著者:ピゴス - 元1級整備士×元ディーラー営業マン(整備12,000台/販売500台/年300件相談対応)

こんにちは!元ディーラー営業で、元1級整備士の「ピゴス」です🐧

「乗らなくなった車を手放したいけど、どこに頼むのが一番いいんだろう?」

「もう古いし傷も多いから、そもそも値段なんてつかないかも…」

そんなふうに迷っていませんか?

結論からお伝えしますね。

車を手放す方法は、じつはいくつもあります。

そして、選び方しだいで、手元に残るお金は大きく変わります。

さらに、「もう価値がない」と思っていた車でも、まだ値段がつくことは珍しくありません。

この記事を読むと、こんなことが分かります👇

  • 車を手放す「6つの選択肢」と、それぞれの正直なメリット・デメリット
  • 古い車・傷が多い車・動かない車でも値段がつく理由
  • 損しにくい売り方(複数社の同時査定)の仕組み
  • MOTA車買取を使うときに知っておきたい注意点
  • 「廃車にお金を払う前に」やっておきたいこと

それでは、一緒に「損しない手放し方」を見ていきましょう😊

結論:手放し方は「6つ」。迷ったら複数社の同時査定が損しにくい

先に、この記事の要点をまとめますね。

車を手放す主な方法は、次の6つです。

  • ① ディーラーで下取りに出す
  • ② 買取専門店に持ち込む
  • ③ 一括査定で複数社に依頼する
  • ④ 同時査定(MOTAなど)で競争してもらう
  • ⑤ 廃車(廃車買取)にする
  • ⑥ 知人や個人間で譲る

このうち、いちばん損しにくいのは「複数の業者に同時に査定してもらう」方法です。

業者どうしが競争してくれるので、いちばん高い金額を引き出しやすいからですね。

そしてもうひとつ大事なのが、「もう価値がない」と諦めて廃車にする前に、一度は買取査定を受けてみることです。

動かない車や古い車でも、思わぬ値段がつくことがあるんです。

では、6つの選択肢を順番に見ていきましょう。

車を手放す「6つの選択肢」と、それぞれの本音

①ディーラーで下取り(手軽だけど金額は控えめになりやすい)

新しい車を買うお店で、今の車を引き取ってもらう方法です。

購入と同時に手続きが済むので、いちばん手軽です。

ただ、正直にお伝えすると、下取りの金額は控えめになりやすいです。

お店にとって下取りは「おまけ」のような位置づけで、専門の買取ほど高値を狙いにくいんですね。

さらに、車両の値引きと下取り額が混ざって、実際にいくらで売れたのか分かりにくいこともあります。

「とにかく楽に済ませたい」という方には向いている方法です。

②買取専門店に持ち込む(交渉しだい・ただし1社だけだと比べられない)

車の買取を専門にしているお店に、直接持ち込む方法です。

下取りより高くなることも多く、交渉しだいで金額が伸びることもあります。

ただ、1社だけだと「その金額が高いのか安いのか」を比べる相手がいません。

なので、買取店を使うときも、できれば複数のお店で見てもらうのがおすすめです。

③一括査定(競争で高くなりやすいが、電話が一気に来る)

ネットで申し込むと、複数の買取業者に一斉に査定を依頼できるサービスです。

業者どうしの競争が生まれるので、高値がつきやすいのが魅力です。

ただ、申し込んだ直後に何社からも電話がかかってきて、対応に追われることがあります。

「電話のラッシュがちょっと苦手…」という方には、次の④が向いているかもしれません。

④同時査定(MOTAなど)=電話ラッシュを抑えつつ競争できる(イチオシ)

一括査定と買取店の、ちょうど中間のようなサービスです。

たとえばMOTA車買取の場合、最大20社が先に査定額を出し、その中から上位の数社だけがあなたに連絡してきます。

なので、電話が鳴り止まない…という心配を抑えながら、業者間の競争で高値を狙えます。

私自身も、「誰でも80点を取りやすい方法」として、このやり方をおすすめしています。

MOTAを使うときの細かい注意点は、このあとの章でまとめますね。

⑤廃車(廃車買取)=お金を払う前に、まず査定を

「もう動かないし、廃車にするしかないか…」と思う車もありますよね。

でも、廃車の費用を払ってしまう前に、ぜひ一度「廃車買取」の査定を受けてみてください。

動かない車でも、使える部品(部品取り)や、鉄などの資源としての価値があることが多いんです。

さらに、海外で人気の車種なら、輸出向けに需要があるケースもあります。

「お金を払って処分」と思っていたのが、「お金をもらって手放せた」になることも珍しくありませんよ。

⑥知人や個人間で譲る(名義変更とお金の話は慎重に)

仲のいい人に譲ったり、個人間で売ったりする方法です。

業者の手数料がかからないぶん、お互いにお得になることもあります。

ただ、注意したいのが「名義変更」です。

これを確実にしておかないと、あとで税金の通知や、駐車違反の連絡が元の持ち主に届いてしまうことがあります。

また、お金のやり取りで、せっかくの人間関係がぎくしゃくしてしまうことも。

親しい相手だからこそ、手続きとお金の話は、最初にきちんと決めておくと安心です。

「価値がない」と思った車でも売れる理由

ここで、実際にいただいたご相談をご紹介します(内容は編集してご紹介しています)。

ご相談者様の車は、11年落ち・走行約9.6万km・外装に傷やへこみがある、ホンダのフィットでした。

「同じくらいの中古車が、市場では30万円ほどで売られている」とのことでした。

この場合、買取価格は10万円前後になる可能性があります。

「えっ、そんなに状態が悪くても値段がつくの?」と思うかもしれません。

でも、車の価値は見た目だけでは決まらないんです。

  • エンジンや足回りなど、機関(動く部分)が元気なら、中古車として十分に需要がある
  • 古い車・走行距離が多い車でも、使える部品を取る「部品取り」としての価値がある
  • 国内では人気が落ちた車でも、海外では人気が高く、輸出向けに需要があることもある

だからこそ、「どうせ0円だろう」と決めつけてしまうのは、もったいないんです。

まずは査定を受けて、今の価値を知ることから始めてみてくださいね。

たとえば旧車のジムニーのように、趣味性の高い車は「売る相手」しだいで査定額が大きく変わります。

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同じように、10年・10万kmを超えた古い軽自動車も、「もう値段がつかない」と思われがちですが、売り先しだいで買い取ってもらえます。

【廃車はもったいない】10年・10万km超の軽でも売れる!相場と高く売る方法10年・10万km超の軽自動車でも買い取ってもらえます。なぜ値段がつくのか(国内需要)・売却先による査定額の違い・同時査定で高く売る方法を、元1級整備士×元ディーラー営業が解説します。...

MOTA車買取を使うときに知っておきたい本音

④でおすすめしたMOTAについて、初めてでも安心して使えるよう、知っておきたいポイントをまとめます。

  • 同時査定×入札方式:最大20社が金額を提示し、上位の数社だけが連絡してくるので、電話ラッシュが起きにくい
  • 3つの規約があなたを守る:入札額より下げる不当な減額は禁止/引き取り翌日までキャンセルOK/高額な違約金の請求は規約違反
  • あんしん決済は2025年10月から有料に:買取額の約1%(上限3万円ほど)。上場した大きな会社なので、持ち逃げの心配はもともと小さい
  • 概算の金額は「提示から約1週間」が目安:売る時期を決めてから申し込むのがおすすめ
  • 希望する最低金額は、自分から先に言わない:先に言うと、その金額ぎりぎりに合わせられることがある

もっと詳しい「初めての使い方」は、こちらの記事にまとめています。

MOTA車買取を初めて使う際の注意点と高く売るコツを解説MOTA車買取を初めて使う方へ。電話ラッシュや3つの規約などの注意点と、事故車・不動車でも正直な開示と同時査定で高く売るコツを、元ディーラー営業が解説します。...

損しないための「比較表」と価格の目安

🔍 手放し方の比較表

ざっくり比べると、こんなイメージです。

方法金額の傾向手軽さこんな人に
ディーラー下取り控えめになりやすい◎ 購入と同時とにかく手軽に
買取専門店交渉しだい○ 店舗に持ち込み直接話して決めたい
一括査定競争で高くなりやすい△ 電話対応が多い手間より高値を優先
同時査定(MOTA)競争で高く・電話は控えめ◎ ネットで完結高値と手軽さの両立
廃車買取状態しだいで値がつく○ 引き取り対応動かない・不動の車

📊 買取価格の目安

だいたいの相場感も、知っておくと安心です。

  • 新車価格に対して、3年落ちで30〜50%、5年落ちで20〜35%ほどが目安
  • ディーラー下取りより、買取専門店のほうが10万〜30万円高くなるケースが多い
  • 複数社を比べると、最高額を引き出しやすい

もちろん、これはあくまで一般的な目安です。

車種や状態、その時期の人気によっても変わるので、最終的には「実際に査定してもらう」のがいちばん確実ですよ。

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おわりに

今回は、車を手放すときの6つの選択肢と、損しない選び方をお伝えしました。

大切なのは、「もう価値がない」と決めつけず、まず査定で今の価値を知ることです。

そして、できれば複数の業者さんに同時に見てもらい、競争で高値を引き出すこと。

この2つを意識すれば、初めての手放しでも、ぐっと損をしにくくなりますよ。

あなたの愛車が、納得のいく形で次の場所へ旅立てますように🐧

そもそも「手放すべきか、それとも持ち続けるべきか」から迷っている方は、乗らない車の維持費を軸に判断基準を整理したこちらの記事も参考にしてみてください。

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ピゴス
ギリギリ昭和生まれ、2児のパパとして奮闘中…空いた時間に車の情報発信や質問に答えている管理人のピゴスです! クルマ好き歴30年以上、気付けば1級自動車整備士(笑)元、国産自動車のディーラーの営業マンです。 過去に車を整備したり販売させていただいたりする中で、車を移動手段と考えている方にこそ、様々なお悩みがあることに気付きました。そう言った悩みのある方が、知らないがゆえに損してしまうことがないようにこのブログを立ち上げました。少しでもみなさまのお悩みに寄り添った内容を発信できればと考えております。 取り上げて欲しい題材、個別のお悩みなど、コメント欄や「X」などでいつでもメッセージを承っております。お気軽にどうぞ!