未使用車(ナンバーの登録だけを済ませた、新車に近い車)の見積もりに「乗り出しパック」という欄があって、その中に、こんな行が並んでいる。

🧾 サイドバイザー 0円

🧾 簡易コーティング 0円

🧾 板金チケット 0円

🧾 次回車検の検査費用 0円

パックの値段は、別の行にまとめて書いてある。

0円の行が無料なのか、パックの値段に入っているのか、そもそもどれが自分に要るのかも、見積もりを眺めているだけでは分からない。

今回のご相談者さまも、見積もりを前に「0円がならび、判別できませんでした」と書いていらっしゃいました。

分からないままハンコを押すのは不安ですし、かといって、1行ずつお店の方に聞くのも気が引ける、という方も多いと思います。

✅ 結論からお伝えします

乗り出しパックの中の0円の行は、無料ではなく、パックの値段にまとめて入っています。

1行ずつ「要るか」「いま払うか」「どこで頼むか」を聞いていくと、ほとんどの行は、あとからでも自分で手配できるものだと分かります。

そのうえで、要るものだけをふつうに頼んだときの値段でざっくり足して、パックの値段と比べてみてはいかがでしょうか。

パックのほうが安く、そのお店にこの先も車を見てもらうなら、パックのままでも損ではありません。

外して頼むのも、パックのまま買うのも、どちらも正解です。

著者:ピゴス - 元1級整備士×元ディーラー営業マン(整備12,000台/販売500台/年300件相談対応)

まずは、いただいたご相談です

軽自動車で、スライドドアの付いた未使用車を探しています。

未使用車の専門店で、「おまとめパック」のプランの見積もりをもらいました。

夫からは、時間と手間を考えると、パックで買ったほうがいいのでは、という意見がありました。

ただ、見積もりは、おまとめパック価格の中に0円が並び、何が何なのか判別できませんでした。

ドライブレコーダー、ETC、カーナビ、バックカメラは、いまの車に付いていないので、必要経費と考えています。

見積もりの車は、日産のルークスでした。

見積書では、このパックは「乗り出しパック」という名前になっていて、中にはこの5つが入っていました。

  • サイドバイザー
  • 簡易コーティング
  • 家族特典(車検・オイル)
  • 板金チケット(1万円分)
  • 次回車検の検査費用

このほかに、付属品として、ディスプレイオーディオとフロアマットが入っていました。

電装品(ドライブレコーダーやカーナビのような、電気で動く装備)を「必要経費」と、ご自身で先に決めていらっしゃったので、話が簡単になります。

電装品の行は、要るかどうかではなく、どこで付けるかだけを考えればよくなるからです。

ピゴス
ピゴス

0円がずらっと並んでいると、全部おまけで付いてくるような気がしてしまいますよね。

でも中身をよく見ると、あとからでも頼めるものがほとんどなんです🐧

パックで買うかどうか、どこで買うか、新車より高くならないか、という全体のお話は、同じご相談をもとにした記事にまとめています。

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ここからは、見積書の行を1行ずつ読んでいきます。

0円の行は、なぜ0円なのか

パックの中の0円は、無料という意味ではありません。

パックにまとめた中身は、1行ずつの値段を書かずに0円と並べて、パックの値段だけを別の行に書く、という見積書の作り方があるんです。

つまり、0円の行の値段は、パックの値段の中に入っています。

パックの中には、外せない行が混ざっていることもあります

見積もりの行は、大きく2つに分けられます。

払わないと車が買えないお金と、付けるかどうかを選べるお金です。

払わないと買えないのは、車の値段と、税金・保険料・登録の手続き代などの諸費用です。

登録の手続きの代行費用は、お店が責任を持って登録するための費用なので、基本的には外せない行です。

車庫証明(車の保管場所を証明する書類)のように、自分で手続きをすれば減らせる費用もあります。

選べるのは、パックやオプションです。

ただ、パックの中に、手続きの代行費用や自賠責保険料の残りのぶんのような、外せない行が入っていることもあります。

パックを外してもらうときは、外せない行を先に横に置いておくと、話が早く進みます。

車を買うときにかかるお金の全体像は、こちらにまとめています。

【購入までの流れ】最初に知っておくべき車の購入にかかる3つの費用を分かりやすく解説車の購入にかかるお金は「車両本体・諸費用・オプション」の3つ。初めてでも損しないよう、新車と中古車の違いも交え、元ディーラー営業×元1級整備士がやさしく整理します。...

「納車点検費用」「クリーニング費用」は、払わなくていい行です

車の広告の表示ルールを決めている業界の団体(自動車公正取引協議会)が、軽の未使用車の「乗り出しパック」の例を紹介しています。

その例のパックには、フロアマットやドアバイザー、手続きの代行費用などと一緒に、「納車点検費用」と「クリーニング費用」が入っていました。

納車点検費用とクリーニング費用について、協議会は、納車の前の点検やクリーニングはお店が当然行う作業なので、その費用を払う必要はない、と書いています。

※自動車公正取引協議会の消費者向けの資料(2016年11月・軽自動車の届出済未使用車の販売について)より(2026年9月に確認)。

2023年10月からの、中古車の値段の表示のルールでも、洗車やクリーニングのように、お店が車を売る準備にかかる費用は、車の値段に含めるもので、別に請求できないことになっています。

※自動車公正取引協議会「中古車の販売価格の表示が『支払総額』に変わります」のQ&Aより(2026年10月に確認)。

ご相談の見積書に、納車点検費用やクリーニング費用の行があったかどうかまでは分かりません。

もし見積もりにあったら、外してもらえるかどうか、お店の方に聞いてみてはいかがでしょうか。

残った行に、3つのことを聞いていきます

外せない行を横に置いたら、残りは選べる行です。

選べる行には、1行ずつ、3つのことを聞いていきます。

  • ①自分に、要るか
  • ②いま、払う必要があるか
  • ③このお店で頼むのが、いいか

②で覚えておきたいのは、未使用車の見積もりに並ぶオプションは、あとからでも付けられるものがほとんどだということです。

工場で付けるオプションは、未使用車ではもう決まっているので、見積もりに並ぶのは、お店で付けるものが中心になるからです。

あとからでも付けられるものは、いま決めなくても困りません。

見積もりの中身を、1行ずつ見ていきます

ご相談の見積書に入っていた行を、パックの中身から順に見ていきます。

サイドバイザー(ドアバイザー)

窓の上に付ける、雨よけのプラスチックの板です。

ドアバイザーは、私がこれまで何度も聞かれてきたオプションです。

私の答えは、ずっと「雨の日に窓を開けて換気しないなら、必要ありません」です。

窓を少し開けたときに、雨が入りにくくなるのが、ドアバイザーの役目です。

車の中でタバコを吸う方や、暑い日の駐車中に窓を少し開けておく方には、大事なオプションです。

ただ、みんな付けているから、と何となく付けている方も多いんです。

よくよく考えてみたら、雨の日に窓を開けたことがほとんど無かった、という方も少なくありません。

あくまで私の感覚ですが、ドアバイザーは、日本の車ならではの文化なのかな、と思っています。

値段は、2万円ほどが目安です。

付けないと、洗車がしやすくなりますし、高速道路での風切り音も減ります。

車の中の換気は、窓を開けなくても、エアコンの外気導入でできます。

フィルターを通った外の空気が入ってくるので、むしろ清潔です。

そして、ドアバイザーは、必要になってから、あとで付けることもできます。

迷ったら、いまは外しておいて、雨の日に困ったら付ける、という順番でも遅くありません。

もちろん、付けたい理由があるなら、付けることを否定するつもりはまったくありません。

反対に、すでに付いている車なら、わざわざ外すほどのものでもありません。

あとから純正のドアバイザーを付けるときに、ディーラーで頼むか、ネットで買うかの考え方は、こちらでお話ししています👇

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簡易コーティング

納車のときに、ボディに塗ってくれるコーティングです。

手でさっと塗るような簡易的なものなら、なくても困りません。

コーティングは、車に「足す」サービスで、やらなくても車の価値も走る性能も下がらないからです。

洗車が好きで、ピカピカを保ちたい方なら、コーティングには価値があります。

その場合でも、パックで付ける必要はなく、あとから専門店で頼めます。

専門店の手軽なコーティングでも、1年ほどもつもので、2万円ほどからあります。

※KeePer公式の料金表では、1年もつ「クリスタルキーパー」が、いちばん小さいサイズで19,690円です(車の大きさで変わります・2026年9月に確認)。

パックに残す場合は、「何年もつものですか」と聞いてみてはいかがでしょうか。

コーティングを付けるかどうかの考え方は、こちらにまとめています。

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板金チケット(1万円分)

ぶつけたり、こすったりしたときの修理に使える、1万円分のチケットです。

傷を付けなければ、使う場面はありません。

使ったときにだけ価値が出る、修理代の前払いということです。

起きるかどうか分からない修理のために、1万円を先に払っておく理由は、あまりありません。

修理が必要になったときに、そのつど払えば十分です。

ただ、そのお店で車を直してもらうつもりがあって、よくこすってしまう方なら、残しておく選び方もあります。

家族特典(車検・オイル)

ご相談の見積書には、「家族特典(車検・オイル)」という行もありました。

中身が分からない行は、まず中身を聞いてみてはいかがでしょうか。

聞いておきたいのは、この4つです。

  • 何が、何回使えるのか
  • いつまで使えるのか
  • 家族の、どの車に使えるのか
  • 使わなくなったら、返ってくるのか

中身が分かれば、ほかの行と同じように、3つのことを聞いて決められます。

次回車検の検査費用(前払い)

次の車検のときにかかるお金のうち、検査の費用だけを、いま先に払っておく行です。

車検には、検査の費用のほかに、重量税や自賠責保険料などの法定費用と、部品や工賃がかかります。

次の車検のときには、そのぶんを、あらためて払うことになります。

ですので、考えることは1つです。

「次の車検を、このお店で受けるか」です。

受けるつもりなら、ふつうに払うよりいくら安くなっているかを聞いてみて、安くなっていれば、残しておいてもいいと思います。

ほかのお店で受けるつもりなら、前払いは要りません。

なお、未使用車は、お店が登録した日から車検の期間が始まっているので、次の車検は、買った日から数えると3年より早く来ます。

※ダイハツ公式の中古車サイト「U-CATCH」のQ&A「登録(届出)済未使用車とはなんですか?」より(2026年9月に確認)。

もう1つ聞いておきたいのが、「使わなくなったら、返ってきますか」です。

引っ越しや、事故での乗り替えで、そのお店で車検を受けられなくなることもあるからです。

前払いしたメンテナンスの費用は、途中でやめたときの払い戻しの決まりがあるのが一般的ですが、決まりが無いと返ってこないこともある、と協議会も書いています。

※自動車公正取引協議会の消費者向けの資料(2012年4月・メンテナンスパックと次回車検時の法定費用の前払いについて)より(2026年9月に確認)。

そして、前払いを外したからといって、車検の費用が無くなるわけではありません。

外すなら、次の車検をどこで受けて、いくらかかるかも、あわせて考えておくと安心です。

ディスプレイオーディオ(電装品)

ご相談者さまは、ドライブレコーダー、ETC、カーナビ、バックカメラを、もう「必要経費」と決めていらっしゃいました。

電装品の行で考えるのは、要るかどうかではなく、どこで付けるかだけです。

見積書に入っていたのは、カロッツェリア(パイオニア)のディスプレイオーディオでした。

ディスプレイオーディオは、カーナビの機能を持たない代わりに、スマホをつなぐと、地図アプリを車の画面に映して使えるものが多い機械です。

バックカメラの映像を映す画面にもなります。

ご相談者さまは「カーナビ」を挙げていらっしゃったので、ここは確かめておきたいところです。

道案内はスマホの地図で十分、という方なら、ディスプレイオーディオで足ります。

私も、前に乗っていたタントで、同じカロッツェリアのディスプレイオーディオを使っていました。

ただ、そのタントは、妻の希望で、あとからカーナビに入れ替えています。

どちらが合うかは使う方しだいなので、付ける前に、ご家族でどちらにするかを決めておくと安心です。

私のおすすめは、車を買ったお店に、電装品もまとめてお願いすることです。

取り付けた機械の調子が悪くなったときに、相談する窓口が1つで済むからです。

車を買ったお店、機械を買ったお店、取り付けたお店がばらばらだと、電気まわりの不具合のときに、どこに相談すればいいかが分かりにくくなります。

通販で本体を買って、取り付けだけ別のお店に頼む場合と比べても、差額は1〜2万円くらいのことが多いです。

その差で窓口が1つになるなら、私はまとめるほうを選びます。

ただ、金額が大きく違うなら、カー用品店で付けるのも十分ありです。

比べるときは、本体の値段と取り付けの工賃を分けて見積もってもらうと、どこで差が出ているのかが分かります。

ETCなら、ここに「セットアップ費用」が加わって、3つに分かれます。

カー用品店でETCを付けるときの見方は、「ETCの後付けはどこに頼む? カー用品店で十分です。見るのは費用の3つだけ」に書きました。

電装品をどこで付けるかは、こちらで詳しくお話ししています。

ドラレコとバックカメラ、どっち?私なら先にバックカメラを選びます。映す画面があるなら。後付けは急がなくてOK
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フロアマット

フロアマットは、要るものです。

純正のもので、1万5,000円ほどが目安です。

社外品(純正ではないもの)のマットでも、満足度は大きく変わらないので、ネットで自分で買うのも1つの手です。

手間をかけたくなければ、見積もりのまま付けてもらうのが手っ取り早いです。

要るものだけ足して、パックの値段と比べる

1行ずつ聞き終わったら、残った「要るもの」だけを、ふつうに頼んだときの値段で、ざっくり足してみます。

その合計と、パックの値段を並べてみるんです。

分解してみたら、パックのほうが得だったこともあります

以前、別の方から、未使用車に付ける10万円ほどのプランについて、ご相談をいただいたことがあります。

中身は、次の車検1回分の整備、オイル交換10回分、コーティング1回、フロアマットとドアバイザーの取り付けでした。

1つずつ、ふつうに頼んだときの値段を当ててみると、こうなりました。

  • 車検の整備=ディーラーで同じような作業をすると、税金を除いて6〜7万円ほど
  • オイル交換(10回分)=1回5,000円前後
  • コーティング=専門店で1回2万円ほど
  • フロアマット=純正で1万5,000円ほど
  • ドアバイザー=2万円ほど

足すと17万円前後になり、10万円ほどのプランのほうが、ずっと安くなります。

そのときの私の答えは、「セット内容を考えれば、損ではない」でした。

パックだから損をする、とは限らないんです。

ただ、オイル交換10回分のように、使いきるまでに何年もかかるものは、使いきれるかどうかも考えておきたいところです。

そのうえで、車にあまり詳しくない私の家族に勧めるなら、ドアバイザーは付けませんし、コーティングも、洗車が好きでなければ勧めません。

安いかどうかと、自分に要るかどうかは、別のことだからです。

個別の値段は、ふつうの目安で当てます

比べるときに1つ気をつけたいのが、個別の値段を、どこから持ってくるかです。

お店によっては、「個別に買うとこの値段、パックならこの値段」という一覧表を見せてくれることがあります。

協議会が紹介している例では、その一覧表で、ドアバイザーが4万円になっていました。

ふつうの目安の2万円ほどと比べると、倍の値段です。

協議会は、実際に売ったことのない値段と比べて、パックのほうがお得とは言えない、と書いています。

※自動車公正取引協議会の消費者向けの資料(2016年11月・軽自動車の届出済未使用車の販売について)より(2026年9月に確認)。

個別の値段は、お店の一覧表ではなく、ふつうの目安で当てるのがおすすめです。

細かく計算しすぎなくて大丈夫です

とはいえ、1円単位まで計算する必要はありません。

一つひとつの損得を細かく計算しはじめると、かえって迷子になってしまいます。

見るのは、支払いのトータルと、そのお店とこの先も付き合うかどうか、の2つで十分です。

パックには、車を買うときだからこそ、良い条件が付いていることもあります。

あとから単体で申し込むと、同じ条件では頼めないことが多いんです。

ディーラーの点検パックを、実際の料金表で比べた例は、こちらに書いています。

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外して頼むときの聞き方

外したい行が決まったら、お店の方に、こう聞いてみてはいかがでしょうか。

「この行は、いま必要ですか」

「この行は、外せますか」

外せると言われたら、外してもらえば大丈夫です。

外せないと言われたら、基本の料金の一部だと思って、目をつぶるのも1つです。

2023年10月からは、中古車の値段を、税金や保険料、登録の手続きの費用まで含めた「支払総額」で表示するルールになり、パックのようなオプションは、お客様が付けるかどうかを選ぶもの、とされています。

※自動車公正取引協議会「中古車の価格は、10月1日から『支払総額』に変わります」(2023年7月)、同「中古車の販売価格の表示が『支払総額』に変わります」(2023年4月)のQ&Aより(2026年9月に確認)。

未使用車も、ルールの上では中古車です。

くわしい決まりは、はじめにご紹介した、同じご相談の記事に書いています。

整備の見積もりでも、同じ聞き方がそのまま使えます。

輸入車の車検の記事ですが、見積もりは削るより仕分ける、という考え方は、どの車でも同じです。

MINIの車検は車検代だけでなく、この先の維持費と乗る満足で判断。見積もりは急がない項目を相談して仕分ける
MINIの車検が高い|輸入車の維持費は安くできる?5年目に決めておきたい2つのこと5年目のMINIの車検が高い、どこか安く済ませられないかという方へ。輸入車の維持費を大きく下げる方法があまりない理由と、7年から9年で来る出費を先に見て、予算を確保して楽しむか、値段が残るうちに手放すかを決める考え方をまとめます。...

私が、このお店で買うなら

ここまでをふまえて、もし私が、ご相談のお店でこの見積もりの車を買うなら、こうします。

  • 車と、フロアマットを買う
  • ドアバイザー、簡易コーティング、板金チケットは外してもらう
  • 家族特典は、中身を聞いてから決める
  • 次回車検の検査費用も外してもらう(車検は、整備をまとめるお店で受けるので)
  • 電装品は、差額を聞いて1〜2万円ほどなら、そのお店でまとめて付けてもらう

納車のあとは、1ヶ月点検を受けたら、ルークスなら日産のディーラーに整備をまとめます。

保証での修理やリコールも、同じ窓口で済むからです。

あくまで私の感覚ですが、新しい車なので、次の車検までは、オイル交換を中心に見てもらえば十分なことが多いと思います。

ご相談者さまには、いまの車の点検をお願いしているお店もありました。

いまの点検先に、新しい車も続けてお願いするのも、もちろんありです。

大事なのは、整備をどこか1か所に決めておくことです。

整備をまとめておくと何がいいのかは、こちらにまとめています。

【ディーラーは正解⁉︎】車に詳しくない人にもオススメ!私の実践メンテナンス、4つの特徴車に詳しくなくても大丈夫。元1級整備士×元ディーラー営業が実践する、損しないメンテナンスの4つのコツを紹介。価格より価値で選び、車屋さんを味方につける考え方が身につきます。...

もちろん、買うお店にこの先も車を見てもらうつもりなら、パックのまま買うのも正解です。

手配の手間を、まとめてお店に任せられるからです。

時間を節約するか、お金を節約するか、どちらを選んでも、ご家族の買い方として間違いではありません。

ピゴス
ピゴス

見積もりの行を1つずつ聞くのは、失礼でも何でもありません。

お店のほうも、決まった形の見積もりをパッと出しただけで、まだ消していないだけ、ということもよくあるんです🐧

まとめ|0円の行は、3つ聞けば読めます

  • パックの中の0円の行は、無料ではなく、パックの値段にまとめて入っています
  • まず、外せない行(車の値段と諸費用)を横に置きます
  • 「納車点検費用」「クリーニング費用」は、払わなくていい行です
  • 残った行には、「要るか」「いま払うか」「どこで頼むか」を聞きます
  • ドアバイザーは雨の日に窓を開けないなら、簡易コーティングは洗車が好きでないなら、なくても困りません(あとからでも付けられます)
  • 板金チケットと車検の前払いは、そのお店で使いきるかで決めます
  • 電装品は、差額しだいで、買ったお店にまとめて付けてもらいます
  • 要るものだけを、ふつうの目安の値段で足して、パックと比べます(細かく計算しすぎない)
  • パックのほうが安く、この先もそのお店に見てもらうなら、パックのままでも損ではありません

0円の行は、並んでいるのを眺めているだけでは読めません。

1行ずつ聞いていけば、どれが要るもので、どれがあとからでも頼めるものかが見えてきます。

納得して、ハンコを押せますように。

ご相談者さまの、その後

見積書の添削をお返ししたあと、ご相談者さまから、こんなお返事をいただきました。

見積書の見方、大変参考になりました。

備品や点検などをそれぞれ自分で手配できれば、パックはなくても問題ないということが分かりました(外すことができるかは相談が必要ですが)。

今の車の点検をお願いしているところがありますので、その他含めて自分でできるところがないか検討してみます。

「自分で手配できれば、パックはなくても問題ない」という一言は、1行ずつ見た方がたどり着く答えそのものだと思います。

そして、カッコの中の「外すことができるかは相談が必要ですが」は、いまなら、もう少し気楽に聞けます。

ご相談をいただいたのは2023年1月で、パックを選べるというルールができる前のことでした。

いまの車の点検をお願いしているお店がある、というのも大事なところです。

整備をそのお店にまとめるなら、次回車検の前払いは要らないかもしれません。

この方は、見積書を見せて、1行ずつ読めるようになりました。

車のことに詳しくないなら、一度、詳しい人に見てもらうだけで、見積書はぐっと読みやすくなります。

身近に聞ける人がいないときは、このページ下のコメント欄に、分からない行を書いていただければ、私が読んでお返事します。

お店の名前や担当の方のお名前は、伏せていただけると助かります。

お店で働く方への配慮として、お願いしています。

この記事で解決しなかったことがあれば、このページ下の「コメント欄」からお気軽にどうぞ。

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車が変わるときは、任意の自動車保険も、新しい車に入れ替える手続きが要ります。

そのついでに、保険料も見直してみてはいかがでしょうか。

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それでは、損しないカーライフをお過ごしください🐧

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ピゴス
ギリギリ昭和生まれ、2児のパパとして奮闘中…空いた時間に車の情報発信や質問に答えている管理人のピゴスです! クルマ好き歴30年以上、気付けば1級自動車整備士(笑)元、国産自動車のディーラーの営業マンです。 過去に車を整備したり販売させていただいたりする中で、車を移動手段と考えている方にこそ、様々なお悩みがあることに気付きました。そう言った悩みのある方が、知らないがゆえに損してしまうことがないようにこのブログを立ち上げました。少しでもみなさまのお悩みに寄り添った内容を発信できればと考えております。 取り上げて欲しい題材、個別のお悩みなど、記事の下のコメント欄でいつでも承っております。ニックネームもメールアドレスも要りませんので、お気軽にどうぞ!