事故車をディーラーに置いたまま買取業者を呼んでいい? 先にお店へ一言、直さず比べる

事故で動かなくなった車が、レッカーでディーラーに運ばれた。
直さずに手放そうと決めたものの、ディーラーに置いたまま、ほかの買取業者さんに見に来てもらっていいのか分からない。
お世話になっているお店に悪い気がして、言い出しにくいと思います。
まずは、けがをした人がいないかがいちばん大事で、車のことはあとからでも何とかなります。
気持ちが落ち着かない中で、手放し方まで調べているだけで、もう一歩進んでいます。
では、ディーラーに置いたままの事故車に、ほかの買取業者さんを呼んでもいいのでしょうか?
ディーラーに置いたままでも、ほかの買取業者さんに見に来てもらって大丈夫です。
先にお店へ一言伝えておくと、お互いに気持ちよく進められます。
直さず今の状態のまま見てもらい、1社で決めずにいくつかの金額を比べます。
保険でお金が出るかもしれない車やローンが残っている車は、売る前に保険会社やお店に確かめます。
まずはディーラーに、置いておける期間と、手放すときの引き取りや下取りの金額を聞いてみてはいかがでしょうか。
まだ直すか手放すかで迷っている方は、直したあとの強度の話をこちらでしています👇
ディーラーにある事故車にも、買取業者さんは来てくれる
置いてある場所がディーラーでも、ほかの買取業者さんの査定は受けられます。
動かない車でも、置いてある場所まで見に来てくれる買取業者さんは多いです。
売ると決まれば、引き取りや運ぶ手配も、業者さんの側でしてくれることが多いです。
ただ、その費用を業者さんが持つのか査定の金額から引かれるのかは、業者さんによって違います。
引き取りの費用も、金額と一緒に確かめておくと安心です。
比べる材料として、ディーラーにも手放すときの金額を聞いておきます。
次の車も同じお店で買うなら下取り、買わずに引き取ってもらうだけなら引き取りです。
呼ぶ前に、お店へ一言伝えておく
買取業者さんに来てもらう前に、ディーラーに一言伝えておくと、行き違いが起きません。
「売ることになりそうなので、買取業者さんに見に来てもらってもいいですか」と聞けば十分です。
私がディーラーで営業をしていたころも、事故でお預かりしている車を、お客様が呼んだ買取業者さんが見に来ることがありました。
ほかのお店の買取に出されることも、めずらしくありませんでした。
先にひと声いただければ、私のいたお店では気にすることはありませんでした。
ただ、受け止め方はお店の考え方によって違うので、先に聞いておくのがいちばんです。
整備工場に預けている場合も同じで、査定の人を呼んでもいいかを聞いてみるのもありです。
金額を比べてから決めるのは、どのお店でも当然の動き方なので、遠慮しなくて大丈夫です。
置いておける期間と費用を、先に確かめる
売り先が決まるまでの間、車はディーラーに置かせてもらうことになります。
常識的な範囲の数日なら、お店との関係によっては無料のことも多いと思います。
ただ、長く置いたままになると話が変わってきます。
費用の話になるのは、決まらないまま長く置いたときのことが多いと思います。
いつごろまでに決めるつもりかを伝えて、置いておける期間と費用がかかるならいくらかを先に確かめておくと、お互いに安心です。
先に期間を伝えておけば、お店も安心できるので、むやみに費用を求められることは少ないと思います。
レッカー代が保険のロードサービスで出た場合でも、置いておく費用や、そこから別の場所へ運ぶ費用は対象外のことがあります。
売る前に、保険とローンのことを確かめる
事故で保険を使うかもしれないときは、車を売る前に保険会社へ一言伝えておきます。
保険会社が車の傷み具合を確かめる前に車がなくなると、手続きが進めにくくなることがあるからです。
全損で保険金を受け取ると、車の持ち主が保険会社に移る契約もあります。
ローンで買った車は、車検証の所有者の欄が、お店やローン会社の名前のままのことがあります。
その場合は、ローンを払い終えて所有者の名前を外す手続きが要りますが、買取業者さんが代わりに進めてくれることも多いです。
ICカードの車検証は券面に所有者が載っていないので、所有者は車検証閲覧アプリなどで見られます。
車両保険を使うか保険金で乗り替えるか、ローンが残っているときの考え方は、こちらにまとめています👇
直さずに、いくつかの金額を比べる
きれいに直してから売りたい、と考えるのは自然なことです。
ただ事故の車は、直してから売るより今の状態のまま見てもらうほうが、手元に残るお金が多くなりやすいです。
修理にかかるお金のほうが、直したことで上がる査定の額より大きくなりやすいからです。
事故車がいくらで売れるかは、壊れ方や車種で大きく変わるので、見てもらうまで分かりません。
だからこそ、金額は1社だけで決めずに比べます。
比べる先は、次の3つです。
- ディーラーの下取りや引き取り(次の車も同じお店で買うなら、手間がいちばん少ない)
- 買取店=中古車として買い取るお店(自分で走れる状態に近いなら)
- 廃車買取の専門店=動かない車を、部品や資源として買い取る会社(動かない・大きく壊れているなら)
金額を比べるときは、引き取りの費用やリサイクル料金の扱いが入っているかも確かめます。
ディーラーの金額がいちばん良かったり、ほとんど変わらなかったりするなら、そのまま預けているお店にお願いして大丈夫です。
動かない車がどこで値段がつくのかと、廃車買取の会社の比べ方は、こちらでお話ししています👇
💡 売ると決めた方へ
MOTA車買取なら、最大20社の概算の査定額をネットで見比べられて、電話が来るのは上位最大3社だけです。
4位以下のお店にも声をかけるかは、こちらで決められます。
※社数と連絡の仕組みはMOTA公式サイトの記載です(2026年10月に確認)
ただし、査定してくださる買取店さんも、本気で時間を使ってくださいます。
売るかどうかを決めていない段階なら、まだ申し込まなくて大丈夫です。
MOTA車買取に事故の車を出すときの注意点は、こちらにまとめています👇
値段がつかないと言われても、売り先を変えてみる
営業をしていたころ、下取りで値段のつかない車は、付き合いのある廃車買取の業者さんにお願いしていました。
ディーラーは間に入るだけなので、その手間のぶん、お客様へのご案内は0円になりやすかったんです。
ディーラーで0円と言われた車でも、売り先を変えると値段がつくことがあります。
間に入る手間がないぶんと、廃車買取の会社には部品や海外へ売る道があるぶんです。
事故のあとは、気持ちも予定も落ち着かないと思います。
手放し方で迷ったときは、下のコメント欄に車の状態とディーラーで言われた金額を書いていただければ、次に査定を頼むとよい先をお伝えします。
まとめ
事故の車を手放すときに押さえたいのは、この6つです。
- ディーラーに、置いておける期間と、引き取りや下取りの金額を聞く
- 買取業者さんを呼ぶ前に、お店へ一言伝える
- 引き取りの費用を、誰が持つのかを確かめる
- 保険を使うかもしれないなら保険会社に、ローンが残っているなら所有者を確かめる
- 直さず、今の状態のまま見てもらう
- ディーラー・買取店・廃車買取を比べて、同じくらいなら預けているお店に
いちばん高い1社を探しきれなくても、お店と気持ちよくやり取りしながら、いくつかの金額を比べて決められたら80点の手放し方です。
この記事で解決しなかったことがあれば、このページ下の「コメント欄」からお気軽にどうぞ。
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車の売り方や手放し方を、はじめから順番に整理したい方は、こちらの教科書ページもどうぞ👇
それでは、損しないカーライフをお過ごしください🐧
この記事で参考にした情報
この記事で引いた案内は、どれも2026年10月に確かめたものです。
- MOTA車買取の公式サイト(2026年10月に確認)=最大20社の概算の査定額をWEBで見られる・やりとりは上位3社・4社目以降も選べる
- MOTA の編集部の記事「不動車は売れる? 動かない車を買取に出す方法と買取相場を解説」(2026年10月に確認)=中古車の買取ではレッカーの費用を持ち主が持つことが多い・廃車買取では業者が持つことも多い・費用のかかる修理はしないで査定に出したほうが受け取れる金額が大きくなることが多い
- 損保ジャパン ロードサービスの案内(2026年10月に確認)=お客さまの都合による車両の保管費用・修理工場からほかの場所へのレッカー費用は対象外
- 保険法 第24条(残存物代位・2026年10月に確認)=保険の対象が全部なくなって保険金が払われたとき、持ち主の権利は保険金の割合に応じて保険会社に移る(全損のときの取り扱いは契約による)













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