著者:ピゴス - 元1級整備士×元ディーラー営業マン(整備12,000台/販売500台/年300件相談対応)

もうすぐ赤ちゃんを迎えるので、スライドドアのある車に乗り換えたい——

そんな大切なタイミングでの車選び、しっかり調べている方ほど、こんなふうに迷いますよね

🤔「時々、高速や山道も走るし、やっぱりターボ付きのほうが安心かな?」

🤔「でも、ターボにするとお値段も上がるし、本当に必要なのかな…」

人気のルーミーを、少しでも安く、でもパワー不足で後悔もしたくない

今回は、移動手段としての車選びで「ルーミーのターボは本当に必要か」を、元1級整備士の目線で、正直にお伝えしていきます

✅ 結論からお伝えします

移動手段としての車選びなら、「ルーミーのターボは、必ずしも必要ない」ことが多いです。

コストを抑えて快適に走りたいなら、ターボなしでも十分ですし、力が欲しいならソリオの1.2Lという選び方もあります。

安く買うコツは「カスタム系やターボなど、割高になりがちな仕様を避ける」ことです。

人気車ほど、狙い方が大切になります。

ご質問

ご質問をいただきました(内容を一部編集して掲載しています)

中古車購入を検討しています

【購入希望の車について】

  1. 現在、ルーミーを第一希望、ソリオを第二希望としていますが、下記の条件に合った車種はどちらでしょうか?
  2. 候補の車としてトヨタのルーミーカスタム認定中古車を検討していますが、購入時に注意すべき点があれば教えてください。
  3. ピゴスさんのブログも拝見しました。不人気かつコスパの良い車種があれば知りたいです。ターボ付きルーミーで予算を抑えるなら、年式が古く走行距離が長い車を選ぶべきでしょうか?

【希望する条件】

  • 第一子が生まれるため、広い車内と自動スライドドアを備えた車を探しています
  • 夫婦ともに運転が得意ではないため、軽自動車以外で小回りの効く車を希望しています
  • シエンタやフリードも候補に入りますが、できるだけ小型の方が良いと考えています
  • 家族で1台のみ所有予定
  • 半年以内には購入したい
  • 車へのこだわりはあまりなく、問題なく走れば十分です
  • 購入後、最低でも5年以上は乗る予定です

【現在の車について】
プリウスに10年乗っています

やや大きく、狭い場所での運転に不便を感じています

【使用用途】

  • 街乗りがメイン
  • 時々、高速道路や山道を走ることもあるため、馬力のある車を考えているため、ターボ付きのルーミーが第一候補です

【予算】
150万円前後ですが、できればさらに安く抑えたいです

【支払い方法】
現時点では未定

【その他】
ルーミーとソリオを試乗しましたが、運転のしやすさはまだ実感できていません

ただし、小型で広々とした室内は便利に感じました

ご質問とブログを読んでくださり、ありがとうございます

第一子の誕生に合わせた大切な車選び、しっかり調べていらっしゃって、本当に素晴らしいです

ルーミーやソリオという選択肢は、とても良い選び方だと思いますよ

安く買うコツは「人気で高くなりすぎない一台」を狙うこと

まず、少しでも安く買うためのコツからお伝えします

私がおすすめしたい「不人気車を安く」という考え方は、値段の割に、年式が新しくて走行距離の少ない車を手に入れるためのテクニックです

ルーミーのように人気の高い車は、安くしようとすると、どうしても年式が古かったり、走行距離が伸びた車になりがちです

それだと、せっかくの人気車なのに、かえってもったいない選び方になってしまうこともあります

ご希望のルーミーカスタムのような「カスタム系」は、見た目がかっこいい分、どうしても割高になりやすいです

そして、「ターボ付き」も、同じように値段が高くなる要因のひとつなんです

ご検討中の「ルーミーカスタムの認定中古車」についても、触れておきますね

認定中古車は、メーカーの保証が付いて安心なぶん、一般の中古車より、価格は少し上乗せされます

その安心料が、ご自身にとって見合うと感じるかどうかで、選ぶのがおすすめです

そして、認定中古でも一般の中古でも、現車では、匂いやエアコンの効き、内装のスレなど、買ってから直しにくいところを、必ず自分の目で確かめましょう

点検の記録簿を見せてもらい、これまでどう整備されてきたかを確認するのも安心につながります

認定中古の商談で確認したいポイントは、こちらの記事でも詳しくお伝えしています

認定中古スペイドの商談で失敗しない!確認すべき注意点を解説トヨタ認定中古スペイドの商談で失敗しないコツを元1級整備士×元ディーラー営業が解説。匂い・エアコン・内装など買ってから直しにくい所の現車チェックと、総額と保証で選ぶ商談の進め方を、初めての中古車購入でもわかるようお伝えします。...

ターボは本当に必要?「ソリオの1.2L」でも十分に走ります

「コストを抑えつつ、快適に走れれば十分」というお考えなら、カスタム系とターボは、いちど再検討してみる価値があります

というのも、パワーが心配でも、ソリオの1.2Lエンジンなら、じゅうぶん元気に走ってくれるからです

私自身、ルーミーの兄弟車にあたるトールのターボなしに乗っていたことがありますが、それでも高速道路や山道も、問題なく走れました

ですので、ソリオであれば、なおさら安心して選んでいただけると思います

さらに、ターボには、買うときの値段以外にも、知っておきたい点があります

① 燃費が悪くなりやすい

ターボ付きは、ターボなしにくらべて燃費が悪くなりやすいです

プリウスからの乗り換えだと、燃料代は1.5〜2倍ほどに増える可能性もあるので、そこは頭に入れておくと安心です

② オイル交換の間隔が短くなりがち

ターボはエンジンオイルへの負担が大きいので、交換の目安が短くなる傾向があります

車種にもよりますが、ターボなしが1万kmごとのところ、ターボ付きは5,000kmごと、というように、交換の手間と費用が増えることもあるんです

③ 足回りが硬めで、後部座席が揺れやすい

ルーミーのターボ車は、足回りが硬めになるので、後部座席の乗り心地が少しハードに感じることもあります

お子様を乗せることを考えると、試乗のときに、後部座席の乗り心地もぜひ確かめてみてくださいね

もちろん、坂道の多い地域にお住まいの方や、大人数と荷物でよく出かける方、走りの余裕そのものを楽しみたい方には、ターボの力強さが心強い味方になります

ご自身の使い方と、かかるコストを見くらべて選べば、後悔しにくいですよ

ピゴス
ピゴス

ターボは魅力的ですが、買うときも、乗ってからもお金がかかりやすい仕様です

移動手段と割り切るなら、ターボなしやソリオで、浮いたぶんを装備や貯金に回すのも賢い選び方ですよ

そのソリオを選ぶとなると、次に迷うのが「MG・MX・MZ・バンディット」のどれにするかです。

走りはどれも同じで、変わるのは装備と見た目だけ。その中身をこちらで整理しました👇

スズキ ソリオのグレードの選び方 MG MX MZ バンディット 本命MZ
スズキ ソリオのグレードの選び方|本命MZから、家族目線で正直に解説スズキ ソリオのグレード(MG・MX・MZ・バンディット)を元ディーラー営業が家族目線で正直に解説。走りと燃費は全グレード共通、差は装備と見た目だけ。本命MZから引き算で考えつつ、MGがぴったりな人も肯定。実際の維持費や見積もりの目安まで(2026年7月時点)。...

元営業のおすすめは「あえて知名度で選ばない」一台

以上をふまえて、私のおすすめはこちらです

  1. ソリオ(バンディットではないベースグレード)
  2. ルーミーの代わりに、ダイハツ版トールやスバル版ジャスティのターボなしグレード
  3. ポルテ、スペイド

②のトールやジャスティは、じつはルーミーと同じ車です

中身は同じなのに、ルーミーほど名前が知られていないぶん、中古車市場では、より安く手に入ることが多いんです

③のポルテやスペイドは、設計はやや古めですが、丈夫で長持ちしやすいファミリーカーです

どれを選ぶ場合も、年式の新しいものを選ぶと、より安心ですよ

どれも、今のプリウスより小回りが利くので、運転が得意でない方や、狭い場所での取り回しに不安がある方でも、扱いやすいサイズ感だと思います

ひとつだけ注意点として、「電動スライドドア」の有無や、左右どちらに付くかは、グレードや年式で違うことがあるので、必ず確認してくださいね

スライドドアのファミリーカー選びは、こちらの記事でも詳しくお伝えしています

ファミリーにおすすめのミニバン・ワゴン車種を一挙徹底解説 家族が増えて、いよいよファミリーカーへの乗り換えを考え始めた。 でも、車のことはよく分からないまま。 調べれば調べるほど選...

最後に|今のプリウスも「しっかり価値を確かめて」

最後に、今お乗りのプリウスについてです

10年乗られたプリウスでも、まだそれなりに値段が付くことが多いです

新しい車の予算に回すためにも、手放すときは、しっかり価値を確かめてから売るのがおすすめです

効率よく売る方法は、こちらの記事にまとめています

今の車、いくらで売れる?愛車の価値を最大化する方法 車を乗り替えるか迷っている方、まずは車の価値を最大化する方法を知るだけでも、次のカーライフの計画がぐっと立てやすくなり、損せずに進める...

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まとめ

ルーミーのターボ選びを、まとめます

  • 移動手段としてなら、ターボは必ずしも必要ない(力が欲しいならソリオ1.2Lでも十分)
  • ターボは車両価格・燃費・オイル交換・乗り心地でコストや負担が増えやすい
  • 安く買うコツはカスタム系やターボを避け、人気で高くなりすぎない一台を狙うこと
  • ルーミーと同じ中身のトールやジャスティなら、より安く手に入りやすい

お子様との新しいカーライフが、安心で楽しいものになりますように

ターボ車選びで疑問や不安ある場合は、「X」「お問い合わせ」「コメント欄」などでお気軽にご相談ください。

このブログ「ぺんぎんカーライフ」では、損しないカーライフのための記事をまとめています。

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それでは、損しないカーライフをお過ごしください

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ピゴス
ギリギリ昭和生まれ、2児のパパとして奮闘中…空いた時間に車の情報発信や質問に答えている管理人のピゴスです! クルマ好き歴30年以上、気付けば1級自動車整備士(笑)元、国産自動車のディーラーの営業マンです。 過去に車を整備したり販売させていただいたりする中で、車を移動手段と考えている方にこそ、様々なお悩みがあることに気付きました。そう言った悩みのある方が、知らないがゆえに損してしまうことがないようにこのブログを立ち上げました。少しでもみなさまのお悩みに寄り添った内容を発信できればと考えております。 取り上げて欲しい題材、個別のお悩みなど、コメント欄や「X」などでいつでもメッセージを承っております。お気軽にどうぞ!