位が入れ替わらなくても、ほかの会社に来てもらった意味は、ちゃんとあったんですね。
私自身が2025年10月に車を売ったときも、3社に同じ時間に来てもらい、順位は概算のままでした。
それでも、同じ時間に競ってもらえたので、ディーラーの下取りより20万円高い、相場の上限で売れたと思っています。
私がお伝えしたいのは「必ず3社呼びましょう」ではありません。
順位表の数字を、確定した金額として読まないでほしい、ということだけなんです。
そして、まだ売ると決めていない方へ
ひとつだけ、先にお願いがあります。
一括査定に申し込むと、買取店の担当者さんが、実際に時間を使って動きます。
今回のように、車を見て、本部とやり取りして、書類の相談にも乗ってくれます。
ですので、金額の見当をつけたいだけの段階では、まだ申し込まないほうがいいと思っています。
その段階なら、車を見ずに相場だけ調べる方法もあります。
やり方は、こちらの「まだ売るか決めていない方へ」でお話ししています👇
まとめ:順位表は、まだ誰もあなたの車を見ていません
最後に、今日のところを整理しますね。
- 概算額は、申込書の情報だけで出た「幅」です。実車を見れば、順位は入れ替わることがあります
- 上位3社ほどに見てもらう。順番は、2位以下を先に、1位を最後に
- 先に来る会社には自分の基準を伝えておき、1位の概算を超えたら、そこで決めてしまって大丈夫です
- ほかの会社と一緒の査定を強く嫌がるお店は、1位でも一度立ち止まる
- 1社だけ飛び抜けて高いときも、いったん止まって確かめる
- 修復歴の判定は、公式の基準にも「異なる場合がある」と書かれています
- 分かっている修理の跡は、申し込みのときに書いておく。分からなければ、直したお店に聞く
- 断るときは理由をひとこと。ほかの会社の金額を盛るのは、おすすめしません
この方は、9社の概算で3位だった会社に、23万5千円で売却されました。
1位の会社だけを呼んでいたら、目の前に出ていた金額は7万円だけでした。
差は16万5千円ですが、いちばん大きかったのは金額ではないと思っています。
自分で確かめたうえで決められた、ということのほうです。
ご本人も、最後にこう書いてくださいました。
ネット査定はあくまで、ネット査定。実査定が重要ですね!
この一行に、ぜんぶ入っていると思います。
ご相談者さまの、その後
1週間後、車は引き取られていきました。
このご報告をいただいたとき、私はこうお返ししています👇
実体験を分かりやすくまとめてくださって、勉強になります。
じつは私も、半分は想像でお答えしているところがあります。
だからこうして実際に起きたことを教えていただけると、次に同じ疑問を持った方へ、もっと具体的にお話しできるようになります。
本当にありがたいです。
ご本人からは、「少しでも皆様のお役に立てたら幸いです」とお返事をいただきました。
じつは、同じ時期にもうお一方から、よく似たご報告をいただいています。
その方の場合、いちばん高い金額を出したのは1位の会社でしたが、その金額は動画で見ただけのものでした。
あとで下げられたら悲しい、と悩まれた末に、実際に車を見て2位より高い金額を出してくれた3位の会社に決められています。
お二人とも、最後は概算で3位だった会社に決められたんですね。
概算の順位が入れ替わること自体は、私もよくあることだと思っています。
もうひとつ、査定の日の雑談も面白かったので、書き残しておきますね。
古い車は海外に出るのかと聞いたところ、買取店の方はこう答えたそうです。
日本でも4月(就職シーズン)だと、通勤用に若い方が安く買えるからと、安全装置がない中古でも売れることが結構あるんですけどね
年式の古い車にも、次の行き先はあるということですね。
あなたの車も、まだ値段がつかないと決まったわけではありません。
売ると決めたら、まず何社かに見てもらってはいかがでしょうか。
💡 本気で売ると決めた方へ
MOTA車買取なら、電話が来るのは査定額の高い上位3社だけです。
今回のように、上位3社を同じ日に呼ぶ段取りが組みやすくなります。
ただし、ここまで書いてきたとおり、最初に出るのは実車を見ていない概算額です。
金額が確定するのは、実際に見てもらったあとになります。
申し込みの手順は、画像つきでこちらに載せています👇
査定額はいちばん高いけれど、担当の方の対応が気になる、という場面はこちらにまとめました👇
売ったあとで「安すぎたかも」と思ってしまった方は、こちらもどうぞ👇
ローンが残っている場合に、残債をどう伝えるかはこちらです👇
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それでは、損しないカーライフをお過ごしください🐧














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うまく言葉にできなくても大丈夫です。私が読んで、お返事します。
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※ 車種や金額など、ご自身が特定されそうな情報は書かないでくださいね。