せっかく買うなら、新車が欲しい。

でも、新車は高い。

「新車にするか、中古車にするか」は、車を買うときに、誰もが一度は迷うところですよね。

私も、新車と中古車を何台も買ってきて、そのたびに悩んできました(それはそれで楽しいんですけどね)。

✅ 結論からお伝えします

新車には、新車にしかない良さがあります。

借金をせず、予算の範囲で、長く乗るなら、新車は正解になりやすい選び方です。

ただ、リセールを当てにして乗り替えるための新車は、私はおすすめしていません。

著者:ピゴス - 元1級整備士×元ディーラー営業マン(整備12,000台/販売500台/年300件相談対応)

新車にしかない5つの良さ

新車にしかない5つの良さ:自分で選んだ1台がやってくる・最新の安全装備(過信は禁物)・静かで快適・前のオーナーがいない安心・値落ちが読みやすい(でも売る金額は当てにしない)

新車を選ぶ良さを、5つにまとめました。

  1. 自分で選んだ1台がやってくる
  2. 最新の安全装備
  3. 静かで快適
  4. 前のオーナーがいない安心
  5. 値落ちが読みやすい(でも、当てにしない)

① 自分で選んだ1台がやってくる

色やグレード、装備まで、自分で選んだ1台がやってくるのは、新車ならではの楽しさです。

車を売る仕事をしていたころ、納車の日のお客様は、車が好きな方もそうでない方も、みなさん嬉しそうな顔をされていました。

お客様からいただいた声を、いくつか紹介します。

  • たくさんの選択肢の中から、色々な車を見て、お気に入りを選ぶことができて、本当に良かったです
  • 自分だけの車が、カタログの中から飛び出してきてくれたような感覚で、今日のワクワク感は忘れません
  • 運転支援を使って、安心して遠出の旅行をするのが楽しみだったんです

私自身も、2020年に買ったお気に入りの1台がきっかけで、SNSを始めました。

そこで知り合った方々に影響を受けて、こうしてブログを書いています。

もちろん、中古車や譲ってもらった車でも、手に入れたときの喜びはあります。

それでも、新車ならではの高揚感は、また特別なものだと思います。

② 最新の安全装備

新車は、その時点で最新の安全装備を備えています。

たとえば、次のような装備です。

  • カメラやセンサーで、ぶつかりにくくする
  • 車のまわりを、映像で確かめられる
  • 運転中に体調が急に悪くなったとき、車を止めてくれる
  • エアバッグの数が増え、万が一のときのけがを小さくする

メーカーや車種、価格帯によって、付いている装備には差があります。

また、こうした機能も完ぺきではないので、過信は禁物です。

それでも、毎日運転する方や、運転に少し自信がない方には、心強い装備です。

③ 静かで快適

新しい車ほど、静かさや乗り心地、運転支援がよくなっていきます。

高速道路では運転支援で手足が疲れにくくなり、車内が静かになると、後ろの席の人との会話も楽しめます。

ピゴス
ピゴス

私は特に、自分の選んだ好きな車で、家族が気持ちよく寝てくれているのを見るのが、大好きです!

もちろん、こうした機能がなくても、十分に乗っていけます。

少し前の中古車でも、かなりの実力がありますからね。

④ 前のオーナーがいない安心

中古車は、前のオーナーがどう手入れしてきたかで、状態が大きく変わります。

車は年数とともに傷んでいきますが、壊れやすくなるいちばんの原因は、手入れ不足です。

新車なら、オイル交換などの手入れを、最初から自分で選んで続けられます。

メーカーの保証も、最初からまるごと使えます。

車に詳しくなくて、中古車の見極めに自信がない方にとって、新車は分かりやすい安心です。

新車は、買ったお店とも10年近い付き合いになるので、信頼できるお店を選ぶことも大切です。

⑤ 値落ちが読みやすい(でも、当てにしない)

新車は、どのくらい値落ちするかが、比較的読みやすいのも良さです。

人気の車種や色を選ぶと、思っていたより高く売れることもあります。

ただ、何年か先にいくらで売れるかは、だれにも分かりません。

ですので、売るときの金額は、予算に組み込まないのがおすすめです。

比べるときは、「いくらで売れるか」ではなく、「買ってから売るまでに、いくら値落ちするか」で見てみてはいかがでしょうか。

リセールの調べ方と、どこまで当てにしていいかは、こちらに書きました👇

リセールの良い車の調べ方。数年後の売値は読み切れない。リセールは、おまけくらいでちょうどいい
リセールの良い車の調べ方|プロでも読み切れないので、おまけくらいでちょうどいいリセールの良い車の調べ方を元ディーラー営業が解説。ただし数年先の相場はプロでも読み切れないので、おまけくらいがちょうどいいというのが本音です。目的別の学び方と、リセールが本当に効く場面をお伝えします。...

新車が正解になりやすい人

新車が正解になりやすい人:借金をせず現金で無理なく買える・10年以上長く乗る(新車から15年が目安)・最新の安全装備がほしい・人気車で中古車でも値段があまり下がらない。2〜3年で乗り替えるなら値落ちと費用をくり返し払うことに

新車が正解になりやすいのは、こんな方です。

  • 借金をせず、現金で無理なく買える
  • 10年以上、長く乗るつもり(新車から15年が目安)
  • 最新の安全装備がほしい、中古車の見極めに自信がない
  • 欲しい車が人気車で、中古車でも値段があまり下がらない

私は、新車を現金一括で買って、10年以上大切に乗り続けるのが、再現性が高く、コスパの良い買い方の1つだと考えています。

人気の車は、中古車でも値段があまり下がらないので、余計な装備を付けない新車と、見積もりを並べてみる価値があります。

予算オーバーの中古車を選ぶくらいなら、装備を絞ったシンプルな新車のほうが、結果的に正解なこともあります。

反対に、2〜3年で乗り替えるつもりなら、新車の良さを受け取りきる前に、値落ちと乗り替えの費用を、くり返し払うことになります。

新車で損しないために

新車で損しないために:ローンで背伸びしない・乗り替えをくり返さない・ディーラーオプションは迷ったら付けない・中古車の見積もりとも比べる

新車を選ぶなら、気をつけたいことは4つです。

  1. ローンで背伸びしない
  2. 乗り替えをくり返さない
  3. ディーラーオプションは迷ったら付けない
  4. 中古車の見積もりとも比べる

1つめは、ローンで背伸びしないことです。

ローンを組まないと買えない新車は、予算オーバーのサインだと、私は考えています。

ローンや残クレを、私が基本的に勧めていない理由は、こちらです👇

残クレやローンで車を買うのは、やめたほうがいい? 基本的に勧めない3つの理由
残クレやローンで車を買うのは、やめたほうがいい? 基本的に勧めない3つの理由お店で残クレやローンを勧められて迷っている方へ。営業時代は勧める側で、自分でも残クレと10年ローンを使った元ディーラー営業が、基本的に勧めない3つの理由と、勧められたときの返し方、いま払っている方ができることをお伝えします。...

2つめは、乗り替えをくり返さないことです。

乗り替えるたびに、値落ちと諸費用がかかります。

早く乗り替えたくなったときに考えたいことは、こちらにまとめています👇

車を早く乗り替えるのは損? それでも乗り替えたい方へ、先に予算と3つのコツ
車を早く乗り替えるのは損? それでも乗り替えたい方へ、先に予算と3つのコツ新しい車に乗りたい気持ちと、お金がもったいない気持ちで迷う方へ。お金だけなら1台を長く乗るのがいちばん。それでも乗り替えるなら先に予算を決めて、安く買う・無駄なく維持する・比べて売るの3つで損を小さくする考え方をお話しします。...

3つめは、ディーラーオプションを、迷ったら付けないことです。

ただ、あとから付けられないメーカーオプションは、話が別です。

その考え方は、こちらに書きました👇

デジタルインナーミラーを付ける?迷ったら選べるうちに。予算の範囲で、メーカーオプションは後付け不可
デジタルインナーミラーはいらない? メーカーオプションなら、私は「迷ったら付ける」をおすすめしますデジタルインナーミラーはいらない?4万円ほどのメーカーオプションで迷った方に「装着されるのが良いのでは」とお答えしました。目の疲れやちらつきは普通のミラーに切りかえればよく、付けないのも間違いではない理由と、その後もお伝えします。...

4つめは、中古車の見積もりとも比べることです。

同じ車の、年式の新しい中古車や認定中古車の見積もりを並べると、新車との本当の差が見えてきます。

中古車も、賢い選び方

ここまで新車の良さをお話ししてきましたが、中古車を選ぶことも、妥協ではなく、賢い選び方の1つです。

お金を優先するなら、程度の良い中古車を選んで長く乗るほうが、総額は小さくなることが多いです。

中古車のコスパを優先した選び方は、こちらです👇

コミコミ50万円の中古車カーライフ|コスパと3つの理由
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品質で80点を取りやすい認定中古車の話は、こちらです👇

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まとめ

今回は、新車を選ぶときに考えておきたいことをお話ししました。

  1. 新車には、新車にしかない5つの良さがある
  2. 借金をせず、予算の範囲で、長く乗るなら、新車は正解になりやすい
  3. リセールを当てにした乗り替えのための新車は、おすすめしない

新車にしても、中古車にしても、ご自身とご家族のカーライフが豊かになる選び方なら、それが正解だと思います。

損しないカーライフにまつわる記事は、こちらにまとめています。

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ピゴス
ギリギリ昭和生まれ、2児のパパとして奮闘中…空いた時間に車の情報発信や質問に答えている管理人のピゴスです! クルマ好き歴30年以上、気付けば1級自動車整備士(笑)元、国産自動車のディーラーの営業マンです。 過去に車を整備したり販売させていただいたりする中で、車を移動手段と考えている方にこそ、様々なお悩みがあることに気付きました。そう言った悩みのある方が、知らないがゆえに損してしまうことがないようにこのブログを立ち上げました。少しでもみなさまのお悩みに寄り添った内容を発信できればと考えております。 取り上げて欲しい題材、個別のお悩みなど、記事の下のコメント欄でいつでも承っております。ニックネームもメールアドレスも要りませんので、お気軽にどうぞ!