【ダイハツ】ワンダフルパスポートはいらない?延長保証プランは必要?値段と「中身と特典」を見る理由

ダイハツのお店で車を買うとき、見積書に「ワンダフルパスポート(ワンパス)」という行が並ぶことがあります。
ダイハツの点検パックで、新車のときだけでなく、車検や中古車を買うときにもオススメされることが多いものです。
🤔「これって、いらないのでは?」
😳「自分で必要なことだけやれば、十分?」
と、中には手が止まってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?
じつは、ワンダフルパスポートは、名前は全国で同じでも、値段も中身も、お店ごとに違います。
この記事では、ダイハツの公式サイトの決まりと、販売会社がホームページで公開している料金表を見比べて、選び方をまとめました。
営業の頃にも、見積書のパックや保証の行で手が止まる方を、たくさん見てきました。
ひとつずつ、いっしょに整理していきましょう。

ワンダフルパスポート(ダイハツの点検パック)の値段は販売会社ごとに違い、公式サイトに料金表はありません。
軽自動車の5年コースでも、安いお店と高いお店で2倍ほどの差がありました。
ただ、安いお店のコースには、6か月ごとの点検や消耗品の交換が入っていないこともあります。
良い悪いではなく、自分のニーズにあっているか?
また、値段だけでなく、何を替えてくれるかと、加入した人の特典まで見てくらべるのがオススメです。
同じお店で1回ずつ受けるより2割5分〜4割ほど安く、お店に任せたい人には損のない仕組みです。
延長保証プランは、料金を載せているお店の例で新車のとき7,920円、保証を5年までのばせます。
きっかけは、キャストに10年以上乗るつもりの方のご相談
以前、残価設定ローンで買ったダイハツのキャストを、買い取って乗り続ける方から、ご相談をいただきました。
登録から5年目の車で、これから10年〜15年、乗り切るおつもりでした。
お手元には、ワンダフルパスポートの継続がついた、車検の見積もりがありました。
これまでワンダフルパスポートに入っていて、続けるか迷いましたが、このままダイハツさんでお世話になろうと思っています。
新しいワンダフルパスポートの見積もりの、整備の部分は納得なのですが、下に並んだオプションは必要でしょうか?
車の知識は全然ないのですが、これからも乗り切ると思うと、しっかり整備もして大事に乗りたいと思っています。
私のお答えは、「お店に任せるなら、パックに入って損はない」でした。
ディーラーさんに苦手なことは頼る、と決めてお任せするなら、パックはとても使いやすい仕組みです。
パックに入っているお客さまとして扱ってもらえて、点検の案内もしっかり届くので、オイル交換を忘れるといったことも防ぎやすくなります。
車検時に、ダイハツのメンテナンスパックであるワンダフルパスポートは、継続することをオススメしました。
車検見積もりの下に並ぶオプションは、1つずつ
そのうえで、オプションのほうは、1つずつお答えしました。
- エンジンに入れる添加剤は、人でいう栄養ドリンクのようなもので、ディーラーできちんと整備を受けていれば、基本的には入れなくても大丈夫です
- エアコンフィルターは1万kmに1度くらいの交換がオススメで、プレミアムでない普通のものはないか、聞いてみるのも1つの手です
- 撥水の洗車は、洗車に特別なこだわりがなければ、なくても大丈夫です
ご相談者さまからは、「ディーラーさんに『必要なもの』だけを頼もうと思います」とお返事をいただきました。
パックで任せる部分と、自分で選ぶ部分を分けて考えると、迷いが少なくなります。
ワンダフルパスポートは、どんなパック?
ワンダフルパスポートは、定期点検とエンジンオイルなどの消耗品の交換を、まとめて前払いにしたダイハツの点検パックです。
コースの名前と組み方は、ダイハツの公式サイトに載っています。
- 60・54:新車のときに入る5年のコース(54は2回目の車検なし)
- 36・30:新車のときに入る、初回の車検までのコース(30は車検なし)
- 24F・24A:車検の前後に入る、車検をはさむ2年のコース(ご相談の車検の見積もりに入っていたのも、このコース)
- U-CAR:中古車を買ったときに入る、次の車検までのコース
- ファミリー:ダイハツ以外の車のためのコース
新車のコースは1か月点検までに、中古車のコースは買ってから1回目の点検までに申し込む決まりです。
※ダイハツ公式サイト「メンテナンスパック」・販売会社のホームページより(2026年10月に確認)/扱っていないコースがある販売会社もあります
点検のときに交換するものの例も、公式に載っています。
- 12か月点検:エンジンオイル、オイルフィルター、ワイパーゴムの交換と、タイヤのローテーション
- 車検:上の4つに加えて、クーラントとブレーキオイルの交換
- 6か月点検:エンジンオイルの交換
ただ、公式サイトには「メンテナンス項目・料金の設定は販売会社により異なります」と書かれています。
ここが、ワンダフルパスポートを選ぶときに大事なポイントの1つです。
値段は販売会社ごと:軽の5年コースで2倍ほどの差
ワンダフルパスポートの料金表は、ダイハツの公式サイトにはありません。
そこで、料金表をホームページで公開している販売会社のページを見比べてみました。
軽自動車の5年コース(60)は、安いお店で116,300円、高いお店で202,290円でした。
多くのお店は、13万〜16万円台です。
※料金表を公開しているダイハツの販売会社のホームページより(税込・税込の表示がないお店を含む・2026年10月に確認)
安いお店は、中身が少ないこともある
ただし、値段の安い・高いだけで、お得かどうかは決められません。
同じ5年コースでも、中身がお店ごとに違っていたからです。
- 6か月ごとの点検が入っていないコース(東北のある販売会社)
- 点検だけで、消耗品の交換が入っていないコース(甲信越のある販売会社)
- バッテリーの交換が1回付いたコース(北陸のある販売会社)
- 延長保証プランが付いたコース(中国地方と四国のある販売会社)
※各販売会社のホームページの料金表より(2026年10月に確認)
公式サイトにも、「販売会社によって安心6カ月点検を含まないコース設定もございます」とあります。
同じ名前でも、交換する消耗品と特典はお店ごとに違う
ワンダフルパスポートの、基本の6か月ごとの点検や車検は、どのお店でもだいたい同じです。
違うのは、点検のときに交換してくれる消耗品と、パックに入っている人だけが受けられる特典です。
公式サイトには、加入した人向けの「会員特典」があると書かれていますが、中身は書かれていません。
販売会社の料金表を見ると、特典はまさにお店ごとにばらばらでした。
- ウインドウォッシャー液の補充が無料・オイル交換が2割引き(東北のある販売会社)
- エンジンオイルの交換が半額・ホイール付きタイヤの交換が半額・タイヤの預かりも割引(近畿のある販売会社)
- フロントガラスの撥水コートが会員価格で半額・キーの電池交換が無料(九州のある販売会社)
- パックに入っていない部品や用品が5〜10%引き(多くの販売会社)
※各販売会社のホームページより(2026年10月に確認)
ワンダフルパスポートは、基本の点検は同じでも、交換してくれる消耗品や、加入した人の特典がお店ごとに色々です
例えば、ウォッシャー液の補充が無料だったり、夏冬のタイヤ交換が特別料金だったりします
見積書をもらったら、値段といっしょに、中身と特典も聞いてみると、くらべやすくなりますよ🐧
同じお店で1回ずつ受けるより、割安?
では、ワンダフルパスポートは割高なのでしょうか。
料金表の中には、同じお店で点検や車検を1回ずつ受けた場合の合計を、並べて載せているお店もありました。
| 地域 | 1回ずつ | パック |
|---|---|---|
| 関東A | 339,328 | 195,800 |
| 関東B | 235,081 | 139,810 |
| 近畿A | 247,313 | 160,770 |
| 近畿B | 213,800 | 151,400 |
| 東海 | 271,260 | 202,290 |
※各販売会社のホームページの料金表より(5年コース・単位は円・税込・2026年10月に確認)/「1回ずつ」は、各社が「当社で個別にサービスを受けた場合の費用」としている通常価格・関東Bと近畿Aは軽と小型を分けていない乗用車の区分
どのお店も、パックのほうが2割5分〜4割ほど安く設定されていました。
お店にとって、点検や車検そのものは、それほど大きな利益にはなりません。
それでも、パックで長くお付き合いしてもらえると、故障の修理や買い替えのときに、またそのお店を選んでもらえます。
だから、パックは割安に作られているんです。
割高になるのは、点検に行けなかった回があるとき
ワンダフルパスポートで損をしやすいのは、点検に行けなかった回があるときです。
点検の月を過ぎても、会員証の有効期間のうちなら、同じ点検を受けられます。
ただ、有効期間が過ぎてしまうと、受けなかった点検のぶんは返金できない、と書いているお店もあります。
※ダイハツ公式サイト「メンテナンスパック」・販売会社のホームページより(2026年10月に確認)
お店に任せたい人には、メリットがある
どんな人に向いているかは、ほかのメーカーの点検パックと同じです。
点検の時期を自分で管理するのが苦手で、お店に任せたい人には、メリットがあります。
以前、ダイハツの軽に9万km乗ってこられた方から、ご相談をいただきました。
買ったときからパックに入って、半年に1度ディーラーで点検を受けてきた方です。
「安全第一で、あと7年くらいは乗りたい」というおつもりでした。
「言われるままに部品を替えてきたけれど、それでよかったのか」というご相談でした。
苦手なことは人に任せて、点検の時期に頭を使わずにすむと考えれば、パックに入るのは、最安値ではないにしろ悪くない考え方です、とお答えしました。
ご相談者さまからは、「7年といわず、もっと乗ろう!と決意しました」とお返事をいただきました。
点検パックの値段をどう考えるかは、こちらでもお話ししています👇
延長保証プランは、新車のとき7,920円
ダイハツには、メーカーの保証が終わったあとも、故障の修理を保証する「ダイハツ延長保証プラン」があります。
入れるのは、ダイハツの車だけです。
| コース | 入る時期 | 保証の期間 |
|---|---|---|
| 新車 | 新車の 納車まで | 5年 (10万km)まで |
| 初回車検 | 初回の 車検 | そこから2年 (10万km)まで |
| 2回目車検 | 2回目の 車検 | 7年まで (距離は無制限) |
※ダイハツ公式サイト「延長保証プラン」より(乗用車・コースのページは2019年3月現在の掲載・2026年10月に確認)
2回目の車検のコースでは、エンジンやトランスミッションといった大事な部品も、保証の対象になります。
保証料は公式サイトに載っていませんが、料金表に載せている販売会社では、新車のコースが軽でも普通車でも7,920円でした。
車検のときに入るコースは、初回で8,300〜8,700円ほど、2回目で1万5,000〜2万円ほどでした。
※料金を載せているダイハツの販売会社の表より(乗用車・税込・2026年10月に確認)
公式サイトには修理代の例として、エアコンで8万〜15万円ほど、ナビゲーションで5万〜8万円ほどと書かれています。
※ダイハツ公式サイト「延長保証プラン」の修理代の例より(2026年10月に確認)
考え方は、ほかのメーカーの延長保証と同じ
延長保証も、考え方はほかのメーカーのものと同じです
値段と中身をくらべて、安心を買うという意味で納得できるなら、入るのはありだと思います🐧
一方で、軽自動車は部品代も工賃も比較的安いので、保証料のぶんを修理用に貯金しておく、という考え方もあります。
壊れる確率と、壊れたときにかかる金額をかけ合わせて、決めてみてはいかがでしょうか。
延長保証やパックを判断する考え方は、こちらにまとめています👇
パックとセットで入れるお店もある
お店によっては、ワンダフルパスポートの5年コースに、延長保証プランを付けたセットもあります。
見積書に延長保証の行があったら、パックとは別の料金か、セットかを確かめておくと安心です。
中古車は「まごころ保証」と、有料の延長
ダイハツの認定中古車には、無料の保証が付いています。
登録から3年以上たった車には、新車の保証に準じた「まごころ保証」が1年付き、走る距離の制限はありません。
登録から3年たっていない車は、新車のときのメーカー保証を引き継ぎます。
有料でのばすなら、1年か2年のばせる「まごころ保証プラス」と、登録から3年たっていない車を5年(10万km)までのばせる「まごころ保証プラスα」があります。
まごころ保証プラスを申し込めるのは、納車の前までです。
※ダイハツ公式の中古車サイトより(2026年10月に確認)/保証の期間や内容は、車によって違うことがあります
中古のミライースを探していた方には、こうお答えしました。
ダイハツで買うなら、「まごころ保証」という名前が付いていれば、認定中古車です。
ただ、同じお店の中古車でも、アウトレット車として保証が短い車もあるので、そこは気をつけたいところです。
中古車を買ったあとの点検には、中古車向けの「ワンダフルパスポートU-CAR」もあります。
中古車をどこで買うかと、保証の考え方は、こちらでもお話ししています👇
ダイハツ以外の車も入れる「ファミリーワンダフルパスポート」
ダイハツには、ダイハツ以外の車のための点検パックもあります。
公式サイトでは、ご家族の車や、友人・知人の車も例に挙げられています。
たとえば、関東のある販売会社では、国産の乗用車で2,000ccまでの車が対象でした。
ただ、扱っていない販売会社もあるので、通っているお店で確かめてみてはいかがでしょうか。
※ダイハツ公式サイト「メンテナンスパック」・販売会社のホームページより(2026年10月に確認)
ほかのお店で買ったダイハツの車でも、車検のときなどから入れるコースを用意しているお店があります。
以前、ほかのメーカーのお店でダイハツのムーヴを買った方には、点検は「餅は餅屋」で、ダイハツのお店で受けるのも魅力です、とお答えしました。
途中でやめるとき・引っ越すとき・値上げのとき
ワンダフルパスポートは前払いなので、入る前に、やめるときの決まりを知っておくと安心です。
- 途中でやめられるのは、車を手放したときと、引っ越しなどでお店に通えなくなったときです(原則なので、解約が必要な時は相談してみてください)
- 戻るお金は、受けていない点検のぶんから、手数料を引いた額です
- 手数料の額は公式サイトに無いので、入る前にお店で聞いておくと安心です
- 引っ越しのときは、引っ越し先のダイハツのお店で続けて使える制度があります(使えない場合もあります)
※ダイハツ公式サイト「メンテナンスパック」のよくある質問より(2026年10月に確認)
値上げのときには、前払いのよさもあります。
料金を見直したお店の中には、すでに入っている人の受けていないぶんは、もとの料金のまま、と書いているところもありました。
※ダイハツの販売会社のホームページのお知らせより(2026年10月に確認)
保証が残っているうちに故障したときの動き方は、こちらでお話ししています👇
入る前に、ダイハツのお店で聞いておきたい3つ
最後に、ワンダフルパスポートを決める前に、お店で聞いておきたいことを3つにまとめます。

① このコースで、何を交換してくれますか?
6か月ごとの点検が入っているか、オイルのほかに何を替えてくれるかで、同じ値段でも中身が変わります。
6か月ごとの点検が入っていなくても、点検時にオイル交換などがあればOKです。
② 加入した人には、どんな特典がありますか?
オイル交換やタイヤ交換の割引、洗車など、特典はお店ごとに違います。
夏と冬でタイヤを履き替える方は、とくに聞いておく値打ちがあります。
③ 途中でやめるとき、手数料はいくらですか?
手放す予定や、引っ越しの予定がある方は、やめるときの決まりも聞いておくと安心です。
ディーラーで車検を受けるかどうかの考え方は、こちらでお話ししています👇
まとめ:値段と「中身と特典」、そして「長く付き合えるお店か」
- 値段は販売会社ごと:公式に料金表はなく、軽の5年コースでも2倍ほどの差がありました
- 中身と特典もお店ごと:交換する消耗品や、オイル交換・タイヤ交換の割引などの特典が違います
- 1回ずつより割安:同じお店で1回ずつ受けるより2割5分〜4割ほど安く、お店に任せたい人にはメリットがあります
- 延長保証プラン:料金を載せているお店の例で新車のとき7,920円・5年まで、2回目の車検のコースなら7年までのばせます
- 中古車:認定中古車は「まごころ保証」が1年、有料でのばせるのは納車の前までです
ワンダフルパスポートは、入るか入らないかより、どのお店で、どんな中身のパックに入るかで、値打ちが変わる商品です。
長く大切に乗るつもりなら、点検の記録がひとつのお店にまとまっていることが、いちばんの安心になります。
迷ったときは、見積書を持って、「何を替えてくれますか?」「特典はありますか?」と聞くところから始めてみてはいかがでしょうか。
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トヨタ、日産、スズキ、ホンダの点検パックと延長保証も、同じように公式の情報で確かめています👇
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