【離島へ引っ越し】VOXYは売るが正解?本土で高く売る離島カーライフのコツ

引っ越しが決まると、家のことや仕事のことで頭がいっぱいになります。
少し落ち着いたころに、ふと車のことが気になってきます。
いま乗っている車は、引っ越し先の暮らしに合っているだろうか。
合っていないなら、売ったほうがいいのだろうか。
でも、まだ新しい車を手放すのは、やっぱりもったいない気もする。
暮らしが変わって車が合わなくなったのなら、売るのは十分ありだと思います。
ただし、順番があります。
次の車を決める前に、まず「いくらで売れるか」を知ってください。
手元にいくら残るかが分かって、はじめて次の車の予算が決まります。
そして離島や地方では、島内・地元だけで売らないでください。
買い手の数が、そのまま金額に出てしまいます。
いただいたご相談
実際にいただいたご相談を、ご紹介します。
(ご本人が特定されないよう、内容は編集してご紹介しています)
- お車:現行のVOXYハイブリッド(2022年10月に新車で購入・走行11,500km・ローン完済)
- ご家族:お子さんが3人
- もう1台:軽自動車あり
- ご事情:約1年後に地元へUターン。地元は離島で、高速道路がなく移動は島内のみ
- お考え:VOXYを売って、6人乗りの中古車を100万円ほどで買えないか
売りたいと思われた理由は、4つでした。
- 島で使うにはオーバースペック
- お子さんが3人いるので、キャプテンシートは使いづらいしもったいない
- 家計を見直して、贅沢品だと気づいた
- 売って余った資金は、貯金や暮らしの備えに回したほうが価値が高いと感じる
そのうえで、こう書かれていました。
「もったいない気もするのですが、お金の使い方としてこの方が正解のような気がしています」
「この考え方は筋が悪いでしょうか?」
私のいつもの答えは、そのまま乗ってください、です
先に、私のいつもの答えをお伝えします。
車のご相談をいただいたとき、私はたいてい「いまの車をそのまま乗り続けてください」とお答えしています。
乗り替えるたびに、購入の諸費用と、手放すときの目減りが同時にかかるからです。
しかも今回のVOXYは、走行距離が1万kmちょっとです。
距離の少ない、これからいちばんいい時期に入る一台です。
普通に考えれば、手放すのはもったいない一台です。
それでも今回は、売ってもいいと思いました
それでも、このご相談には「売ってしまってもいいと思います」とお返事しました。
理由は、離島という条件です。
高速道路がなく、移動は島内だけ。
VOXYがいちばん得意な場面が、これから先ずっと来ません。
そのうえ、お子さんが3人いるのにキャプテンシートです。
真ん中に席がないので、3人が並んで座れません。
そして、もう1台の軽自動車があります。
大きい車が本当に要る日は、思っているより少ないかもしれません。
「オーバースペック」というご自身の言葉は、たぶん当たっています。
引っ越しで変わるのは、住所ではなく「車の使われ方」です
今回は離島でしたが、車の使われ方が大きく変わる引っ越し先は、ほかにもあります。
どこへ行く場合でも、見るところは同じです。
いまの車のいちばん得意な場面が、引っ越し先で来るかどうか。
これだけです。
① 離島や、公共交通の少ない地域へ
走る距離は短く、道は狭くなりがちです。
大きい車や、高速道路が得意な車ほど、活躍の場が減ります。
ただし車そのものは生活の必需品なので、手放すというより「暮らしに合う一台に替える」方向になります。
② 雪の多い地域へ
4WDやスタッドレスタイヤが、いきなり現実の話になります。
いまが2WDなら、乗り替えを検討する理由がはっきりあります。
そしてもうひとつ、大事なことがあります。
4WDや雪国向けの装備は、雪の降る地域では高く、降らない地域では安く見られます。
つまり同じ車でも、売る場所で金額が変わります。
引っ越しの前と後、どちらで売るほうが高いのかは、こちらにまとめています。
雪の多い地域では、下回りの錆の話もついてきます。
下回りの塗装が本当に必要かどうかは、こちらで境界線を整理しています。
③ 公共交通が発達した都市部へ
駐車場代が高く、電車で足りてしまう場面が増えます。
車に乗る回数そのものが減るので、維持費が一気に重く感じられます。
ここは乗り替えよりも、「そもそも持ち続けるか」から考えていい場面です。
手放すかどうかで迷っている方は、こちらもどうぞ。
④ 道が狭い、駐車場が小さい地域へ
毎日の駐車と、すれ違いのストレスが変わります。
年に数回の大きい日より、いつもの360日で選ぶほうが、暮らしは楽になります。
サイズの決め方は、こちらで詳しくお話ししています。
どのタイプでも、次にやることは同じです。
ただ、100万円で6人乗りを探すと、古い車になります
ここからは、実務の話です。
100万円で6人乗りを探すと、正直なところ、なかなか古い車が多くなります。
年式が古い車は、買ったあとの修理費が読みにくくなります。
そこで、ひとつだけコツがあります。
スライドドアを、候補から外してみてください。
スライドドアは人気があるぶん、中古の値段がなかなか下がりません。
同じ100万円でも、スライドドアをやめれば、もっと程度の良い6人乗り(7人乗り)が買える可能性が高くなります。
電動スライドは、故障したときの修理も安くありません。
私自身、5年乗ったスライドドアの軽から、スライドドアのない軽に乗り替えたのですが、普通のドアでもなんとかなっています。
もちろん、これはあくまで私の場合の話です。
100万円という予算で何が買えるのか、そして総額表示のあとにいくらかかるのかは、こちらで詳しく書いています。
そして、引っ越し先で乗る車を新しく買うときには、「どこで買って、どうやって運ぶか」も決めることになります。
その順番と、費用の見方はこちらでお話ししています。
順番は、まず「いくらで売れるか」
ここが、いちばん大事なところです。
次の車を探す前に、まずVOXYがいくらで売れるかを把握してください。
順番が逆になると、予算が決まらないまま車を探すことになります。
幸い、現行のVOXYハイブリッドは中古市場でとても人気があります。
走行距離も1万kmちょっとですから、高い金額が期待できます。
その金額が分かって、はじめて「乗り替えても損は少ない」かどうかが判断できます。
損失が少ないと分かれば、中古車への乗り替えも十分ありだと思います。
🔧 ピゴスより:離島の車は「本土で売る」のが鉄則です
離島は買取業者の数がどうしても限られるので、島内だけで売ろうとすると、相場より安く見られてしまいがちです。おすすめは、一括査定で本土の業者にも声をかけること。フェリーでの陸送費はかかりますが、それ以上に査定額が伸びるケースが多いんです。特にVOXYハイブリッドのような人気車は、本土の需要をうまく取り込むと、ぐっと高く売れますよ。
一括査定の使い方は、画像つきでこちらにまとめています。
実際に使った方の体験談も、こちらにあります。
引っ越しまで1年あるなら、いま慌てて決める必要はありません。
この記事の結論も、決めることではなく、まず金額を知ることでした。
引っ越しまで時間があるうちは、業者さんを呼ばずに調べられる「AI査定」で見当をつけておくのがおすすめです。
MOTAの査定額は「提示から約1週間」が目安なので、申し込みは売る時期が固まってからのほうが活きます。
💡 今の車、いくらで売れる? MOTA車買取なら電話ラッシュなしで最大20社の査定額がわかります。>>MOTAで無料査定してみる
本土に戻る可能性があるなら、乗り続けるのもありです
最後に、逆の選択肢も置いておきます。
またいつか本土に戻ってくることも考えられるなら、VOXYをそのまま持っているのもありだと思います。
広い車内も、高速道路での安定感も、本土に戻ればまた活きてきます。
一度手放すと、同じ条件の車を買い直すのは、思っているより大変です。
ここはどちらが正解というより、これからの暮らしがどちらに近いかで決まります。
まとめ
- 私のいつもの答えは「そのまま乗ってください」。乗り替えるたびに諸費用と目減りが同時にかかるからです
- でも暮らしが変わって、その車のいちばん得意な場面が来なくなるなら、売るのは十分あり
- 順番は、まず「いくらで売れるか」。手元に残る額が分かって、はじめて次の予算が決まります
- 離島や地方では、島内・地元だけで売らない(買い手の数が、そのまま金額に出ます)
- 100万円で6人乗りを探すなら、スライドドアを外すと程度が上がります
- 本土に戻る可能性があるなら、そのまま乗り続けるのもあり
ご相談者さまの、その後
このご相談には、続きがありました。
「いくらで売却できるかと、次の車を探してみて、よく考えたいと思います」
決めるのではなく、まず調べる。
いちばんいい進み方だと思います。
もったいない気もする、というのは正直なお気持ちですよね
でも、ご自分で いまの暮らしには合っていない と気づけたことのほうが大きいです
そこに気づけた方の判断は、たいてい間違っていませんよ
「この考え方は筋が悪いでしょうか」と書かれていました。
筋は、悪くないです。
車を選ぶ基準が、値段や人気ではなく、ご自身の暮らしになっているからです。
あとは金額を知って、そこから決めるだけですよ🐧
離島の車選びで疑問や不安ある場合は、「X」「お問い合わせ」「コメント欄」などでお気軽にご相談ください。
最新記事のアップもXでお伝えしておりますので、よろしければフォローよろしくお願いいたします
関連記事
愛車の相場や、売却の流れの全体像はこちらです。
🔰車の知識をゼロから整理したい方は、20記事以上を6つの章にまとめた教科書ページもどうぞ。










