こんにちは!ピゴスです!
こちらの記事は、私が過去に「車の質問」をいただいた経験をベースに編集して、紹介しております
ご質問は、本当にありがたいです!私も回答をする中で、新たな気付きをいただけます
ご質問者様に役立つ情報というだけでなく、ブログを読んでくださっている方にも、ヒントになればと考えて、回答しております
ぜひ、何かのご縁でこのブログをのぞいてくださったみなさまにも、「損しないカーライフのヒント」を見つけていただけたら嬉しいです
一人でも車で損しない方が、世の中に増えていただけますように!
それでは、車が好きな人も、そうでない人も、素敵なカーライフにしていきましょう!!
ご質問
ご質問をいただきました
少し不安なことがあり、質問させてください
以下の車両を毎日利用しています。
ダイハツ タント L375S
- 2020年に中古車購入
- 初年度登録 2010年
- 中古車購入時走行距離 80,000km
- 現在走行距離 110,000km
聞きたいこと
この車に乗るのは危険でしょうか?
経緯
中古車購入時からエンジンオイルがよく減ります
購入当初は販売店に点検整備を依頼しましたが、年数相応の劣化という回答でした
その後、販売店が遠いため、近くのカー用品店でオイル交換を行い、オイルの固さを変えたり、ストップリークを試したりしましたが、症状は改善しません
通常、オイルゲージ半分以上のオイル量が二週間で下限ギリギリまで減ります
カー用品店の整備士さんの見解もまちまちです
最近、オイル交換時に「オイルのカスが散らばっており、経年劣化が原因と推測される。万が一、オイルカスに引火したら車が燃える」と言われました
3年間無事に乗ってきましたが、これからも大丈夫でしょうか?
ご見解をお聞かせいただければ助かります
ご質問ありがとうございます!
私は元ダイハツのディーラーで整備士をしていました
L375Sやその他のKFエンジンのオイル消費について多くの経験がありますので、お答えさせていただきます
オイル消費の原因と対策
これは前オーナーがオイル交換のメンテナンスを怠ったことにより、エンジンのピストンに付いているオイルリングが固着したことが原因の可能性が高いです
特に2007年~2010年あたりのダイハツ車は、オイル管理が不十分だと、すぐにオイル消費が激しくなることがあるので注意が必要です
それにしても、オイルの消費ペースが非常に早いようです
もう少し遅い場合であれば、ダイハツのメンテナンスでエンジン内部を洗浄し、固着したオイルリングなどの汚れを取るエンジン洗浄剤を使用する方法がありますが、これほど進行が進んでいると、効果が薄いかもしれません
安全性とお勧めの対応
引火の心配はまずありませんので、オイルを補充しつつ走れば、とりあえずは大丈夫です
ただし、他の重大な故障が発生する前に乗り換えをお勧めします
中古車購入のアドバイス
カーセンサーなどで支払い総額をチェックしながら予算の範囲内で探していきましょう
基本的には、車が苦手な方にはディーラーの認定中古車をお勧めすることが多いです
ディーラーは価格が分かりやすく、信頼性があります
ダイハツでの経験
私がいたダイハツでは、中古車のオイル消費が納車前に見つかった場合や、納車後すぐに発覚した場合は、エンジンの交換などを保証で対応していました
しかし、基本的にはそのような車は前提として販売しないように努めていました
メーカー独自のウィークポイントや症状を知っているからこそ、認定中古車はそういった心配を極力減らして販売ができます
少し高くても信頼性のある認定中古車をお勧めする理由です
ただし、ディーラーが常に完璧ではないので、臨機応変な対応も重要です
車の手放し方
下記の記事で、電話がたくさんこない一括見積りの方法もお伝えしておりましたが、なかなか値段が付きづらい状態の車を手放す方法もお伝えしていました
ご質問にお答えできたことを嬉しく思います
以上、参考になれば幸いです
おわりに
ご質問に共感していただける部分があったり、回答にお役に立てるセンテンスなどがあったり、しましたでしょうか?
このブログ「ぺんぎんカーライフ」では、質問の回答だけでなく、損しないカーライフを送るための記事を書いております
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それでは、損しないカーライフをお過ごしください