雪国の通勤に中古のリーフは使える? 冬でも150kmほど走り、家で充電できるなら快適

雪の降る地域で、通勤に中古のリーフを使えるか。
冬は電池の減りが早いと聞くと、片道の長い通勤ほど、帰り道で足りなくなる場面が浮かびますよね。
雪で道が止まったら、車の中で暖を取れるのかも気になってきます。
同じことで迷っていた新潟の方は、2年後に、今のソリオを整備して乗り続けると決めました。
雪道は4WDでないと無理なのでは、と迷っている方は、先にこちらを読むと話が早いです👇
リーフにするか今の車に乗り続けるかは、冬に走れる距離と毎日の往復の距離を並べると見えてきます。
予算200万円ほどの中古のリーフなら、冬でも控えめに見て150kmほどは走ります。
毎日家で充電できて、その距離で通勤と用事が収まるなら、リーフの暮らしはとても快適です。
遠出が多いなら、今の車を家族で残すか、電気自動車は慎重に考えます。
雪で立ち往生したときは、毛布で暖を取るのを基本にして、シートヒーターは冷えたときに短く使います。
今の車をしっかり整備して乗り続けるのも、同じくらい筋の通った答えです。
家から職場までの往復の距離を地図で一度測っておくと、冬の150kmと並べて比べられます。
ソリオで15万km、片道40kmの通勤にリーフは使えるか
まずは、今回いただいたご相談の内容です。
現在スズキのソリオに乗っていて、7年目の車検が終わったところですが、既に150,800km乗っています。
通勤距離が片道40kmなので、次の車検の時には20万km超えると思うので買い替え、若しくはこの車を息子にあげようと思ってます。
今は、日産ノートとリーフが気になっています。
ただ、新潟なので、冬季を考えるとリーフは大丈夫かなと心配もあります。
予算は200万円位で考えています。
2023年8月のご相談です。
ご相談者さまは、ほかの方へのお返事で、立ち往生して1日車が動かなくなったらという不安も書かれていました。
予算200万円なら、2代目のリーフが狙えます
当時のお答えでは、200万円あれば、そのころ新しかったリーフの4年落ちぐらいが買えるとお伝えしました。
2023年の当時でいう新しいリーフは2代目で、いまは3代目も出ています。
私は2020年に、8年落ちの初代リーフを中古で買って乗ってきました。
だからこそ、2代目のリーフが冬にどのくらい走るのか、だいたい想像がつきます。
いまはナンバーを一時抹消して、V2Hにつないだ家の蓄電池として置いています。
一時抹消は、ナンバーを返して、しばらく公道を走らない状態にしておく手続きです。
V2Hは、車の電池にためた電気を家で使えるようにする機器です。
もっと小さい軽の電気自動車と迷っている方は、選び方をこちらで比べています👇
冬でも、控えめに見て150kmほどは走ります
いちばん気になる冬の距離は、少なめに見積もって150kmほどです。
うまく運転すれば、冬でも200km以上は行けると考えています。
片道40kmの通勤なら、往復で80kmです。
毎日家で充電して、この範囲で用事が足りるなら、通勤にはしっかり余裕があります。
家から職場までの往復の距離を地図で一度測っておくと、冬の150kmと並べて比べられます。
冬に距離が縮むのは、エンジンの熱がないぶん、暖房に電池の電気を使うからです。
冬の燃費と暖房の関係は、こちらでくわしくお話ししています👇
リーフは世代で冬の距離がかなり違うので、世代ごとの目安と中古の選び方はこちらにまとめています👇
中古のリーフが通勤に向く5つの理由
当時のお答えでは、中古のリーフをおすすめする理由を5つ挙げました。
- エンジンオイルの交換がない
- オイル交換がないので、オイルの手入れが悪かった車を掴まされる心配がない
- 夜の安い電気などで家で充電できれば、ガソリンより移動のお金が安い
- 自動車税が、いちばん下の区分で安い
- 仕組みのうえで、ブレーキパッドの交換がほとんど要らない
自動車税は、自家用なら年25,000円で、2019年9月までに初めて登録された車は29,500円です。
ガソリン車のように、13年を超えて税金が重くなることもありません。
とくにオイル交換がないことは、中古車を選ぶときの大きな安心になります。
オイルの手入れが良かったかどうかは、買う側からは確かめにくいところだからです。
家で充電したときの電気代がどうなったかは、我が家の6年の答え合わせをこちらに載せています👇
雪で立ち往生したら、毛布を基本にシートヒーターは短く
ご相談者さまが心配されていたのが、雪の立ち往生です。
雪で動けなくなること自体は、命に関わることもある、避けたい事態です。
そのうえで、電気自動車はエンジンを回し続けないので、排気ガスによる一酸化炭素中毒の心配が少ない車です。
厚めの毛布を積んでおき、体を包んで暖を取るのを基本にしておくと安心です。
暖房を控えめにできるぶん、電池も長く持たせやすくなります。
また、電気自動車は暖房で電池が早く減ってしまうのでは、と心配になりますよね。
確かに暖房を強く使えば、電池は減ります。
その点、シートヒーターは消費がとても小さいので、冷えたときに短く使えば電池を節約しながら温まれます。
ただ、シートヒーターに毛布を重ねたり長い時間つけたままにしたりすると、低温やけどのおそれがあります。
とくに疲れているときや眠気があるときは注意が要るので、眠るときはシートヒーターを切っておくと安心です。
リーフやアクア、フリードの取扱説明書にも、シートヒーターの低温やけどへの注意が書かれています。
もちろん燃料や電池が尽きる寸前で動けなくなったら、ガソリン車でも電気自動車でも、周りの人に助けてもらうしかありません。
雪の予報が出ている日は、いつもより多めに充電してから出かけると安心です。
当時は、新潟の雪を甘く見た言い方に聞こえたら申し訳ないと断ったうえで、こうお伝えしました。
「起きていない最大リスクを考えるよりも、確実に得られる毎日のメリットを並べて、車を検討していただくと、より楽しい車選びができるかと思います。」
県外への旅行や帰省が多いなら、電気自動車は慎重に
一方で、県外への旅行や帰省で遠くへ行くことが多い方には、電気自動車は向いていないところもあります。
遠出のたびに、途中で充電する段取りが要るからです。
ご相談者さまの場合は、ソリオを息子さんに残すなら、遠出のときはソリオを使う手もありました。
同じ家に住んでいて、2台を使い分けられるなら、リーフにするよさはさらに大きくなります。
2年後、ご相談者さまはソリオに乗り続けることにしました
このご相談には、2年後にご報告をいただいています。
息子さんには、知り合いの方から10年落ちの軽自動車を手ごろな値段で譲ってもらえたそうです。
ご自身は、ソリオを「しっかりメンテナンスして乗れるだけ乗ろう」と決められました。
9年目の車検は19万kmで、タイヤ代を含めて24万円だったそうです。
19万kmともなると、あちこちに亀裂や油のにじみがあったとのことでした。
私はそのとき、「車を買ったら、もっとコスト掛かりますからね」とお返事しています。
このぐらい手を入れておけば、また2年ぐらいはしっかり乗れそうだとも感じました。
リーフに乗り替えても、今の車に乗り続けても、どちらも間違いではありません。
長く乗った車をいつまで乗るかの考え方は、こちらでお話ししています👇
まとめ
- 予算200万円ほどの2代目のリーフなら、冬でも控えめに150kmほど
- 毎日家で充電できて、往復の距離がその範囲なら、通勤はとても快適
- 遠出が多いなら、今の車を家族で残すか、電気自動車は慎重に
- 立ち往生には厚めの毛布を基本に、シートヒーターは冷えたときに短く
- 今の車を整備して乗り続けるのも、筋の通った答え
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車のこと全般を、はじめから順番に整理したい方は、こちらの教科書ページもどうぞ👇
それでは、損しないカーライフをお過ごしください🐧
この記事で参考にした情報
この記事で引いた案内は、どれも2026年10月に確かめたものです。
- 日産自動車ニュースルームの2025年10月8日の発表(2026年10月に確認)=3代目のリーフ・2026年1月から順次お届け
- 東京都主税局「自動車税」(2026年10月に確認)=自家用の電気自動車は年25,000円(2019年9月までに初めて登録された車は29,500円)・13年を超えても重くならない・2026年4月から「自動車税種別割」は「自動車税」という名前に
- 日産「リーフ 取扱説明書」のヒーターシートの注意(2017年10月からの版・2023年12月からの版)・トヨタ「アクア 取扱説明書」・Honda「フリード e:HEV オーナーズマニュアル」のシートヒーターの警告(2026年10月に確認)=毛布を重ねたり長くつけたままにしたりすると低温やけどのおそれ













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