MOTA車買取の成約手数料は0円。有料は買取サポート(代行)だけです

🤔「MOTAに査定を頼んだら、オークションのほうが高く売れますよ、と案内が来たのですが……」
無料だと思って申し込んだのに、あとから有料の案内が出てくる。
これ、断って大丈夫なんだろうか。
断ったら、査定そのものが止まってしまわないだろうか。
手数料、という言葉が出てきた瞬間に、警戒心が働きます。
先にお伝えすると、通常のMOTA車買取は成約しても手数料はかかりません
お金が出ていくのは、代行してもらう形式を選んだときだけです
案内が来ても、断って大丈夫ですよ🐧
通常のMOTA車買取は、成約手数料も0円です。
お金を払うのは、代行してもらう「買取サポート」を選んだときだけ。
高く売ることが目的なら、基本は無料のほうで十分です。
というより、「価格がいちばんはねやすいのは、実は無料の通常買取」だと私は思っています。
買取サポートは査定書をもとに入札してもらう形で、実車を見てその場で競い合う力にはかないません。
手数料を払う価値があるのは、査定のプロと向き合うのが、どうしても苦手な方です。
迷ったら、まず無料のほうから始めてください。

この記事は、実際にいただいたご相談がきっかけで書いています。
現在、車の売却を考えておりまして、MOTAへ査定依頼をしたのですが、MOTA側から「MOTAオークションの方が高く売れるのでそちらのサービスを利用しないか」と提案がありました。
MOTAオークションについてよく分からないので、使っても良いサービスなのかどうか教えていただけないでしょうか。
ご自身で見つけて迷われたのではなく、運営側からすすめられて迷っておられます。
すすめられた側は、断ったら損をするのではないか、とどうしても考えてしまうものです。
順番にお話しさせてください。
はじめに、ひとつお伝えしておきたいことがあります。
このご相談をいただいた当時は、MOTAから「MOTA車買取Plus(MOTAオークション)」という代行サービスが案内されていました。
ただ、2026年9月にあらためて公式サイトを確認したところ、申し込みの案内が見当たりませんでした。
いま案内されることがあるのは、このあとお話しする「MOTA車買取サポート」のほうです。
ですのでこの記事は、いま実際に案内される選択肢にしぼってお話ししますね。
📝 ポイント① 通常のMOTA車買取は手数料0円。有料は買取サポートだけです
先に結論からお伝えします。
MOTA車買取を使うときの手数料は、選ぶ形式によって大きく変わります。
- 通常のMOTA車買取(一括査定形式):ユーザーが支払う手数料は0円
- MOTA車買取サポート(査定・入札・商談の代行):成約時に38,500円(税込)。売れた金額に関わらず定額です
「有料のほうが高く売れるのかな?」と思うかもしれませんが、そうとは限りません。
理由は後ほどお話しします。
通常のMOTA車買取は、高い査定額を出した上位3社だけから連絡が来る形です。
あちこちの業者から電話が鳴り続ける、という状態にはなりません。
この時点でもう、かなり楽になっています。
有料オプション「MOTA車買取サポート」(38,500円)とは
一部の地域を対象に、「MOTA車買取サポート」という名前のサービスが案内されることがあります
MOTAの査定員さんが1回だけ精密査定をして、全国の買取店の入札と商談を代行してくれる仕組みです
ここで一番大事なのは、「買取店は査定書を見て金額を入れる」という点です。
実際にお車を見てくださるのは、買取店ではなくMOTAの査定員さんだけになります。
手数料は成約時に38,500円(税込)で、成約前のキャンセルは無料です(成約が確定したあとのキャンセルは料金が発生します)
ここでひとつ、気をつけていただきたいことがあります。
この38,500円は、「売れた金額に関わらず定額」です。
50万円で売れたお車なら手数料は約7.7%、100万円なら約3.9%、200万円なら約1.9%になります。
つまり「お車が安いほど、手数料の重みが増します」。
対象エリアは東京・千葉・神奈川・埼玉・静岡・愛知・京都・大阪・兵庫の一部で、順次拡大予定とのことです
また、査定の申込後に「30分限定」の案内画面や電話が来ることもありますが、断っても通常の一括査定はそのまま進みますので、焦らなくて大丈夫です
私のスタンスも変わらず、基本は無料の一括査定(同時査定)で十分というものです
もちろん、時間がどうしても取れない方や、交渉がとても苦手な方には、手数料を払う価値があるケースもあります
買取サポートを案内された場合も、以下の「使い分けの考え方」がそのまま参考になります
※手数料・対象エリアはMOTA公式「MOTA車買取サポート」の案内より(2026年9月に確認)。手数料はMOTAの発表で2026年4月時点の価格とされています。制度もエリアも変わりますので、お申し込み前にご自身でもご確認ください
💰 ポイント② 他社との手数料比較(2026年時点)
一般的なオークション型サービスでは、ユーザーが2〜3万円の手数料を払うのが相場です。
MOTAの通常買取が「完全無料」なのは業界では珍しい水準です。
| サービス名 | ユーザーの手数料(成約時) | 形式 |
|---|---|---|
| MOTA車買取(通常) | 0円 | 一括査定(上位3社選抜) |
| MOTA車買取サポート | 38,500円(定額) | 査定・入札・商談の代行 |
| 楽天Car車買取 | 22,000円 | 純オークション型 |
| セルカ(SellCa) | 33,000円 | 純オークション型 |
| 個人間売買サービス | 5.5〜11万円 | 個人間売買仲介 |
通常MOTAの手数料が無料なのは、車を買い取る側の販売店がMOTAに送客手数料や成約料を支払う仕組み(両手の商売)になっているからです。
ユーザーの負担なしで、サービスが成り立っています。
ちなみに買取店は、買い取った車を業者オークションに流したり、自分のお店で売ったりして利益を出しています。
ですから提示額は、オークションの相場から、お店が必要とする分を引いた金額になります。
これは中抜きではありません。
車を運んで、点検して、名義を変えて、売れるまで在庫として抱える。
その費用と、売れ残ったときのリスクを引き受けている分です。
🔍 価格がいちばんはねやすいのは、実は無料の通常買取です
ここが、この記事でいちばんお伝えしたいところです。
有料の代行を案内されると、「お金を払うほうが高く売れるのかな」と考えてしまいます。
でも、私が査定の現場で見てきた感覚は、むしろ逆でした。
MOTA車買取サポートでは、買取店は「査定書」を見て金額を入れます。
実際にお車を見るのは、買取店ではなくMOTAの査定員さんだけです。
そして「人が見る目と、査定書は違います」。
査定書だけで金額を入れるとき、買い手はどうしても少し弱気になる傾向があります。
書ききれていないキズがあったら、と考えるからです。
いっぽう通常の同時査定は、3社の査定士さんが同じ日に同じ場所で、実際にお車を見ます。
目の前に競争相手がいる状態で、金額を出すことになります。
この「その場で競争原理が働く」という力が、いちばん価格を押し上げてくれます。
ですから「代行のほうが高く売れる」とは、私は考えていません。
とくに、どこのお店も欲しい大衆車は、お店が必要とする分をぎりぎりまで削ってでも取りに来ます。
だから通常の同時査定でも、限界に近いところまで出てきます。
あくまで私の感覚ですが、価格を狙うなら、実車を見てもらえる通常の同時査定がいちばん強いと思っています。
🤔 2つのうち、どちらを選ぶ?
私が現場で「どちらがいい?」と聞かれたときの、判断軸はこうです。
買取サポートが向いている方
- 査定のプロと向き合うのが、どうしても苦手・怖いという方:買取の担当者さんは、毎日その仕事をされています。慣れていない側が身構えてしまうのは、当たり前のことです
- 立ち会いは1回だけで、価格交渉もしなくて済みます
- 営業電話を1本も受けたくない方:MOTAの査定員さんとだけ会えば、あとは待つだけで、その日いちばん高い入札が結果になります
- そもそも100点ではなく80点でいいと決めている方:怖い思いをしないで済むことに38,500円を払う、という選び方です
ただ、対象エリアが限られていますので、案内されなかった方は気にしなくて大丈夫です。
案内された方も、「必ず選ばなければいけないもの」ではありません。
通常の一括査定形式が向いている車
- 一般的な大衆車(ノート、ヴォクシー、N-BOXなど)
- どこの買取店も欲しい車種なので、一括査定で3社を競わせれば手数料0円でも十分に限界価格を引き出せる
- 書類のやり取りも買取店と直接顔を合わせてできるので、初めての方はこちらが安心感あり
ここで、はっきりお伝えしておきます。
成約手数料を払ってでも代行に任せる価値があるのは、さきほどの「買取サポートが向いている方」に当てはまるときだけです。
高く売ることが目的なら、基本は無料の通常買取で十分です。
代行にお金を払う理由は、高く売るためではなく、手間を減らすためだと考えてください。
この順番を逆にすると、払わなくていい手数料を払うことになります。
⚠️ 無料ゆえの注意点:最終交渉は自分
手数料無料のMOTA通常買取は、手数料が無料な分、最後の交渉は自分でやる必要があります。
楽天CarやSellCaなどの純オークション型は、落札時点で価格確定・減額交渉不可というルールがあります。
だからこそ手数料が発生します。
一方MOTAは、「上位3社を絞り込むまではシステム、その後の実車査定と最終価格交渉は、あなたと買取店が直接」というスタンスです。
現場のあるあるですが、入札時点で高値を付けていても、実車査定時に「傷があるから」「相場が動いたから」と減額を迫ってくる業者もゼロではありません。
手数料ゼロの代わりに、最後は自分の交渉力で価格を確定させる必要がある、これが正直な感想です。
とはいえ、交渉が苦手でも大丈夫です。
同じ日に全社を呼んで金額を一斉に出してもらえば、交渉らしい交渉をしなくても最高額が決まります👇
もちろん、下取りに出すより買取で数十万円高くなった方を、私自身、現場で何度も見てきました(※あくまで私が見てきたケースで、金額は車種や状態によって大きく変わります)。
そして、ちゃんとした車であれば、しっかり評価されます。
実際の進め方は、この記事の最後にまとめてご案内しますね。
まずは気軽に試してみる価値は十分あります。
🛡️ 知っておくと安心:MOTAの「3つの規約」とあんしん決済
「最後は自分で交渉」と聞くと、少し身構えてしまいますよね。
でも、ご安心ください。
MOTAには、売り手であるあなたを守るための「3つの規約」が用意されています。
- ① 入札下限以下の買い取りは禁止 実車と申告内容に大きな違いがなければ、最初に提示された下限額を下回る買い叩きはできない決まりです。だからこそ、傷や使用状況を正直に伝えておくのが一番の防御になります。
- ② 引き取りの翌日まではキャンセルOK 車の売買はクーリングオフの対象外ですが、MOTAは規約で「引き取り日の翌日まで」の売主都合キャンセルを認めています。
- ③ キャンセル料の請求は規約違反 万が一キャンセル料を求められても、それは規約違反です。落ち着いて運営に問い合わせれば大丈夫ですよ。
もうひとつ、手数料に関わる話も正直にお伝えしておきますね。
代金の受け取りを仲介してくれる「あんしん決済」は、2025年10月から有料になりました。
金額は買取額の約1%、上限3万円ほどで、もともと無料だった分、ここは少し残念なところです。
とはいえ、上場している大手の買取店なら、そもそも代金の持ち逃げといった心配はほとんどありません。
不安なときの保険として知っておけば十分、というのが私の正直な感覚です。
まとめ:結局、どれを選べばいいのか
- 高く売ることが目的なら、基本は無料の通常買取。これがいちばん多くの方に当てはまります
- 実車を見てもらい、その場で競い合ってもらう。この力がいちばん価格を押し上げます
- 査定のプロと向き合うのがどうしても苦手な方は、買取サポートでそもそも80点を狙う選び方もあります
- 案内された有料オプションは、断っても通常の一括査定はそのまま進みます
- 売ると決めたなら、早めに動くほうが有利です。年式も走行距離も、待っているあいだに進んでいきますから
手数料が高いか安いかではなく、自分が何を減らしたいのか。
そこが決まると、この選択はあっけないほど簡単になります。
MOTAの使い方そのものは、こちらで画像つきで解説しています。
💡 売ると決めた方へ
MOTA車買取なら、電話ラッシュなしで最大20社の査定額がわかります。
ただし、査定してくださる買取店さんも、本気で時間を使ってくださいます。
数字の見当をつけたいだけの段階なら、まだ申し込まなくて大丈夫です。
ご相談者さまの、その後
このご相談には、お返事をいただいています。
やはり売却するからには出来るだけ高額での売却を目指したいので、このまま通常査定で進めることに致します。
高く売りたい、という目的がはっきりしていたので、答えは自然に出ました。
迷っておられたのは、サービスの良し悪しが分からなかったからではありません。
自分が何を優先したいのかが、まだ決まっていなかったからだと思います。
手数料の話は、いつもそこに戻ってきます。
MOTA車買取で疑問や不安ある場合は、このページ下の「コメント欄」からお気軽にどうぞ(ニックネームもメールアドレスも要りません)。
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関連記事
実際にMOTAを使って売却した体験談は、こちらにまとめています。
車のことを、はじめから順番に整理したいときは、こちらのページからどうぞ。













「これってどうなんだろう」が残っていたら、ここに書いてください。
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うまく言葉にできなくても大丈夫です。私が読んで、お返事します。
お返事は、このページのコメント欄に書きますので、また見に来てくださいね。
※ 車種や金額など、ご自身が特定されそうな情報は書かないでくださいね。