著者:ピゴス - 元1級整備士×元ディーラー営業マン(整備12,000台/販売500台/年300件相談対応)

こんにちは、ピゴスです!

今回はディーラー下取りではなく、買取店に売却することを前提に「新しい車の納車前と後、どちらで今の車を売るのが損しない?」というご相談です。

新しい車が決まると、気になるのが今乗っている車の売却タイミングですよね。「納車前に売ったほうがいいの?」「でも車がない期間ができるのは困る」と迷う方は多いです。

ピゴス

この記事では、納車前・納車後それぞれのメリットと注意点を整理したうえで、私のおすすめの考え方をお伝えします!

結論:セオリーは納車前の売却

先に結論をお伝えすると、一般的には「納車前に売却する」のがセオリーです。

最大の理由は、自動車保険の切り替えがスムーズにできることです。自動車保険は車両ごとに契約しているため、新しい車に乗り換える際には「車両入替」の手続きが必要になります。

納車前に前の車を売却しておくことで、この保険の切り替えがシンプルに進みます。

また、納車日がはっきりしていると、そこを期限として売却活動に集中しやすいという面もあります。

納車前に売るメリットと注意点

納車前に売却する場合のメリットは次のとおりです。

まず、自動車保険の手続きがシンプルになること。次に、前の車の維持費(駐車場代、ガソリン代など)を早めにカットできること。

そして、限定的な例ですが、4月1日をまたぐ前に売却を完了すれば、翌年度の自動車税がかからないことも見逃せません。

一方で注意点もあります。最大のデメリットは、納車までの間に車がない期間ができることです。通勤や買い物、お子さんの送迎に車を使っている方にとっては、この空白期間は大きな問題になります。

車がない期間のつなぎ方

車がない期間は、買取店に代車を借りることができたり、家族に車を借りることができたらよいのですが、そうもうまくいかないことも多いと思います。

そんなときは、「格安レンタカーを活用」するのがおすすめです。

月額3万円程度で利用できるサービスもあり、保険料込みで必要な期間だけ借りられます。

例えば車検を通さずに先に売ることになったというケースで、1〜2か月程度の短期間を借りるとすれば、維持費をかけて前の車を持ち続けるよりもコストを抑えられるケースがあります。

格安レンタカーについては、こちらの記事で詳しくまとめています。

【えっ!?格安レンタカー?】知らないと損、車持ちでも無しでも頼れるレンタカー会社格安レンタカーの活用術について解説しています。急な車のトラブルや一時的な車の必要性が生じた際に、大手レンタカー会社以外の選択肢として格安レンタカーの利用が賢明であると強調しています。「ガッツレンタカー」と「業務レンタカー」は低価格の理由を伝えています。...

納車後に売るメリットと注意点

一方で、納車後に売却するという選択もあります。

最大のメリットは、車がない期間がゼロになることです。日常生活への影響がないので、家族が多い方や通勤で毎日車を使う方にとっては安心感があります。

また、保険の切り替えを気にしなくてよい場合は、「納車という期限に追われず、じっくり売却に集中できる」という利点もあります。

売却を急ぐと買い叩かれやすくなるため、時間の余裕があるほうが良い条件で売れる可能性が高まります。

注意点としては、前の車と新しい車の2台を一時的に所有することになるため、駐車場が2台分必要になる場合があることです。

また、4月1日をまたぐと前の車にも翌年度の自動車税がかかるため、売却のタイミングには気をつけてください。

どちらにしても「高く売る」ことが大事

納車前でも納車後でも、共通して大事なのは「今の車をできるだけ高く売ること」です。

売却額が変わると、次の車のグレードやオプションに使える予算も変わりますし、ローンの残債を清算できるかどうかにも影響します。数万円〜数十万円の差が出ることは珍しくないので、売り方にはこだわりたいところです。

私がおすすめしているのは、「MOTA車買取」というWEBサービスです。複数の買取業者に一括で査定を依頼でき、上位3社からしか連絡が来ない仕組みなので、電話ラッシュに悩まされることもありません。

手間を最小限に抑えながら、しっかり比較して高く売ることができます。

MOTA車買取の詳しい使い方やメリットは、こちらの記事でまとめています。

今の車、いくらで売れる?愛車の価値を最大化する方法 車を乗り替えるか迷っている方、まずは車の価値を最大化する方法を知るだけでも、次のカーライフの計画がぐっと立てやすくなり、損せずに進める...

自動車税のタイミングにも注意

見落としがちなポイントとして、自動車税の課税タイミングがあります。

自動車税は、毎年4月1日時点の所有者に課税されます。つまり、3月31日までに売却(名義変更)を完了していれば、翌年度の自動車税を払う必要はありません。逆に4月1日を1日でもまたいでしまうと、その年度分の自動車税が丸々かかります。

ただ、買取店によってはこのあたりのことを考慮して、買取してくれますので1か月しか所有しないのに12ヶ月分の自動車税を払う必要があるのかどうかなど、しっかりと確認しましょう

新しい車の納車が3月〜4月になりそうな場合は、このタイミングを意識して売却スケジュールを組むと、無駄な出費を避けられます。

まとめ

今回の内容をまとめます。

  1. セオリーは納車前の売却。自動車保険の切り替えがスムーズになる
  2. 車がない期間は格安レンタカーでつなぐのがおすすめ
  3. 保険の切り替えを気にしないなら、納車後にじっくり売却するのもあり
  4. どちらにしても、MOTA車買取などで複数社に査定を取り、高く売ることが大事
  5. 4月1日をまたぐと自動車税がかかるので、売却タイミングには注意

おわりに

ピゴス

新しい車の納車はワクワクしますよね!だからこそ、今の車の売却もしっかり段取りして、気持ちよく乗り換えましょう!

売却タイミングに正解はひとつではありません。ご自身の生活スタイルや保険の状況に合わせて、最適なタイミングを選んでください。そのうえで、売却額を最大化するための準備はしっかりしておくことをおすすめします。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。みなさんのカーライフがより良いものになることを願っています。

【はじめに】車の大学⁉損しないカーライフのための記事まとめ25選「ぺんぎんカーライフ」というブログは、読者が車に関して損をしないように、自身の20年間の自動車業界での経験と知識を共有します。私は、当初は自身も損をする側だったものの、国家1級自動車整備士の資格取得や、国産車・輸入車のディーラーでの整備・営業経験を通じて、その状況を変えることができました。この記事は、初めて車を購入する人、過去に車の購入で失敗した人、自動車保険の見直しを考えている人、車を高く売りたい人、車の維持費に関心がある人など、幅広い層の読者に向けて、具体的なノウハウを提供することを目指しています。...
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ギリギリ昭和生まれ、2児のパパとして奮闘中…空いた時間に車の情報発信や質問に答えている管理人のピゴスです! クルマ好き歴30年以上、気付けば1級自動車整備士(笑)元、国産自動車のディーラーの営業マンです。 過去に車を整備したり販売させていただいたりする中で、車を移動手段と考えている方にこそ、様々なお悩みがあることに気付きました。そう言った悩みのある方が、知らないがゆえに損してしまうことがないようにこのブログを立ち上げました。少しでもみなさまのお悩みに寄り添った内容を発信できればと考えております。 取り上げて欲しい題材、個別のお悩みなど、コメント欄や「X」などでいつでもメッセージを承っております。お気軽にどうぞ!