【被害者編】相手の保険で経済的全損!修理費65万 全額補償なら修理?買い替え?

こんにちは!ピゴスです!
こちらの記事は、私が過去に「車の質問」をいただいた経験をベースに編集して、紹介しております
ご質問は、本当にありがたいです!私も回答をする中で、新たな気付きをいただけます
ご質問者様に役立つ情報というだけでなく、ブログを読んでくださっている方にも、ヒントになればと考えて、回答しております
ぜひ、何かのご縁でこのブログをのぞいてくださったみなさまにも、「損しないカーライフのヒント」を見つけていただけたら嬉しいです
一人でも車で損しない方が、世の中に増えていただけますように!
それでは、車が好きな人も、そうでない人も、素敵なカーライフにしていきましょう!!
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ご質問
ご質問をいただきました
自動車の買い替えについてご助言をお願いします
いただいたご相談内容です(内容を編集して掲載しています)
先日、妻が追突事故の被害に遭いました
幸いにも身体には問題がなく安心したのですが、車両については「経済的全損」と判断されてしまいました
幸運にも相手の保険に特約から、全損費用(約65万円)が補償される見込みです
ちなみに修理するとなると80万円が掛かるようで、これも相手の保険の特約で、全額出るようです
現在の車は以下の通りです
車種: デイズルークス
登録: 平成30年6月
走行距離: 約35,000kmここでお伺いしたいのですが、この状況で修理をして乗り続けるべきでしょうか?
それとも、この機会に買い替えを検討すべきでしょうか?
私自身の考えとしては、以下の理由から買い替えを検討しています
- 子どもが頻繁に乗る車であるため、心理的な不安があること
修理しても事故車としての影響が気になり、完全に安心して使用できるか少し心配です- 登録から約10年が経過していること
今後の維持費や修理リスクを考えると、新しい車に切り替えるタイミングかもしれないと感じていますもしよろしければ、皆様のご意見やアドバイスをお聞かせいただけますと幸いです
どうぞよろしくお願いいたします
ご質問ありがとうございます
この度は、奥様が事故に遭われたとのこと、大変お疲れのこととお察しいたします
幸いお怪我がなかったとのことで安心いたしましたが、精神的な不安やご心配もおありかと思います
どうぞ無理をなさらず、ゆっくりお過ごしくださいませ
さて、頂いたご質問についてですが、私もご質問者様と同じく「買い替え」を検討するのが良いのではと考えます
理由は、以下の通りです。
- 修理費用と車の価値のバランス
現状の車を下取りに出した場合、事故がなかったとしても65万円という高額な査定額は見込めないと思われます。そのため、相手方保険で修理費用相当の金額が補償される今、買い替える方が経済的に有利と考えられます。事故に遭ったことで嫌な思いをされた分、車を高額で買い取ってもらえるチャンスだと考えると、気持ちも少し軽くなるのではないでしょうか? - 修復歴車としての価値低下
修理を選んだ場合、車は修復歴車となる可能性があり、その場合、次回の下取りや買取額が大幅に下がることが予想されます。この価値低下は保険ではカバーされないため、長期的に見ると損失が大きくなる可能性があります - 新しい車のメリット
新しい車に買い替えることで、安全性能や快適性が向上し、これからのカーライフがより良いものになる可能性があります。特にお子様が頻繁に乗る車とのことですので、安全性能の向上は大きな利点になるでしょう
なお、具体的な手続きについては、修理するか買い替えるかを慎重に検討しつつ、現在借りているレンタカーを活用して考える時間を増やすのも一つの方法です
たとえば、新しい車が納車されるタイミングに合わせてレンタカーを返却できれば、移動の不便も最小限で済みます
📝 結論:このケースなら「買い替え」がおすすめ
今回のご相談内容を踏まえて、私なら「買い替え」を選びます。
理由は3つあります。
- 車齢が10年を超えている:追突で修復歴がつくと、次に売却するときの金額がグッと下がります。今なら「事故なし」の車として比較的キレイに手放せる可能性が残っています
- 保険金65万円:買い替え先の選択肢が広がります
- お子さんの心理的不安を数字で整理すると納得しやすい:「気にしすぎ」と片付けるのではなく、安全性を数字でイメージしてみると、買い替えの価値が見えてきます
もちろん、「修理して乗り続ける」という選択も決して悪い選択ではありません。この記事では、両方の選択肢を並べて、あなた自身が納得できる判断ができるように整理していきます。
💼 まずは「全損」の意味を整理
今回のご相談で出てくる「経済的全損」という言葉、少しややこしいので整理しておきます。
- 物理的全損:物理的に修理不可能な状態(フレームの歪みなど、直しても走行不能)
- 経済的全損:修理は可能だが、修理費が車両時価額を超える状態
例えば、今回のケースのように時価65万円の車に修理費80万円かかる場合、これは経済的全損扱いになります。
保険会社から見ると「修理より新しい車を買う方が合理的」という判断とも言えます。
被害者の立場(今回のご相談者様のケース)では、相手の保険に対物超過特約が付いていると、修理費が時価額を超えた分まで補償される場合があります。
今回の修理の場合は80万円全額補償は、まさにこのパターンですね。
💡 保険金65万円、実は4つの使い道があります
ここ、意外と知られていないのですが、65万円(修理の場合は80万円)の保険金は必ずしも修理に使わなくてもいいのです。
選択肢は大きく4つあります。
① 素直に修理する(一番多いパターン)
もらった80万円でそのまま修理。車は元通りに。多くの方がこれを選びます。車屋さんも見積もりに時間をかけてくれたので、自然とこの流れになりやすいです。
② 修理せず、乗り換え資金にする
全損としてもらえる65万円を受け取って、その車を手放して次の車を買う。ディーラーさんや販売力の強い店舗なら、この選択肢を提案してくれることもあります。ただ、町の修理工場では「修理前提」の話になりがちなので、提案されないケースも多いです。選択肢として知っておくだけで武器になります。
③ 最低限だけ修理して、残りは貯金
例えば40万円で見た目をざっくり直して、残り25万円は将来の車買い替え資金として貯金。車としての機能は保ちつつ、手元にお金を残す選択です。
④ 車自体を手放して、65万円まるごと貯金
そもそも車の維持をやめて、保険金を生活防衛資金に回す。お子様の送り迎えがほぼ必須でない方や、カーシェア・レンタカーで足りる方には現実的な選択肢です。
🧒 「子どもが乗る車」の心理的不安について
ご相談者様が一番心に引っかかっているのは、「子どもが頻繁に乗る車だから、心理的に不安」という部分ではないでしょうか。
このお気持ち、私もよく分かります。私も子どもがいるので、「事故歴がある車に我が子を乗せる」ということへの引っかかりは、自然な感情だと思います。
ただ、ここで大切なのは、「感情」と「数字」を分けて考えてみることです。
100点の安全性を取るには、いくらかかる?
もし「100点の安全」を取ろうとしたら、最新の衝突安全性能が高い新車を買うことになり、200〜300万円はかかります。
では、もし今の修理した車は何点くらいの安全性でしょうか?機能的には、修理すれば正常な走行は十分可能です(85〜90点くらいは戻ります)。でも、追突された車両のフレームに微細な影響が残る可能性は、ゼロではありません。
100点にした場合、お子様は今よりどれだけ安全に過ごせる?
ここは厳密には算出できませんが、イメージしてみます。1%か、0.5%か、それとも5%か。その数字を「小さい」と見るか「大きい」と見るかは、ご家族の価値観次第です。
大切なのは、数字でイメージしてから感情を合わせること。そうすると、「どこまでお金をかけたら自分が納得できるか」の良い塩梅(あんばい)が見えてきます。
とは言え、今回のケースなら私なら買い替えのスタンスです
そこから、安全性をどのように担保した車を選んでいくか?の判断のヒントにしてみてください
🔧 基本スタンス:事故じゃなければ「乗り続け」がコスパ最強
ここまで「買い替え」寄りの話をしてきましたが、私の基本的なスタンスをお伝えしておきます。
「事故や大きなトラブルがない限り、車は乗り続けた方がコスパは良い」
これは、私が1級自動車整備士として現場で見てきた結論です。10年・15年と乗り続けた方が、維持費全体で見ると圧倒的に安上がりです。
ただし、今回のように「追突事故」という予期せぬ出来事があった場合は、例外となることもあります。
- 修復歴がつくことで、次の売却時の価格が大きく下がる
- 心理的なわだかまりが残りやすい
- 保険金で予算が広がって、次の選択肢が増える
より詳しい「長く乗り続けるノウハウ」については、別の場所で記事にしていますので、気になる方は合わせてどうぞ。
自動車保険の見直しもお忘れなく
全損の判断を受けたとき、次の車の保険も一緒に見直すのがおすすめです
保険会社によって全損時の対応も異なりますので、比較しておくと安心です
ステップ① 自動車保険の考え方を整理する
ステップ② 一括見積もりで複数社を比較する
比較するだけなら無料ですので、ぜひ一度チェックしてみてください
おわりに
ご質問に共感していただける部分があったり、回答にお役に立てるセンテンスなどがあったり、しましたでしょうか?
📊 参考費用・数字の目安
この記事のテーマに関連する、参考費用や数字をまとめました
- 事故修理の場合、修理費が車の時価額を超えると「全損扱い」となります。任意保険を使うと翌年から3等級ダウンし、保険料が年間1万〜3万円程度上がることが一般的です(相手が100%過失(悪い)場合は、保険を使わずに済みます)
- 任意保険料の相場は年間3万〜10万円程度で、年齢・等級・車種によって大きく変わります。一括見積もりで比較すると、年間平均約3万円の節約ができるというデータもあります
- レンタカーは1日5,000〜1.5万円程度、カーシェアは15分200〜400円程度が相場です。月に数回程度の利用なら、車を所有するより経済的です
※上記はあくまで一般的な目安です。車種・年式・地域・依頼先によって金額は異なりますので、必ず見積もりを取って確認しましょう
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