著者:ピゴス - 元1級整備士×元ディーラー営業マン(整備12,000台/販売500台/年300件相談対応)

👩🏻「ChatGPTに『私の車、いくらで売れる?』って聞いてみたんだけど…」

👩🏻「『状態によって15万〜60万円くらいです』って…幅が広すぎて、結局いくらなのか分からない…」

こんにちは、ピゴスです🐧

最近、こういった「AIに聞いてみたんですけど…」というご相談が少しずつ増えてきました。

先に、その違和感の正体をお伝えしますね。

「AIの回答は、間違ってはいない。でも、あなたの車の値段ではない」

これが、この記事の結論です。

私は1級自動車整備士として5年、その後ディーラー営業として10年、車の現場で働いてきました。

そして今は、毎日のようにAI(人工知能のチャットサービス)を使い倒しています。

「AIを使い込んでいるからこそ、AIの得意なことと苦手なことが見えてきた」

そこで今回は、車の売却でみなさんが気になる質問を、実際にChatGPTにぶつけてみました。

この記事を読むと、以下のことが分かります。

  • ChatGPTは車の売却相談にどこまで答えられるのか(実際の回答つき)
  • AIの回答が「惜しい」ものになる3つの理由
  • AIの数字をそのまま信じて買取店に行くと危ない理由
  • 売却でAIに頼っていいこと・現場で確かめるべきこと
  • 「乗り続けるか売るか」をAIに聞くときの注意点

先にお伝えしておくと、これは「AIはダメだ」という記事ではありません。

むしろ逆で、「AIと現場の数字、両方を使える人が一番損をしない」というお話です。

✅ 結論からお伝えします

  • AIに車の売却を相談するのは、「調べ物」としては大正解です
  • ただし、AIの出す金額は「過去の・誰かの・平均の数字」=あなたの車の値段ではありません
  • 車の値段は、あなたの車を実際に見た買取店の「本気の入札」でしか分かりません
  • AIの数字は「胸の中の物差し」として持ち、最後は実車の査定で確かめるのが損しない王道です
Contents
  1. 前提:AIに車のことを聞くのは、むしろ正解です
  2. なぜAIは「車の値段」が苦手なのか|3つの理由
  3. 検証①ChatGPTに「いくらで売れる?」と聞いてみた
  4. 検証②「下取りと買取、どっちがいい?」と聞いてみた
  5. 検証③「乗り続けるのと買い替え、どっちが得?」と聞いてみた
  6. 検証④「長く乗るのはリスク?」と聞いてみた
  7. 売却でAIに頼っていいこと・現場で確かめること
  8. まとめ:AIと現場、両方使える人が一番損しない

前提:AIに車のことを聞くのは、むしろ正解です

まず、大前提からお伝えしますね。

車に詳しくない方が、車のことを調べるためにAIを活用するのは「素晴らしいこと」だと私は思っています。

😂「えっ、AIの注意点を語る記事じゃないの!?」

そう思われたかもしれません(笑)

もちろん、注意点はこの後たっぷりお話しします。

でも、分からないことを分からないまま放置するより、まずAIに聞いてみる方が何倍も前向きです。

実際、今回のChatGPTの回答は、私が読んでも「よくまとまってるなあ」と感心するレベルでした。

専門用語の意味、売却の大まかな流れ、必要書類…こういった「調べ物」は、AIの大得意分野です。

ただ、車の売却には「調べ物では解決しない領域」があります。

それが「あなたの車の値段」「あなたの生活に合った判断」です。

ここから先は、その境界線のお話です。

なぜAIは「車の値段」が苦手なのか|3つの理由

実際の検証に入る前に、理由を3つに整理しておきます。

理由①:相場は日々動くのに、AIのデータは「過去」のもの

車の相場は、野菜やお魚と同じように日々動いています。

私はよく「車はナマモノ」と呼んでいます(笑)

新型車の登場、季節、海外への輸出需要…いろんな理由で、車の値段は毎週のように変わります。

一方、AIが学習しているのは過去のデータです。

最近のAIはネット検索もしてくれますが、その検索先にあるのも「少し前の・誰かの車の」記録なんです。

理由②:AIは、あなたの車を1ミリも見ていない

同じ「2016年式・走行8万km」の車でも、値段は1台1台違います。

  • 内外装のキレイさ
  • 修復歴の有無
  • グレードや人気の装備
  • 保管状況(屋根の下か、青空駐車か)

こういった「個体差」で数万円〜数十万円の差がつくのが、中古車の世界です。

画面の向こうのAIには、あなたの車のツヤも、シートの状態も見えません。

理由③:AIの数字には「買い手」がいない

ここが一番大事なところです。

車の値段は、最終的に「その車を買いたい買取店が、いくら出すか」で決まります。

AIの数字がどれだけ精密でも、その数字で買ってくれる人はどこにもいません。

「値段は、AIではなく市場が決める」

これが車の売却の大原則です。

ちなみに、AIがネット検索で参照しているデータの多くは、買取店さんや一括査定サイトが集客のために公開している情報です。

それが悪いわけではありませんが、「売ってほしい側が作った数字」であることは、頭の片隅に置いておいて損はありません。

検証①ChatGPTに「いくらで売れる?」と聞いてみた

それでは、実際の検証です。

まずは、初心者の方がそのまま打ち込みそうな形で質問してみました。

質問:「10年落ちのN-BOXって、いくらくらいで売れますか?」

🤖 ChatGPTの回答(要約)

  • 10年落ちのN-BOX(2016年前後)なら「15万〜60万円くらい」がひとつの目安
  • 走行距離別の目安表つき(5万km前後なら40万〜70万円、10万km超なら10万〜30万円など)
  • 平均の買取額として「約31万円前後」という数字も提示
  • 「年式・グレード・走行距離を教えてくれれば、もっと現実的な相場を出せます」と聞き返しも

※2026年6月時点・ChatGPT(無料版)の回答をピゴスが要約

正直、けっこう親切な回答ですよね。

表まで作ってくれて、聞き返しまでしてくれます。

でも、よく見てください。

「15万〜60万円」って、下と上で4倍の幅があります😂

中古の軽自動車がもう1台買えてしまうくらいの幅です。

👩🏻「で、結局うちの車はいくらなの…?」

ここが分からないんです。

そして、「平均31万円」という数字。

平均は、「あなたの車の値段」ではありません。

日本人の平均身長が分かっても、あなたに合う服のサイズは分からないのと同じです。

前提を全部書いて、聞き直してみた

🤔「それは聞き方が雑だからでしょ?」

おっしゃる通りです(笑)

今度は、年式・グレード・走行距離・修復歴なし・車検の残りまで、細かく伝えて聞き直しました。

🤖 ChatGPTの回答(前提を細かく伝えた場合・要約)

  • ディーラー下取り:25万〜40万円程度
  • 一般的な買取店:35万〜50万円程度
  • 「複数業者の競争査定:45万〜60万円程度」
  • 『42万〜55万円くらい』がかなり現実的なライン」という予想つき
  • プラス査定・マイナス査定になりやすいポイントのリストも

※2026年6月時点・ChatGPT(無料版)の回答をピゴスが要約

おお、かなり具体的になりました。

正直、ここまで答えられるのは大したものだと思います。

前提を細かく伝えるほど、AIの回答の精度は上がるんです(このコツは後ほど「正しい使い方」でお話しします)。

…ですが。

この「42万〜55万円」をそのまま信じて買取店に行くと、何が起きるでしょうか?

🐧 ピゴスの本音「その数字、お店では使えません。むしろ少し危ない」

AIの数字には保証がありません。「ネットで55万円と見たんですが」と伝えても、買取店さんは画面の数字では買ってくれません。

それどころか、希望額を先に言ってしまうと、お店は「その少し上」で話をまとめにきます。言いづらいですが、これが交渉の現実です。

だからAIの数字は口に出さず、「胸の中の物差し」にしておくのが正解です。

実際にあった話:AIの数字より、実車の査定の方が高かった

ここで、最近実際にご相談をお受けした方のお話を紹介させてください。

その方は、AIに自分の車の情報を打ち込んで、おおよその金額を出してもらっていました。

「AIではこれくらいの金額だったので、実際の査定額と比べてみたいんです」

「AIの数字より高かったら嬉しいなあ」と。

結果は——実際の査定額の方が、AIの数字より高くなりました。

理由はシンプルです。

その方の車は「状態がキレイ」で、「グレードも良いもの」だったから。

AIの平均的な数字には、その方が車を大事に乗ってきた価値が入っていなかったんです。

もちろん、逆のパターンもあります。

傷や修復歴があれば、AIの数字より下がることも普通にあります。

でも、この方のAIの使い方は「理想形」だと私は思っています。

「AIの数字を答えにせず、物差しにして、実車の査定で確かめる」

この記事で一番お伝えしたいことを、すでに実践されていました😊

お店で「AI査定」の金額をもらった場合の活かし方は、こちらの記事でも詳しくお話ししています。

AI査定32万円から上乗せ!「相見積もり」の”次”にやるべき、損しない売却術ネットのAI査定で32万円…そこから上乗せして高く売るには?元1級整備士のピゴスが相見積もりの「次」にやる売却戦略を本音で解説。複数業者を同じ日に競わせる同時査定(MOTA)のコツ、AI査定額を業者に見せない理由、新規開店の狙い目まで紹介します。...

ちなみに:ChatGPT自身が「競わせるのが一番高い」と言っています

もうひとつ、面白いことに気づきましたか?

さきほどのChatGPTの回答を、もう一度よく見てください。

  • ディーラー下取り:25万〜40万円
  • 買取店1社:35万〜50万円
  • 複数業者の競争査定:45万〜60万円

「複数の業者を競わせる売り方が一番高い」と、AI自身が言っているんです(笑)

🤔「じゃあ、その競わせる売り方って、具体的にどうやるの?」

実は、ここから先の「具体的なやり方」こそ、AIの回答が急に頼りなくなる領域です。

次の検証で見ていきましょう。

検証②「下取りと買取、どっちがいい?」と聞いてみた

質問:「車を売るのって、ディーラーの下取りと買取店どっちがいいですか?初めてでよく分かりません」

🤖 ChatGPTの回答(要約)

  • 高く売りたいなら買取店、手間を減らしたいならディーラー下取り
  • おすすめは「①下取り額を聞く→②買取店2〜3社で査定→③高い方を選ぶ」
  • 「数万円〜数十万円の差が付くことも珍しくない」
  • デメリットとして「営業電話が多くなる場合がある」

※2026年6月時点・ChatGPT(無料版)の回答をピゴスが要約

これも、教科書としては正解です。

下取りと買取それぞれの特徴、両方の数字を比べる発想…大筋は合っています。

でも、元ディーラー営業として見ると「惜しい」ポイントが2つあります。

惜しい①:「2〜3社で査定」の回り方が書いていない

買取店2〜3社の査定、実は「回り方」で結果が大きく変わります。

1社ずつバラバラに回ると、各店はこう考えます。

😏(他社さんの出方を見ながら、少し上を出せばいいか…)

つまり、各社が「本気の上限」を出さずに様子見をするんです。

業界の知人(元買取査定員)から聞いた話ですが、本当は120万円出せる車でも、他社が100万円で止まれば「101万円」で買えてしまう。

本来あなたに渡るはずだった19万円が、静かに消えるわけです🥲

業者さんを責める話ではなく、これは「仕組み」の話です。

これを防ぐのが、「同じ日・同じ場所に複数社を集めて、一斉に金額を出してもらう」という方法(同時査定)です。

各社が他社の出方を読めないので、最初から本気の金額を出すしかなくなります。

AIは「複数社で査定」までは言えても、この「現場の段取り」までは教えてくれませんでした。

惜しい②:「営業電話が多い」の対策が書いていない

初心者の方が一括査定で一番不安なのは、「電話ラッシュ」ですよね😅

ChatGPTも「営業電話が多くなる場合がある」とデメリットには触れていました。

でも、「じゃあ、どうすればいいのか」の対策がありません。

実は、申し込み後の連絡が「上位最大3社だけ」に絞られる一括査定サービスもあります。

私が普段おすすめしているMOTA車買取がそのタイプで、電話ラッシュを避けながら、競争の原理だけを使えます。

具体的な使い方は、画像つきでこちらの記事にまとめています。

【電話ラッシュなし】車を売りたい人は必見!80点は取れる方法を画像付きで解説電話ラッシュなしで車を高く売る方法を元1級整備士×元ディーラー営業が画像付きで解説。MOTA一括査定で80点を取る売却の手順とコツを業界目線で紹介します。...

もうひとつ気になった一言:「古い車なら下取りでOK」

ChatGPTの回答に、こんな一節がありました。

「車の価値があまり高くない(10年以上経過、走行距離が多いなど)場合は下取りでもOK」

うーん、ここは少しだけ慎重になってほしいところです🤔

10年超え・10万km超えの車でも、海外への輸出需要や部品の需要で、思わぬ値段がつくことがあります。

「古いから、どうせ値段がつかない」と自分で決めてしまうのが、一番もったいないパターンです。

もちろん、手間を減らしたくて下取りを選ぶのは立派な選択です。

「値段を確かめてから選ぶ」のと「確かめずに諦める」のは別物、というお話です。

検証③「乗り続けるのと買い替え、どっちが得?」と聞いてみた

質問:「今の車は12年目で15万km走っています。乗り続けるのと買い替えるの、どっちが得ですか?」

🤖 ChatGPTの回答(要約)

  • 「今後の修理費と、車の価値の下落を比較する話」と整理
  • 乗り続ける方が得なケース/買い替えた方が得なケースを両論で提示
  • 「今後2年以内の修理費が30〜50万円を超えるなら買い替えを検討」という基準
  • 燃費差の計算例(年2万km走る場合、燃料費の差は年18万円)

※2026年6月時点・ChatGPT(無料版)の回答をピゴスが要約

実はこの回答、計算の枠組みとしてはかなりまともです。

両論併記もできていて、思わず「私の記事と似てるなあ」と笑ってしまいました(笑)

その上で、現場との違いを3つだけお伝えさせてください。

惜しい①:「得か損か」だけで車を決めさせようとしている

車は、計算だけで決めるものではありません。

  • 通院や子育てで「絶対に止まれない」事情
  • 思い立った時にパッと乗れる安心感
  • 家族との思い出が詰まった1台への愛着

こういった「生活の満足度」は、AIの計算式に入っていません。

「お金」と「生活の満足度」を天秤にかけて、最後はあなたが決める。

これが、私がいつもおすすめしている順番です。

惜しい②:買い替え先が「新車300万円」前提になっている

ChatGPTの計算例は、「300万円の新車に買い替えたら」という前提でした。

でも実際には、「程度の良い中古車」という選択肢があります。

買い替え先を工夫するだけで、比較の結果はガラッと変わります。

新車との比較が前提のままだと、「乗り続ける一択」に見えてしまうのも少しもったいないんです。

惜しい③:例え話の数字が「あなた」とズレていることがある

燃費差の計算例は「年間2万km走る人」の数字でした。

日本の平均的な使い方(年7,000km前後と言われます)だと、差はこの3分の1くらいに縮みます。

AIの例え話の数字をそのまま自分に当てはめると、判断が少しズレた方向に行くことがあります。

手放すか乗り続けるかで迷っている方は、判断の手順をこちらの記事で整理しています。

乗らない車の維持費がもったいない…手放すべき?元営業が教える損しない判断基準「乗らない車の維持費がもったいない…」と悩む方へ。元ディーラー営業が、手放すか持ち続けるかの判断基準を解説。本当の維持費の計算法、車のない生活で困ること、損しない売却のコツまで両論でお伝えします。...

検証④「長く乗るのはリスク?」と聞いてみた

質問:「車に長く乗るのはリスクがあるって聞きました。10年以上同じ車に乗るのはやめた方がいいですか?」

🤖 ChatGPTの回答(要約)

  • 「いいえ、一概には言えません。『車の年数よりも整備状態の方が重要』です」
  • 故障リスク・安全装備の進化・修理費の増加などのリスクは列挙しつつ、
  • 『10年以上乗ること自体』はリスクではありません。リスクなのは『整備不良のまま古い車に乗ること』です」と結論

※2026年6月時点・ChatGPT(無料版)の回答をピゴスが要約

ピゴス

正直、この回答を見て「おっ、いい線いってる」と思いました(笑)

「年数より整備状態」は、整備士としての私の実感とも同じです

そうなんです。

このテーマ、ChatGPTは「合格点」の回答を出してきました。

「年数より整備状態」は、整備士として12,000台以上の車を見てきた私の実感とも一致します。

検証記事として、良いものは良いと正直にお伝えします😊

…その上で、現場の人間として「2つの抜け」を補わせてください。

抜け①:13年目からの「増税」に触れていない

長く乗る話で、読者のみなさんが必ずぶつかるのが「13年超えの増税」です。

新車登録から13年を超えると、税金が少し高くなります。

  • 自動車税:年間およそ15%の割増(軽自動車なら+5,700円※)
  • 自動車重量税:車検時におよそ40%の割増(軽自動車なら2年分で+3,200円)

※平成27年4月以降に登録した軽自動車は+2,100円です。

「だから13年で買い替えるべき」という話をネットで見かけますが、私の考えは逆です。

🐧 ピゴスの本音「増税、心配しないでください。慌てて乗り換えなくて大丈夫です」

増税額は1〜2年で数千円〜1万円台。「乗り換えにかかる数十万円のコスト」と比べると、微々たるものです。

しかも13年乗った車は、価値がほぼ底まで下がっています。これは「もう失うものがない」という意味で、実は強みです(大きな事故でも金銭的な損失は最小限・車両保険を外す選択もしやすくなります)。

例えば200万円の車を10年で手放すと年間およそ18万円の支出、15年乗り切ると年間およそ13.3万円。「長く乗るほど、1年あたりの車の費用は安くなる」んです。

抜け②:「整備状態が大事」…それ、自分で判断できますか?

ChatGPTの結論は「整備状態が重要」でした。

正しいです。

でも、初心者の方はここで困るんです。

👩🏻「うちの車の整備状態が良いのか悪いのか、それが分からないんだけど…」

そうなんです。

「何が大事か」はAIが教えてくれても、「あなたの車を診る」ことはAIにはできません。

ここが、人間の出番です。

信頼できる車屋さん・整備士さんに定期的に診てもらっていれば、「あと何年いけそうか」の感覚も一緒に育っていきます。

10年・10万kmを超えた車の寿命については、こちらの記事で詳しくお話ししています。

【えっ!?】車は10年10万kmで寿命?車屋さんは言いづらい『本当の判断基準』 🥲「うちの車、もう10年・10万km。そろそろ寿命かな…」😂「車屋さんで『そろそろ買い替えどき』って言われた」🤔「周りも乗り替えてるし...

売却でAIに頼っていいこと・現場で確かめること

車の売却とAI 損しない使い分け(調べ物はAI・値段は実車査定)

ここまでの検証を、使い分け表にまとめました。

知りたいこと頼る先
売却の流れ・必要書類・用語の意味🤖 AIでOK(むしろ得意分野)
売り方の選択肢を知る(下取り・買取・一括査定)🤖 AIでOK
あなたの車の値段🚗 実車の査定(複数社で競わせる)
交渉の段取り・現場のコツ🐧 経験者に聞く
売るか乗り続けるかの最終判断👪 あなたと家族(材料はAIと人の両方から)

AIに聞くときのコツ:前提を「全部」書く

検証①で見たとおり、AIは前提を伝えるほど良い回答を返してくれます。

  • 車種・年式・グレード・走行距離
  • 修復歴の有無・車検の残り
  • 家族構成・車の使い方・年間の走行距離
  • 「いま何に困っているか」

ここまで書くと、AIは「あなた専用の調べ物アシスタント」にかなり近づきます。

それでも、最後の「値段」だけはAIには出せません。

「あなたの車の値段」は、競わせて確かめる

あなたの車の本当の値段を知る方法は、ひとつだけです。

「あなたの車を実際に見た複数の買取店に、本気の金額を出してもらうこと」

私のおすすめは、連絡が上位最大3社に絞られるMOTA車買取で、同じ日に査定を集めて競ってもらう方法です。

相場の調べ方も含めた売却の全体像は、こちらの記事でまとめています。

今の車、いくらで売れる?愛車の価値を最大化する方法 車を乗り替えるか迷っている方、まずは車の価値を最大化する方法を知るだけでも、次のカーライフの計画がぐっと立てやすくなり、損せずに進める...

💡 まずは、今の愛車の「本当の値段」を確かめてみませんか?

電話ラッシュなしで、複数の買取店に本気の金額を競ってもらえます。

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まとめ:AIと現場、両方使える人が一番損しない

最後に、この記事の要点です。

  • AIに車の売却を相談するのは「調べ物」としては大正解
  • ただしAIの金額は「過去の・誰かの・平均の数字」=あなたの車の値段ではない
  • AIの数字は口に出さず、「胸の中の物差し」
  • 値段は「実車を見た複数社の本気の入札」で確かめる
  • 「得か損か」の計算だけでなく、「生活の満足度」もあなたの大事な判断材料

AIの登場で、車の情報集めは本当にラクになりました。

でも、だからこそ「画面の数字」と「現場の数字」の違いを知っている人と知らない人で、差がつく時代になったとも感じています。

あくまで私の感覚ですが、AIを上手に使う人ほど、最後の確認は人と現場を頼っている気がします。

ピゴス

AIも私も、遠慮なく使い倒してください(笑)

調べ物はAI、あなたの車の値段は実車査定、迷ったときの相談相手は人間です

車の売却で疑問や不安がある場合は、「X」「お問い合わせ」「コメント欄」などでお気軽にご相談ください。

ABOUT ME
ピゴス
ギリギリ昭和生まれ、2児のパパとして奮闘中…空いた時間に車の情報発信や質問に答えている管理人のピゴスです! クルマ好き歴30年以上、気付けば1級自動車整備士(笑)元、国産自動車のディーラーの営業マンです。 過去に車を整備したり販売させていただいたりする中で、車を移動手段と考えている方にこそ、様々なお悩みがあることに気付きました。そう言った悩みのある方が、知らないがゆえに損してしまうことがないようにこのブログを立ち上げました。少しでもみなさまのお悩みに寄り添った内容を発信できればと考えております。 取り上げて欲しい題材、個別のお悩みなど、コメント欄や「X」などでいつでもメッセージを承っております。お気軽にどうぞ!