その車、まだ0円ではないかもしれません|値段がつかないと言われたあとの一手

😔「この車、もう値段はつかないですね」
😥「処分するのに、費用がかかります」
長く乗ってきた車を手放そうとして、こう言われることがあります。
ディーラーの下取りでも、買取店でも、一括査定でも、同じことを言われた。
もう、お金を払って引き取ってもらうしかないのかな。
そう思われている方に、先にお伝えしたいことがあります。
その車、まだ0円ではないかもしれません。
「値段がつかない」は「価値がない」という意味ではありません。
「中古車として、お店の在庫にならない」というだけです。
そこで、今回オススメしたい「廃車買取」という別の売り先は、見ているところが違います。
だから、下取りで0円だった車に値段がつくことがあります。
しかも引き取りも手続きも実質無料(査定額に考慮されている)の会社が多く、廃車に関してお金を払う側からもらう側に変わることも珍しくありません。
進め方は全国どこでも頼める3社に聞いて、最低2社、できれば3社を比べること。
そして比べるのは、金額だけではありません。
誰に任せるかも、そこで選べます。
長く乗った車ほど、最後に「値段はつきません」と言われるとこたえますよね。
でも、それはお店が冷たいわけでも、あなたの車がダメだったわけでもありません。
見ている市場が違うだけなんです。
そこだけ、ゆっくりお話しさせてください。
なぜ「値段がつきません」と言われるのか
私がディーラーで営業をしていたころの話をします。
下取りで値段がつかないお車は、付き合いのある廃車買取業者さんに引き渡していました。
自分たちで解体するわけでも、海外へ売るわけでもありません。
間に立って引き渡し、適正な手続きをお願いしていました。
ということは、ディーラーにもその手間がかかります。
書類を整えて、引き取りの段取りをして、抹消の手続きを追いかける。
その手間と、間に1社入るぶんの取り分を考えると、お客様へのご案内は0円か、むしろ手続きの手数料をいただく形になってしまうんですね。
これは、ディーラーが意地悪をしているという話ではありません。
間に入るぶんのコストが、そこで消えてしまうという仕組みの話です。
買取店の場合も、根っこは同じです。
買取店は「次に乗る人がいるか」で値段をつけます。
また、ディーラーと同じように引き取ってからの手続きの費用であったり、査定員を配備する人件費があったりすると、さらに買取金額まで払うとなると、割に合わない仕事になってしまうんです。
つまり、中古車として売れない車は、お店の在庫にならない。
だから「うちでは値段がつきません」になります。
つまり「価値がない」ではなく「その市場では売れない」ということなんです。
※買取業者さんの中には、廃車関連のルートも併せ持ち、値段を付けてくれる業者さんもいます
廃車買取は、中古車買取と「見ているところ」が違います
廃車買取の会社は、次に乗る人を探していません。
探しているのは、この車を分解して、運んで、どこで売れるかです。
出口が、大きく4つあります。
- 海外へ輸出する:日本で乗られなくなった車が、海外ではまだ現役ということがあります
- 部品として売る:エンジンや足回りが無事なら、部品1つずつに値段がつきます
- 鉄やアルミなどの資源として売る:解体して、素材として引き取ってもらいます
- 状態が良ければ、中古車として売る:軽い傷やへこみなら、直して売れることもあります
これは私の推測ではありません。
今回この記事を書くにあたって3社の公式サイトを全部読みましたが、どこも同じことを書いています。
つまり、これが廃車買取という仕組みの正体です。
だから動かない車、事故で自走できない車、車検が切れた車、20年落ちの車、鍵をなくした車でも、値段がつくことがあります。
中古車として売れないことと、素材として値段がつかないことは、別の話なんですね。
だから、電話だけで金額が出ます
中古車の買取だと、実車を見てもらうまで金額は決まりません。
でも廃車買取は、電話やインターネットだけで金額が出ます。
その理由を、廃車買取専門店である「ハイシャルさん」がはっきり書いています。
廃車買取の場合、中古車買取ほど傷やへこみといった詳細な外装の状態は価格に影響しないためです。
買い取られた車体の使い道は主に輸出やリサイクルのため、車検証に書かれている情報がわかれば査定ができます。
これが、この記事でいちばん大事なところかもしれません。
私はふだん、車を売るときは「同時査定」をおすすめしています。
買取店に同じ日に集まってもらって、その場で競っていただく方法です。
中古車として売れる車なら、これがいちばん高くなります。
でも廃車買取では、そこまでしなくて大丈夫です。
車種と年式と状態で、おおよその値段が決まってしまうからです。
競らせても、大きくは動きません。
でも、まだ中古車として売れる可能性があるお車なら、こちらを先に試してください。
10年10万キロを超えた軽自動車でも、思ったより値段がつくことがあります。
それでも、2〜3社には聞いてください
同時査定は要らない、とお伝えしました。
でも1社だけで決めるのは、もったいないと思っています。
理由が2つあります。
理由① 2社目を聞いた瞬間に、相場感が身につきます
1社目に「3万円です」と言われても、それが高いのか安いのか分かりません。
でも2社目で「2万5千円です」と言われたら、その車のあたりが見えます。
3社目まで聞けば、ほぼ確信が持てます。
しかも廃車買取は、金額が付いても5万円以下、多くても10万円以下ぐらいの相場感の世界です。
1社だけが何十万円も高い、ということにはなりにくい。
だからこそ、2〜3社で十分なんです。
理由② 同じ値段なら、対応の相性で選べます
意外とこちらのほうが、実は大きい決め手になるかもしれません。
3社に電話をしてみると、対応してくれるスタッフさんの話しやすさがちがうことに気づきます。
こちらの質問に、その場で答えが返ってくるか。
分からないことを聞いたときに、面倒くさそうにされないか。
廃車は、電話1本で終わりではありません。
書類のやり取りがあって、引き取りの日程を決めて、そのあと還付金の話まで続きます。
だから聞きたいことをその場で聞ける相手かどうかが、最後まで効いてくるんです。
金額が同じくらいなら、
話していて安心できたほうを選んでいい。
私はそう思っています。
正直に言うと、100点を取りにいく必要はないと思っています。
もともと大きな金額が動く場面ではありませんからね。
それよりも値段差が少ないなら「この人になら任せられるな」と思えるところに頼んだほうが、
気持ちがずっと楽なんです。
最後まで気分よく終われる価値は、私は侮れないと思っています。
「1社で完結できます」は、業者さんの都合でもあります
各社のホームページを読むと、「一括査定と違って1社で完結します」「だから手間がかかりません」といった説明が出てきます。
言っていることは本当です。
でも、これは自分のところに任せてほしい、という会社側の事情でもあります。
悪いことではありません。
どの会社も、そう書きます。
でも、こちらにはこちらの事情があります。
不慣れな場合は相場が読めなくて当たり前です。
ということで、冷静に、2〜3社を比べるという選択肢にたどり着きます。
じつは、地域から選ぶのは私にも難しかったです
この記事を書くにあたって、まず「お住まいの地域名+廃車買取専門業者」で探す方法を考えました。
近くの会社なら安心、手続きでも顔を見て話せるからいいだろう、と思ったからです。
でも、実際に検索してみて手が止まりました。
上のほうには広告を出している会社が並び、その下には聞いたことのない社名がずらりと出てきます。
どれが長くやっている会社なのか、画面からは分かりません。
正直に申し上げて、車の仕事をしてきた私でも、判断する物差しが持てませんでした。
ですから、地域から選ぶ方法はおすすめしないことにしました。
もちろん、いつもお世話になっている車屋さんがある方は、まずそこに聞いてみてください。
知っているお店から紹介してもらえるなら、それがいちばん安心です。
そういうあてがない場合に、全国どこからでも頼めて、実績のある会社を選ぶ。
そのほうが再現性がある、というのが私の結論です。
ふだんの整備をどこにお願いするか、という話はこちらにまとめています。
全国どこからでも頼める、3社
私が活用したことがある業者さんや交流のあるクルマ業界の知人に聞いたりした3社を紹介します。
改めて、公式サイトを1ページずつ読んで、全国対応かどうかと、会社の中身まで確認してまとめました。
どこも、引き取りと手続きの代行は無料です。
順番に見ていきます。
ハイシャル ── とにかく早い
ハイシャルさんは、大阪のユニオンエタニティ株式会社が運営しています。
設立は2016年、従業員は54名。
全国1,000以上の解体業者さんと提携しています。
この会社のいちばんの特徴は、速さです。
- 査定は最短20秒(メーカー・車種・走行距離を選ぶだけ)
- 電話の受付は朝8時から夜10時まで、年中無休
- 引き取りは最短で当日(予約の空き状況によります)
- 振込は引き取りと書類の確認が済んでから最短で翌日
急いでいる方には、この速さがそのまま安心になります。
また「契約後や実車確認後の減額は一切ございません」と言い切っているのも、この会社の特徴です。
⚠️ ただし成約後にキャンセルすると、キャンセル料が30,000円かかります。
日程の変更はいつでもできますが、契約後のキャンセルだけは別です。
ここは後ろのほうで、もう一度お伝えします。
廃車ラボ ── 「買取」と「廃車」の両方で計算してくれる
廃車ラボさんは、東京都調布市の株式会社ECOLOGY SYSTEMが運営しています。
もともと中古車の販売買取と車検整備、板金塗装をやっているお店で、その中に廃車の担当チームがあるという形です。
2008年から車を扱っていて、実際の店舗があります。
この会社にしかない特徴が、ひとつあります。
「買取」と「廃車」の2つのルートで計算して、多く戻るほうを教えてくれることです。
廃車するより買い取ってもらったほうがいい高年式車、買取するより廃車してもらったほうがいい低年式車、
どちらにも損することなく回答できるのが廃車ラボです。
廃車のほうが得になることがある、というのは意外に思われるかもしれません。
でも還付金まで含めると、廃車扱いのほうが手元に残るケースがあるんですね。
ほかにも、こういうところを公開しています。
- 引き取った車はいったん自社に名義変更してから抹消手続きをする(万が一のことに備えて)
- 担当者の顔写真をホームページに載せている
- 依頼のときには直接の携帯電話番号も伝えている
- キャンセルは原則無料
全国に直営店があるわけではなく、各地の廃車買取業者さんと業務提携する形で全国に対応しています(多くの廃車買取専門店はこのような営業スタイルで一般的)。
そのうえで「窓口は最初から最後まで変わりません」と書かれていて、最初に話した会社が最後まで面倒を見てくれる形になっています。
情報では、従業員が3名の小回りの効く会社です。
大きな会社の安心感を求める方には向かないかもしれませんが、誰が対応してくれるのか顔が見えるという安心感は、ここがいちばんあります。
カーネクスト ── 規模とネットワーク
カーネクストさんは、大阪の株式会社カーネクストが運営しています。
2008年設立で、テレビコマーシャルを見たことがある方もいるかもしれません。
この会社の強みは、国内外13,000社以上という販売ネットワークの広さです。
店舗を持たずにインターネットと電話で完結させることで運営コストを下げ、その分を買取金額アップに回している、という説明をしています。
- 離島を除く全国で引き取り対応
- 電話の受付は朝8時から夜10時まで、年中無休
- 災害のときには被災した車の無料相談窓口を設けている
⚠️ ひとつだけ、知っておいていただきたいことがあります。
この会社は、振込までに引き取り後、1週間から2週間ほどかかります。
ハイシャルさんの最短翌日と比べると、ここは差があります。
お金を急いでいる場合は、先に確認してください。
もうひとつ。
カーネクストは廃車専門ではなく、普通の中古車買取もやっている会社です。
まだ値段がつくお車なら、廃車ではなく買取として話が進むこともあります。
それ自体はありがたいことなのですが、ひとつだけ。
まだ値段がつく段階なら、私は記事の前半でもお伝えしていた同時査定を先に試していただきたいと思っています。
複数の買取店に競っていただいたほうが、金額は伸びやすいからです。
この記事は、そこまでやっても値段がつかなかった方に向けて書いています。
3社を並べると、こうなります
| ハイシャル | 廃車ラボ | カーネクスト | |
|---|---|---|---|
| 運営 | ユニオンエタニティ㈱(大阪) | ㈱ECOLOGY SYSTEM(東京都調布市) | ㈱カーネクスト(大阪) |
| 規模 | 従業員54名 | 従業員3名・実店舗あり | テレビCMを出す規模 |
| 全国対応 | 対応(一部の島しょ部を除く) | 業務提携で対応・窓口は変わらない | 対応(離島を除く) |
| 引き取り・手続き | 無料 | 無料 | 無料 |
| 振込 | 最短翌日(3営業日以内) | 記載なし(廃車証明書は翌月郵送) | 1〜2週間程度 |
| キャンセル | 成約後は30,000円 | 原則無料 | 引き取り前なら相談可 |
| 特徴 | 速さ・減額なしと明言 | 買取と廃車の両方で計算・顔が見える | ネットワークの広さ |
| 受付 | 電話・フォーム・LINE | 電話・メール・LINE | 電話・フォーム |
※2026年9月時点で、各社の公式サイトに書かれている内容をまとめたものです。条件は変わることがありますので、申し込むときは必ずご自身でご確認ください。
電話をかける前に、車検証を手元に置いてください
車検証を準備しておくだけで、話がずいぶん早くなります。
聞かれるのは、だいたいこういうことです。
- メーカーと車種
- 年式
- 走行距離
- 排気量
- 車検の残り期間
- 車台番号
- 傷やへこみの程度
- エアバッグが開いているかどうか
- タイヤがまっすぐ転がるかどうか
- エンジンがかかるかどうか
上から6つは、車検証にそのまま書いてあります。
残りは、見た記憶で答えられる範囲で大丈夫です。
電話が苦手な方は、インターネットのフォームやLINEでも申し込めます。
先に文字で伝えておいて、あとから電話で詳しく相談する、という進め方もできます。
「電話で聞いた金額が、あとで下がったりしませんか」
いちばん多い不安だと思います。
3社の答えを並べてみます。
- ハイシャル:契約後や実車確認後の減額は一切ない
- カーネクスト:原則ない。ただし事前に伺った内容と実車の状態に大きな相違があった場合のみ、例外的に変わることがある
- 廃車ラボ:ときに変わることはある
廃車ラボさんだけ、正直に「変わることはあります」と書いています。
しかも、その原因まで書いてあります。
原因は①年式違い②走行距離の勘違い③気づかなかった傷やチェックランプの点灯④事故歴を思い出した、など。
お車情報を事前にやり取りできれば査定金額が大きく変わることはありません。
私は、この書き方がいちばん誠実だと思いました。
とは言え、他の会社も不誠実ではなく、まとめてみると、ちゃんと答えが出ています。
金額が変わる原因は、ほとんどが「伝え忘れ」と「思い違い」なんです。
ですから、心配するより先に車検証を見ながら、思い出せる範囲で正直に伝える。
それだけで、たいていは事前の金額どおりに進みます。
申し込む前に、3つだけお伝えします
どれも公式サイトに書いてあることですが、見つけにくい場所にあります。
① キャンセルの扱いは、3社でまったく違います
ここがいちばん大事です。
- ハイシャル:成約後のキャンセルは30,000円(日程や時間の変更はいつでも可能)
- 廃車ラボ:原則無料
- カーネクスト:引き取り前なら対応できる場合もある(早めに相談を)
相見積もりをおすすめしている記事なので、ここは正直にお伝えしておきます。
ハイシャルさんのキャンセル料30,000円は、公式サイトのいちばん下に書かれています。
成約するとすぐに引き取りの車を手配するから、というスピード感がその理由です。
段取りが早い会社なので、そのぶん取りやめが効きにくい。
筋は通っています。
ですから金額を聞くだけの段階では、契約しない。
3社ぜんぶ聞いて、決めてから成約する。
この順番さえ守れば、キャンセル料は関係のない話になります。
3社とも「査定だけでも無料」「その場で契約を迫ることはない」と明記していますので、安心して金額だけ聞いてみてください。
② 軽自動車には、自動車税の還付がありません
普通車を年度の途中で廃車にすると、払いすぎた自動車税が戻ってきます。
でも軽自動車税には、この還付の制度そのものがありません。
軽にお乗りの方が「還付があるはず」と思って進めると、あとでがっかりしてしまいます。
先に知っておいてくださいね。
業者さんのミスなどではありません。
③ ローンが残っていると、ひと手間かかります
車検証の所有者の欄が、ローン会社やディーラーの名前になっていることがあります。
この場合は所有権解除という手続きが必要です。
ローンが残っていても、業者さんと事前の段取りを相談することで、進められることもあるので、まず電話で相談してみてください。
3社とも、この相談は受け付けています。
そのほか、こまかいところも並べておきます。
- レッカー移動だけを頼むことはできません(引き取りとセットです)
- ホイールやパーツだけの買取もできません
- 引き取りの時間は、おおむね朝9時から夕方5時までです
- 一部の離島は対象外のことがあります
- カーナビやETCを外すなら、引き取り日までにご自分で
ここまで読んで「とりあえず、いくらか聞いてみようかな」と思われたら、公式サイトはこちらです。
繰り返しになりますが、まだ迷っている段階なら、申し込まなくて大丈夫です。
金額だけ聞いて、いったん電話を切る。
ちょっと緊張しますが、上記の2〜3社でもいいですし、紹介された業者さんと上記の業者さん1〜2社でもOKです。
それで相場感を掴んで、落ち着いて頼り先を決めてください。
還付金は、買取金とは別に戻ってきます
ここ、知らない方が本当に多いところです。
普通車を廃車にすると、2種類のお金が戻ってきます。
- 自動車税:手続きが終わった翌月から3月までの分。買取金とは別に、都道府県の税事務所から直接戻ってきます
- 自動車重量税と自賠責保険:こちらは買取金額に含めて提示されるのが一般的です
自動車税のほうは、手続きが終わってから2か月ほどで通知書が届きます。
その案内に従って、金融機関で受け取る形です。
買取金が振り込まれたあとに届くので、「もう終わったはずなのに何だろう」と思わないでくださいね。
とは言え、このあたりも業者さんに確認しておくほうが、安心感があって良いと思いますよ。
自賠責保険の残りがどうなるかは、こちらでくわしくお話ししています。
引き取りのあと、その車はどうなるのか
積載車に載せられて、車が見えなくなる。
長く乗った車ほど、この瞬間はさみしいものです。
そのあとの流れも、書いておきます。
引き取られた車は、状態に合わせていちばん価値の出る出口へ回されます。
解体して部品や資源になるもの、海外へ渡るもの、直して中古車として次の方に乗られるもの。
陸運局での抹消の手続きは、業者さんが代行してくれます。
そして廃車証明書が発行されます。
これは任意保険を解約するときに使う場合がある書類(正直に言うと、現場の温度感ではなくても、問題ない場合が多い)なので、届いたら念のためとっておいてください。
ちなみに、その保険、解約だけで終わらせない方がいいこともあります。
次に車を持つ可能性があるなら、等級を預けておける制度があります。
まとめ
- 「値段がつかない」は「価値がない」ではありません。中古車としてお店の在庫にならない、というだけです
- ディーラーで0円になるのは、間に1社入るぶんのコストと、引き取りや査定にかかる人件費がそこで消えるから。お店が悪いわけではありません
- 廃車買取は出口が4つ(海外輸出・部品・鉄やアルミの資源・状態が良ければ中古車)。だから動かない車にも値段がつくことがあります
- 引き取りも手続きも実質無料(査定額に考慮されています)の会社が多く、払う側から、もらう側に変わることもあります
- 電話やインターネットだけで金額が出ます。傷やへこみが価格をあまり左右しないからです
- 同時査定は要りません。車種と年式と状態でおおよそ決まるので、競らせても大きくは動きません
- でも最低2社、できれば3社。2社目で相場感が身につき、同じ値段なら対応の相性で選べます(かかりつけの車屋さんから紹介された1社+この記事の1〜2社でも大丈夫です)
- 「1社で完結できます」は、業者さんの都合でもあります。不慣れなら相場が読めなくて当たり前なので、冷静に2〜3社を比べます
- 地域名で探すのは、私にも難しかったです。かかりつけの車屋さんがなければ、全国対応の実績ある会社へ
- キャンセルの扱いは3社でまったく違います。金額を聞くだけの段階では契約しないこと
- 軽自動車税に還付はありません。普通車の自動車税は買取金とは別に戻ってきます
- 廃車証明書は、任意保険の解約に使う場合があります。なくても進むことが多いですが、届いたら念のため。等級を預けておける制度もあります
私自身も、大手の会社にお願いしました
最後に、私の話をさせてください。
私も、手放す車をインターネットで調べ、上記の中にもある1社の廃車買取業者さんにお願いしたことがあります。
ウェブ上で必要な情報をやり取りをして、最後は電話で詳しい状況や希望の手放し時期などのヒアリングがあり、伝えました。
そうしたら、こう言われました。
「その車種なら、3万円です」。
拍子抜けするほど、はっきりしていました。
書類の手続きも、何をどこにどう書けばいいか丁寧に教えてくださって、これなら初心者さんでもなんとかなるだろうと思いました。
そして、滞りなく、そのまま終わりました。
正直に申し上げると、買取業者さんと現場で顔を合わせて査定してもらうときの、あの緊張感のあるやり取りよりは、ずっと気楽でした。
金額の交渉をする場面がないぶん、こちらも構えなくて済むんですね。
もちろん、まだ値段のつく車なら、あの手間をかける価値があります。
数万円の話ではなく、数十万円が動きますから。
でも、「もう値段はつきません」と言われた車については、話が違います。
そこから何十万円も引き出せることは、まずありません。
だったら、気持ちよく終われるほうを選んでいいと思います。
最後まで大事に乗ってきた車なんです。
見送りも、ご自分が納得できるやり方で。
そう思っています。
値段がつかないと言われた車のことで疑問や不安ある場合は、「X」「お問い合わせ」「コメント欄」などでお気軽にご相談ください。
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