こんにちは!ピゴスです!
こちらの記事は、私が過去に「車の質問」をいただいた経験をベースに編集して、紹介しております
ご質問は、本当にありがたいです!私も回答をする中で、新たな気付きをいただけます
ご質問者様に役立つ情報というだけでなく、ブログを読んでくださっている方にも、ヒントになればと考えて、回答しております
ぜひ、何かのご縁でこのブログをのぞいてくださったみなさまにも、「損しないカーライフのヒント」を見つけていただけたら嬉しいです
一人でも車で損しない方が、世の中に増えていただけますように!
それでは、車が好きな人も、そうでない人も、素敵なカーライフにしていきましょう!!
ご質問
ご質問をいただきました
はじめまして!初めての質問ですが、よろしくお願いします😄
最近、知人と車の話題になりました
どこで車を購入するか、どれくらい乗り続けるか、保険のことなど情報交換しました
しかし、解決しなかった疑問があります
それは「下回りの塗装は必要か」です
私の住む東北地方は雪深く、融雪剤が使われます
車屋さんからは「下回りに錆止めを塗るように」と言われますが、「本当に必要なのか?」、「頻度はどうか?」が分かりませんでした
話し合いでは、10年くらい乗り続ける人が多く、「乗り潰すから売る時の状態はあまり気にしない」という意見がありましたが、ピゴスさんの視点ではどうなのでしょうか?
錆び防止は大切ですが、やらないことで他の問題を引き起こす可能性もあるとすれば、その辺りを教えていただけると助かります!
どうぞよろしくお願いします🙏
ピゴスです!!
ご質問くださりありがとうございます!
☆下回り塗装には3つの種類があります
①新車時にがっつりとやる塗膜の厚いもの(ノックスドール、スリーラスター)
②車検時にさらっとやる塗膜の薄物(シャシブラック)
③ベタッとした油膜を吹き付けるタイプ(ガソスタなどで施工)
何をするにしても、錆びる前に行う新車時が一番効果的ではあります
しかし、②シャシブラックについてはすぐに剥がれ落ちるため、お化粧のようなものです
黒々した見た目が欲しいという方にオススメでして、本気で錆から愛車を守りたいという方にはオススメしておりません
③ベタッとする油膜タイプは多少長持ちするようですが、飛び石などの床面の傷から発生する錆には強くなかったり、整備士が入庫した車の整備で手が汚れるので嫌がります(笑)
①のタイプは塗膜が厚いので、しっかり守れる印象です
もし私がやるならこれをやります!実際にやったこともあります
☆なぜやるか…
①ボディーがきれいだと嬉しいの延長線上で、下回りも錆でみすぼらしくないと嬉しいという気持ちがあるなら、やった方がいいです
②錆でフロアに穴が開いてしまうと、車検に通りません
ディーラーなどではしっかりと直すので、一か所5万円ぐらいかかります
もしかすると、ハリボテで適当に安く直してくれるところもあるかもしれませんが、どちらにしろ修理費用に泣くことがないように錆止めをします
フロアに穴が開くぐらいまでの期間というと、やはり融雪剤の多い地域の場合、10年持たないケースもありました
しかし、最近は車の下回りの質も上がり、10年以上は持つ印象があります
東北地方のみなさんであれば、肌で体感していると思いますが、「なくても良いのでは?」という結論に至っているということは、錆で穴が開いて困ったケースに直面したことがないからではないかと思います
つまり、それぐらい何もしなくてもトラブルは発生しにくいということです
☆結論…
「愛車をできるだけ綺麗に乗りたい!」という想いがあるわけではないのであれば、「特別な処理は何もしなくて良い」と考えています
試しに何もしないでみて、10年以上、満足に乗れるのであれば、今後もその方法でカーライフを送っていただいていいと思います
錆びてみすぼらしいとことはありますが、表面上なだけのことも多いです
「錆びてるので○○を塗った方がいいですよ!」というオススメをしてくる整備士は、あまりお客様のことを考えていないかもしれません
もし、しっかりした整備士がアドバイスをするならば、「こういったリスクがあるので、このような対策をした方がいいですよ!」とか「錆でここがもろくなってると、こういった事態になりますよ」なんていう具体的なアドバイスがあると思います
そういった整備士さんがいた場合は、深堀して聞く耳を持ってもいいかもしれませんね♪
☆私の実体験
私(仙台住み、融雪剤はまぁまぁ)は冬場は意識して、下回りを月に何度か洗います
ノックスドールなどは施工したこともあったのですが、結果、定期的に洗えば何もしなくても、たいして錆びないことに気付いてしまったのです(笑)
つまりは、庭などがあって、高速道路や幹線道路でがっつりと融雪剤の影響を受けた時は、帰宅してすぐか、数日のうちに下回りにだけ散水ホースで水を掛けます
そのように、塩分を落とす習慣が作れれば、錆びの進行は遅くなるので、錆止め施工は必要ないという判断です
2週間に一回・・・せめて1ヶ月に一回ぐらい、下回りを流せれば、だいぶ変わってくるはずです!
これだけで、10年持つのが15年持つ以上の違いは出てくるような気がします…ぜひみなさんの車でも実験してみてください!
「とは言っても面倒だよ!!」って方は、新車時や購入時にノックスドールやスリーラスターなどでがっつり錆び止めがおすすめです
あとは何もしない、自然に任せます
ノックスドールは工具屋さんやネットでもスプレー缶が売っているので、信頼のおける整備工場などがあれば、車検のときやタイヤ交換のときなど渡して、「剥げてる所に軽く吹き付けてください!」なんてお願いしてみてもいいかもしれませんね
もちろん、有料のつもりでお願いしましょう
以上、長くなりましたが参考になる点がありましたら幸いです
おわりに
ご質問に共感していただける部分があったり、回答にお役に立てるセンテンスなどがあったり、しましたでしょうか?
このブログ「ぺんぎんカーライフ」では、質問の回答だけでなく、損しないカーライフを送るための記事を書いております
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それでは、損しないカーライフをお過ごしください