MOTA上位3社の同時査定|呼び方と、その場で決めるための準備

MOTA車買取で上位3社が決まると、その日のうちに業者さんから電話が鳴り始めます。
「えっ、もう⁉」と、ちょっと驚いてしまいますよね😅
今回は、そこから先――複数の業者さんをどう呼んで、どう査定してもらえば一番高く売れるのかを、買取の裏側まで含めて正直にお話ししますね。
同日・同時刻に全社を呼ぶ入札方式が最も高く売れるコツです
スケジュールの組み方と、当日その場で決めるための準備をお伝えしますね!
読者さまからのご質問
今回、こんなご相談をいただきました(内容を編集して掲載しています)。
実は、以前にも一度ご相談くださった方からの、その続きのご質問でした。
お世話になります
以前もこちらでご相談させていただいた件の続きになります
本日、MOTAでの査定金額が提示され、上位3社が決まりました
その後、18時過ぎに早速お電話をいただき、驚きました!笑
入札方式が良いとこちらで学びましたが、現地での査定についてご相談があります
各社のスケジュール調整についてですが、査定を同日に同時刻で設定するのが基本でしょうか?
実はすでに1社の日程を先に決めてしまったのですが、残りの2社にはその時間に合わせてもらう形で調整するしかないのでしょうか?
ご教示いただけますと幸いです
よろしくお願いいたします
結論:すでに決めた1社の時間に、残り2社も「同じ時間」で呼ぶ
すでに1社の日程を決めているなら、残りの2社にも、その同じ日時に来てもらうよう調整するのがベストです。
「もう1社決めちゃったけど、大丈夫かな…」と心配しなくて大丈夫ですよ👌
むしろ、日程が1つ決まっているほうが、残りの業者さんも予定を合わせやすいんです。
いちばんの理由は、同じ時間に来ていただければ、あなたの手間が1度で済むことです。
何度も立ち会って、何度も気を張って、というのは想像以上に疲れますからね😅
それと、ご相談にあった「あと2社はその時間に合わせてもらうしかないのでしょうか」という気づかいについて。
もし、どうしても都合の合わない業者さんがいたら、その会社さんはとりあえず抜いてしまって大丈夫です。
無理にお願いして、相手に負担をかける必要はありません。
その場に集まってくださった会社さんだけで、真剣勝負をしていただく。
その場の真剣勝負だからこそ、決まる金額があります✨
なぜ「同時」がそんなに効くのか?(買取の裏側の話)
ここが、同時査定という方法の心臓部です。
業者さんを1社ずつ、別々の日に呼ぶと、何が起きると思いますか?
実は業者さんは、他社の出方を見て、わざと余力を残すことができてしまうんです。
たとえば、本当は120万円まで出せる業者さんがいたとします。
でも1社ずつだと、先に査定した他社が100万円で降りたのを見て、「じゃあ101万円でいいか」と止めてしまえるんです。
これだと、あなたは19万円を取りこぼしてしまいます😢
これが、順番に金額を出し合う「競り」方式の、いちばんの落とし穴です。
一方、全社を同じ時間に呼んで、名刺の裏に金額を書いてもらい、一斉にオープンする「入札方式」なら、話はまったく変わります。
他社がいくら出すか読めないので、各社「最初から最高額を出すしかない」状況になるんです。
さっきの19万円が、ちゃんとあなたに戻ってくる。
これが、同時査定×入札方式の、いちばんの威力です✨
でも、いちばん大事なのは「その場で決められる状態」にしておくこと
ここまで読んで、同時査定はすごいな、と思っていただけたかもしれません。
でも、正直にお伝えしておきたいことがあります。
同時査定は、集めただけでは効かないんです。
「その場で決める」ところまでやって、はじめて力を発揮します。
逆に言えば、その場で答えを出さないのであれば、入札方式のメリットは半減してしまいます。
実は今回のご相談者さまも、3社を同じ時間にお呼びするところまでは完璧でした。
ところが当日、その場で決めることができませんでした。
購入のときにローンを組んでいた関係で、所有権を解除する書類が揃わないと金額を出せない、と言われてしまったんです。
結果、金額が出そろったのは数日後。
3社が同じ空気の中で競い合う、あの緊張感は、そこにはもうありませんでした。
あとから1位の会社さんに値上げをお願いしてみたそうですが、そこからは動かなかったそうです。
金額が出そろってしまってからだと、上がっても刻んで数万円、というのが正直なところなんですね。
だからこそ、当日までに「その場で答えを出せる状態」にしておくこと。
これが、清掃やスペアキーよりも先に効く、いちばんの準備だと思っています。
その場で決めるために、先に揃えておきたいもの
- ローンや残債がある場合の、所有権解除の手続き 販売店やローン会社に「売却するので所有権を解除したい」と先に連絡しておきます。書類が届くまで数日から1週間ほどかかることがあります。
- 車検証・自賠責保険証明書・自動車税の納税証明書 まとめて1つの封筒に入れておくと、当日あわてません。
- 印鑑証明書(普通車の場合) 発行から3ヶ月以内のものを求められることが多いです。軽自動車は認印で済むことがほとんどです。
- リサイクル券・スペアキー・取扱説明書 あると評価が上がりやすく、その場で話が前に進みます。
ここが揃っていれば、一番高い金額を出してくださった会社さんと、その日のうちに話を進められます。
もちろん、「そんなに急いで決めたくない」という方もいらっしゃると思います。
その場合は、手間はかかりますが、1社ずつ査定してもらって、持ち帰ってよく吟味してから決める、という進め方もありです。
入札の力は弱まりますが、ご自身が納得して決められることのほうが大事な場面もありますからね😊
ちなみに、同時査定のあとで「やっぱりもう少し」と交渉するのが、なぜ伸びにくいのか。
その理由は、こちらの記事で詳しくお話ししています。
当日はこう進む(同時査定の流れ)
イメージしやすいように、当日の流れを順番に追っていきますね。
① 残り2社に電話して、時間を合わせる
残りの2社から電話が来たら(まだなら折り返して)、こう伝えればOKです。
「○月○日の○時に査定をお願いしたいのですが、ご都合いかがですか?他の業者さんも、同じ時間にお越しいただく予定です」
買取業者さんは同時査定に慣れているので、嫌がられることなくすんなりと進むことも多くあります。
むしろ「同時のほうがスムーズですね」と言ってくれる場合すらあります。
電話で急に言われて慌ててしまいそうなときは、「メールかショートメールで段取りを相談させてください」とだけ伝えても大丈夫ですよ。
文字でやりとりすれば、日時も場所も記録に残りますからね。
それと、場所も先に決めておくと当日が楽になります。
ご自宅の前でも構わないのですが、3社ぶんの車が停まると、ご近所に気を使ってしまうこともあります。
少し広めの有料駐車場などを指定すると、落ち着いて話ができます。
あわせて「1時間から1時間半くらいで終えたいです」と時間を区切って伝えておくのもおすすめです。
② 当日、全社が揃ったら
当日の流れは、だいたいこんな感じです。
- 順番に車を確認してもらう(約20〜30分)
- 各社がそれぞれ査定額を計算する(約10〜20分)
- 名刺の裏などに、最終的な買取金額を書いてもらう(一斉提示)
- 最高額を提示した業者さんと、売却の話を進める
③ 金額は「名刺の裏に書いて、一斉に」
いちばん大事なのは、「金額は一斉に出してください」とお願いすることです。
口頭で順番に言い合うと、さっきの話のとおり、後から出す業者さんが有利になってしまいます。
名刺の裏に書いてもらって、一斉にオープンする。
これがいちばんフェアで、最高額を引き出しやすい方法です。
そしてもう一つ、希望額の伝え方について。
3社以上が同じ場所に集まっているなら、自分の希望額(下限)は、胸の中に置いておいて大丈夫です。
「○○万円以上なら売りたい」と先に言ってしまうと、その金額ぎりぎりに合わせられてしまうことがあるからです。
それに、社数が揃った時点で、主役はもう「同じ場所で、同時に出す」という土俵のほうなんですね。
こちらが上手に誘導しなくても、金額は自然と上のほうへ寄っていきます。
ただ、これが逆になる場面もあります。
どうしても1社か2社しか集まらなかったときは、「最低でもこれ以上は出していただきたいです」と、ご自身が調べた相場観と一緒に伝えたほうがいいと思います。
競う相手が少ないぶん、こちらが基準をお示ししないと、金額が動く理由がなくなってしまうからです。
伝えるか、胸にしまうか。
その判断は、集まった社数で変えていただくのがいいと思います😊
もし、同じ時間に揃わないときは
どうしても全社が同じ時間に来られないときは、こう対応すれば大丈夫です。
- 同じ日の別の時間にずらす 1社目を10時、2〜3社目を11時、というように同日内で調整します。
- 先に来た業者さんには「他社も見てから決めます」と伝える その場で即決を迫られても、焦って決める必要はありません。
- 金額は書面でもらう 口頭だけだと、後から「そんなことは言っていない」とトラブルになることがあります。
それと、これは先に知っておいていただきたいのですが。
当日が近づくと、「たまたま近くまで来たので、先に査定させてもらえませんか」という連絡が入ることがあります。
「今この場で決めていただけるなら、もう少し出せます」と言われることもあります。
悪気があるというより、同時査定はどうしても金額が上がりやすいので、避けたいお気持ちが働くんですね。
その気持ちは分かるのですが、ここは「みなさん同じ時間でお願いしています」とお伝えして大丈夫です。
正々堂々と一斉査定に参加してくださる会社さんは、たくさんありますからね。
もし、どうしてもご自分のやり方を通されようとする場合は、その会社さんが査定額1位であっても、候補から外してしまって構わないと思います。
4位・5位だった会社さんを繰り上げてお呼びすれば、それでちゃんと形になります。
そもそも呼べる社数が少なくて困っている、という場合は、こちらもあわせてご覧ください。
査定額を上げる、当日までの準備
書類の目処が立ったら、あとは車そのものの準備です。
当日までにこれだけやっておくと、査定額が上がりやすくなります。
- 車内外を清掃しておく 第一印象は、やっぱり査定額に響きます。
- 整備記録簿を用意する メンテナンス履歴がわかると、評価がプラスになります。
- 純正パーツを出しておく 社外品に替えている場合、純正品があると評価が上がります。
- スペアキーを準備する スペアキーの有無も、査定に影響します。
- 即決ラインを自分の中で決めておく 「この金額以上なら売る」を決めておくと、当日に迷いません。
それともう一つ、知っておくと心強い裏ワザを。
もし「上位3社が、なんだか顔見知りっぽいな」と感じたら、自分で4社目・5社目を追加するのも手です。
見てくれる会社が増えるほど、業者さん同士の馴れ合い(談合)は効かなくなりますからね。
査定方式の比較(早見表)
| 比較項目 | 同時査定(入札方式) | 1社ずつ査定 |
|---|---|---|
| 査定額 | 他社の金額が読めないので、最初から本気の数字が出やすい | 他社の出方を見て調整できるので、伸びにくい |
| 所要時間 | 1〜2時間で完了 | 数日かかることも |
| やりとりの手間 | 一斉提示なので1回で済む | 各社と個別にやりとりが必要 |
| 決め方 | その場で決める必要がある | 持ち帰って考えられる |
| 必要な書類 | 当日までに揃えておく | あとから用意しても間に合う |
| 向いている方 | 手間を1回で終えて、高値を狙いたい方 | じっくり吟味してから決めたい方 |
ここまでは、すでに上位3社が決まっている方に向けたお話でした。
もし「まだ査定に出していないけれど、うちの車はいくらなんだろう」という段階でしたら、まずはそこからです。
今日決める必要は、まったくありません。
金額を知ってから、売るかどうかをゆっくり考えれば大丈夫ですよ😊
一括査定は申し込んだ瞬間に電話が鳴ることが多いのですが、MOTA車買取は上位3社からしか連絡が来ない仕組みなので、電話が苦手な方でも使いやすいと思います。
なお、申し込んだあとに、オークションへの出品を代行してくれる有料の形式をすすめられることがあります。
断っても、通常の一括査定はそのまま進みますので、焦らなくて大丈夫ですよ。
まとめ
同時査定×入札方式は、ほんの「ひと手間」で、手元に残るお金が数十万円変わることもある方法です。
最後に、大事なポイントをおさらいしますね。
- すでに1社決めていても、残りを「同じ時間」に呼べばOK
- 当日その場で答えを出せるよう、「書類」を先に揃えておく
- 金額は名刺の裏に書いてもらい、一斉にオープン
- 希望する下限は、3社以上そろっているなら「胸の中」に
- 不安なら、4社目を自分で足す
最後に、ひとつだけ。
ここまで、業者さんの裏側のようなお話もしてきました。
でも、こういう知識を持つのは、お店を疑うためではありません。
お互いが健全でいるためです。
同時査定は、業者さんを困らせる方法ではなくて、その車にいちばん価値を見出してくださった会社さんが、正々堂々と一番手になれる仕組みなんですね。
売る側も、買う側も、気持ちよく終われるのがいちばんです。
ひと手間かけるだけで、結果は大きく変わります。
焦らず、ご自身のペースで進めてくださいね😊
ご相談者さまの、その後
この方は、そのあともご報告をくださいました。
3社の金額が出そろったあと、1位の会社さんに値上げをお願いしてみたそうです。
けれど、そこからは動かなかったとのことでした。
車の状態はとても良かったけれど、同じ車を手放す方が増えていて、相場そのものが下がっている時期だった、と説明を受けたそうです。
それでも、こんな言葉で締めくくってくださいました。
とても丁寧、かつ迅速に対応してくださり、一位のところに売ることができて後悔していません
父が気に入って乗っていた車なので、引き取られて行った時はとても寂しかったですが、次に喜んで乗ってくれる方のもとに届けば良いなぁと思っています
この一言に、私のほうが救われた気がしました。
高く売るというのは、お金の話だけではないんですよね。
大事にされてきた車を、次に大事にしてくださる方へ、ちゃんと渡すこと。
同時査定も入札方式も、突き詰めれば、そのための手順なのだと思います。
お金だけがすべてではありませんし、経験やご縁も含めて、良い売却だったと思います😊
この方が、はじめてご相談くださったときのお話は、こちらにまとめています。
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